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2011/10/31

BBQ@久宝寺緑地

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高々と燃え盛る炎
キャンプファイヤーではありません
バーベキューです(汗)

いつもお世話になっている錬心館平野道場のBBQに呼んでいただきました

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父兄ともども50人ほどの大所帯でワイワイと賑やかに過ごしました
もっぱら焼くのは大人たち

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もちろん子供たちは遊ぶのに夢中
マジで相手してたら身が持ちません

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焼きそばギャルズはなかなかの腕前
麺類にはチョットうるさい私も顔がほころびます
空手の達人は焼きそばを作らせても上手いというこの事実
何か共通点でもあるのでしょうか?

きっと私の日頃の行いが悪いのでしょう
無情の雨が降ったりやんだり
それでも緑地公園の木々に守られて予定通り終了

とても楽しかったです
ありがとうございました

たまには稽古以外でこういうふれあいもいいもんです

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2011/10/30

Mind Body & Soul

Mindbodysoul
Mind Body & Soul Joss Stone

ソウル音楽といっても正直ピンとこないのですが
そんな私が持っている数少ないアルバム
ジョス・ストーンがデビューしたのが17歳だそうですが
世界ではやはり力のある人がメジャーになるチャンスが多いんでしょうかね
大手プロダクションやスポンサーの力でメジャーになるアーティストが多いように思える日本との差を感じてしまうんですよね
このジャンルに明るくない私にだって
この作品の魅力というか人を引き込む力を感じずにはいられません

以前見た「エラゴン」という映画にも占い師役で出演していたと聞きます
ずいぶん以前の映画ですがそんなに若い人が演じてたとは驚きです
雰囲気のある役柄でしたからね

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2011/10/29

豆苗のオイスターソース炒め

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こんな食材があることすら知りませんでした
超簡単!うさうさレシピを見て初めて知りました
豆苗といってエンドウの若芽だそうす

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こんな感じなんですが根の部分を切ってさらに二等分
玉子、玉ねぎ、モヤシと炒めて
塩コショーとオイスターソースで味付けしたのがこちら

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モヤシと豆苗でシャキシャキした食感が楽しめます

それで一番興味があるのは切り取った根の部分

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これを器に入れて水に浸しておくと
再び芽が出てくるそうです
10日ほどでまた食べられるそうです
密かに豆苗に頼って自給自足の生活を目論んでいます

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そんでもっても一品作ったのがカレイのムニエル
作りすぎたタルタルソースを大量にかけるセンスのなさは見逃していただくとして
食感を出そうとやや大きめのみじん切りで水にさらした玉ねぎ
水切りの悪さでソースの味も失敗
こういうところの横着は全体を台無しにすることを学びました


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2011/10/28

身の程知らず

今の世の中便利になりました
居ながらにしてショッピングを楽しむことができます
10年ほど前にパソコンが普及してブロードバンドが推進されると世の中が変わると教えられました
時代が変わるとショッピングはサイトを通じて買うことができるようになる
そうすれば店を持つ必要もなくなるし、在庫を抱えることもなくなり
流通の仕組みも変化するだろうといわれました

確かにその通りになりました
長年百貨店に身を置いた私としては
対面販売がなくなることはないだろうと確信しているのですが
なくなりはしないまでもシェアを大きく奪われて
まだ変化を見せるのは時代のすう勢といってもいいでしょう

だからそういう商売をやってみませんか?
と騙されかけたこともありましたが
そういうおいしい話はいっぱい資本を持っているところが真っ先にやるだろうし
私のような素人が二番煎じで初めて失敗するのは目に見えている
そう反論してしつこく迫る知人を振り切り今に至ります
その知人のいうネットショッピングサイトが話題になったという話も聞きませんし
きっと私が想像していた通りになったように思えるのです

ド素人が身の程をわきまえず儲け話に手を出すと
哀れな結末が待っていることくらい世間知らずの私とて何度か耳にしたことがあります
で、そんな私はもっぱらお金を出して買う方にまわったのは当然のこと
アマゾンなんて本やCDを買う時必ずと言っていいほど利用しますし
ヤフーや楽天なんぞでショッピングするのは日常となりました
お店で買うものといえば日常の食料品がほとんどですもんね

前職がファッションのギョーカイ人ということもあって
ネットで衣服を買うことも増えました
探しているとデザインの変わったものやシャレたものもたくさんあるので
購買意欲を掻き立てられる衣服がいくつもあります

先日も変わったデザインのシャツを見つけ一目惚れみたいに購入しました
エリなしのドレスシャツでした
レイヤードのキリ返しがアクセントであまり見ない型でした
商品が到着したときはいつもワクワクするんですよね

早速着てみると・・・
ボタンをとめるとお腹周りに妙なシワがでます
明らかにお腹周りがきついようです
サイズ的には問題なかったのですが
体型と型紙が合ってないことに気付きました

そうです・・・
シャレたデザイン物はたいてい若者向け
オジサンの体型には合わないこともしばしばあるんですよね
とりあえずボタンをとめずに着て誤魔化すしかないようです

以前に比べるとけっこう痩せたんですがそれでも若者の体型とは程遠い現実
最近流行りのタイトなシルエットは我々には情け容赦ありません

身の程知らずで売る側にまわらなくてよかったとは思うのですが
買う方でも身の程は知っておいた方が身のためということのようで・・・

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2011/10/27

今日も元気に

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アンパンマンの帽子で登場は8月以来のヨッシー
久しぶりなもんでやや硬い表情

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昨日は包丁セットにご執心
おもちゃとはいえ器用に切るようになりました

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太鼓も見つけました

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ボール遊びは定番
ドリブルができずにイラついてましたね

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それでも好きな車で遊ぶとゴキゲン
どういやら立ち直りの早い性格のようです

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抱き上げるとズッシリ重たくなりました
11kgあるそうです
これからはこっちが腰を痛めないように気をつけなければ・・・

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2011/10/26

対策

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久しぶりに飴を買いました
むかし懐かしいパイン飴です
夏の間はあまり必要ありませんでしたが
秋から冬にかけて空気も乾燥しがち
ノドをやられて風邪をひいては具合が悪いのはみな同じこと

ノド飴なんてものありますが
ノドの粘膜を守れば事足りるので
フツウの飴でも効果はさほど変わりはないと聞きました
いろいろな薬効成分はどちらかというと売らんがためのセールスポイントだそうで、あってもなかっても一緒だと誰かが言ってました

大阪のオバちゃんは必ず飴を持っているという都市伝説もありますが
大阪のおっちゃんだって飴は持っています

今日からしばらく気温が下がるという予報です
こういう時に風邪をひきやすいのは間違いないはず
ちょっとしたことで予防できるのならありがたいもの
こういった対策は先手必勝です

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2011/10/25

動くということ

ここ何年かで身体に対する意識付けが変わってきたように思います
身体を観るときに「動き」をイメージしながら全体像を観るようになりつつあるのです
言葉だけの話になればずっと以前から動くということは知ってはいました
いや、この仕事をする前から常識として知っていたはずです

整体の勉強を始めた時解剖生理学からスタートしました
量的にも物足りなかったのでその後もそれなりに勉強を続けました
ところがその土台に建てたものは平面上の動かないものだったように思います
それがいけないわけではありません
むしろそういった知識は必要不可欠な土台であり
それなしに次はありえないと今でも思うのです

ただそれだけでは足りなかったと反省をする次第です
近年、私を取り巻く環境が変わりつつあり
「動き」を前提とする人の身体に対するアプローチを必要とする事柄が多くなりました
これも縁なのでしょう
否が応でも動きのメカニクスやダイナミクスを考えざるを得ないのです
そういう環境の中で私の財産である知識や経験が立体的な変化を見せ始めたようです
そうすると今まで疑問に思っていたことが繋がりを見せ
新たな構築が生まれ出しました

ふと閃くことの内容というか質が変わってきたみたいで
面白くなってきました
まだまだ入口に立ったばかりなのでもっともっと学ぶべきことはたくさんありますが
そういうワクワク感が何よりも楽しく思うのです

数年後にはちっとはおりこうさんになれるかもしれません

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2011/10/24

屋上から

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水道関係の工事でタンクのバルブを閉めるために屋上に上りました
夕方の5時ごろだったと思います
ちょうど夕日が沈みかけていました
あまり高いところは好きではないので
屋上に上がることも滅多にありません屋上に上がる階段は傾斜がきつく
下を覗けば吸いこまれそうな感じがして精神衛生上好ましくありません
子供のころは平気だったんですが
だんだん臆病になってきたんでしょうかね

それでもこの光景はなかなかいいもんです
たくさんの屋根がシルエットとなって輝く夕日とコントラストを演出
黄金色の風景にしばらく見とれました

今度バルブを開けるときは真っ暗
屋上に上がる階段も一層怖さが増します

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2011/10/23

チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲

Midori
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 五嶋 みどり

五嶋みどりさんといえば世界的な天才ヴァイオリニスト
クラシックをあまり知らない私でも名前だけは存じております
ベルリン・フィルをバックにチャイコフスキーを演奏します
迫力というか力強さが印象的

あさっての25日は五嶋みどりさんの誕生日
この日はピカソや日野皓正さんらも誕生日
世界的なアーティストがそろいます

何で私だけアーティストになれんかったんやろう・・・(笑)

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2011/10/22

骨まで軟らか 鰯の煮付け

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けっこうこういう昔からの料理がすきだったりします
どちらかといえば庶民的な感じが落ち着きます
鰯の煮付けも久しぶりなんですが
下準備として酢で煮込むと骨まで軟らかくなると教えてもらったので早速試してみました
弱火で30分程度煮込んでから
サバ節でダシを取り薄口醤油・みりん・酒・砂糖で味付けした煮汁に刻みショウガを加え
下ごしらえした鰯を入れコツコツと2時間ほど弱火で煮込みます

予想通り骨はいつもよりも軟らかで食べやすかったです
酢の酸味もほのかに効いてさっぱりした味で大成功

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前にも作りましたが鶏皮ポン酢
これで46円という材料費の安さはありがたいですね

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それだけではありません
皮を湯がいたものに中華ダシを加え
塩コショーを加え最後にとき玉子を落とせば
鶏親子スープの完成
わずかなコストで二品追加できたことは喜びに堪えません


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2011/10/21

日の出前

だいたいいつも出勤するのが6時過ぎ
10分から遅くとも20分までに自宅を出ます
とうとう出勤する時間帯に太陽の姿を拝むことができなくなりました
ここ一週間ほどは昇る朝日とともに自転車を走らせました
ライジングサンを背に受けて出勤するのは実に爽快な気分
半面、日にちがたつにつれて日出の時間が遅くなることに対する不安感もありました

「秋の日はつるべ落とし」といいますが逆もまたしかり
落ちるのも早いのですが登ってくるのも遅いんです
夏の強烈な日差しは朝日が顔をのぞかせた途端煌々と照りつけます
しかし秋から冬にかけての朝日ののんびりしたこと・・・

それでも今頃はまだいいんです
太陽は拝めないまでも空はまだまだ明るいですから
もうひと月もすれば真っ暗な中出勤する羽目になるのです
気分はもう夜勤です
そんな仕事もしたことがありますのでいまさら泣き言も言いませんが
それでも明るかったものが暗くなるのはさびしいもの
あったものがなくなる悲哀がこみ上げてくるのです

「暗いよ~~寒いよ~~」
アサイチからネガティブな雰囲気を漂わせての出勤
自分で意識的にテンションをあげて営業開始に備えなければいけません

12月22日が今年の冬至
それまではドンドン日照時間が短くなるわけです
カラ元気出して朝から頑張らんといけません

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2011/10/20

稽古は人のためならず

毎週通う練心館平野支部空手道場も11月に試合を控え熱を帯びます
出場する選手たちは激しい稽古を重ね試合に備えます
教える方も教えられる方も徐々にヒートアップ
その様子を見ている私でさえ心が熱くなるのが感じられるんです
空手の技そのものを知らない私ではありますが
彼らの動作を観察していますと上手くできる子とそうでない子の基本動作におけるエッセンスが見えてきます
上手くできないことよりも、どこにその原因があるのか?
またそれはどうすれば克服できるのかを探し出す作業をします
正直なかなかわからないんですけどね
もちろんあっさりわかれば誰も苦労はしません

しかし不意に気づくこともあります
その要素を整理しながら子供らの動きをもう一度観察してみると
ある程度の共通性が見いだされます

さてここからが問題です
一番大切なことはそれをどうやって彼らに伝えるかです
言葉で説明するだけならば簡単なこと
しかしできなければ頭で理解できてもダメ
身体がそのように動けるための方策を具体的に考えなければいけません
思いついたまま伝えるだけでは上手く伝わらないのです
「どうしてできないんだ?」
それは伝え方に問題があるからでしょう
自問自答しながら伝え方を考える
一週間ほどかかることもありますし
一ヶ月くらいかかることもありますが
いろんなやりかたをイメージしながら模索していくわけです
門外漢の指導ということもあってそれくらいの慎重さも必要だと思うのです

彼らに伝えるときは言葉で説明して実際にやって見せます
ここが私にとって大きな落とし穴となるわけです
相手は日頃から鍛えた10代の元気盛り
こっちはろくに運動していないオヤジ
私の専門はテクニカルなことではなくあくまでも基本動作なわけですから
まだ実践してみせることはなんとかできます
そうやって何度も何度も一緒にやりながら彼らの身体に刻み込もうとします
「やって見せて、やらせてみて・・・」というやつですな

しかし後がいけません
翌日、翌々日になるとけっこうな筋肉痛に見舞われるんですよ
こんなところで日頃の運動不足が露呈するんですね
「情けは人のためならず」
子供たちのための練習ではなく
どうやら私のなまった身体を鍛錬する場になっているような気がします

ここんとこ毎週同じことを繰り返してるんですから
よっぽど身体が錆びついていたんでしょうね

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2011/10/19

月刊トレーニングジャーナル11月号

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月刊トレーニングジャーナル11月号

今月の特集は「蹴る力」
「蹴る」という言葉を聞くと私としてはどうしても空手の蹴りが真っ先に浮かびます
蹴るときには蹴り足が注目されがちですが
軸足の使い方いかんで威力も違いますし
次の攻撃、あるいは防御の準備にも深くかかわります
ひとにはそれぞれ「利き足」と「軸足」があり
一般的に手と同様右利きが多いのです
そうなると軸足として身体を支える役目を左足が担うことになります
この左足の構えが重要でして
激しい動作の間も片足で体重を支える激務を強いられるのですが
このとき膝が伸びきってしまった状態だと大腿部や臀部の筋肉が使いづらく不安定な態勢となります
キックが相手に命中した衝撃で自分がぐらつくようでは反撃を食らうのは必至
しかもそういう状況下では身体がいち早くアンバランスを悟り
蹴り足の力も制限して態勢の安定を図ろうとします
結局蹴るというひとつの動作に対して必ず付いて回るのが軸足というわけです

「蹴る」という動作も各スポーツで蹴る対象が変わり
蹴る目的も変わります
当然動きの質も異なることが今回の特集で理解できます
水泳・アメフト・ウェートリフティング・スプリント
それぞれの分野における「蹴る」ということの特殊性が見えてくるようです

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連載コラムの「からだことばに学ぶ知恵」も24回目
これで2年続いたわけです
時の流れの早さに驚くとともに
ネタ切れしなかったことにも驚きを隠せません

今回のテーマは「面目」
顔にはその人の歴史が現れます
それを見抜く目も養う必要があります
「いい顔」ってどんな顔なんでしょう?
私にもできるでしょうか?

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2011/10/18

昭和歌謡@タクリーノ

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去年の4月以来です
玉出にあるタクリーノは阪堺線沿いにあるダイニングバー

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この日は南ルミコさん(vo)上川保さん(g)岩田晶さん(b)のライブ
前からずっと行きたかった昭和歌謡のステージ
若かりし頃のなじみ深い曲がさまざまなアレンジで違う音楽に様変わり
たいていの曲は知っているのですが
サンバ・ブルース・ファド・タンゴなど
原曲がわからないほどのアレンジでまた違った輝きを見せます

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リキューさんもライブペインティングで参戦
一層の盛り上がりを見せます

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初めてお目にかかったのはポルトガルギター
12弦のストリングスが独特の金属音で異国情緒のある世界を紡ぎだします
ファドの演奏には欠かせない楽器だそうです

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おまわりさんも聴きたかったんでしょうね
今度非番の日にどうぞ(笑)

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客席と一体のライブはタクリーノさんならでは
みんな知ってるアノ歌コノ歌
明菜ちゃんも聖子ちゃんも・・・
思い出の唄がよみがえります


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2011/10/17

どうして?

日ごろ施術の予約は電話で受けます
中にはメールでご予約をいただくこともあれば
たまにチャットでいただくこともあります
電話がかかってくると無条件で予約の電話だと思うくらいにその頻度は高いのです
しかし世の中そんなには甘くありません
かかってくる電話のすべてが予約だったら
今頃行列ができているに違いありません
どこのご家庭でも多いだろうと思いますが
セースルのそれが電話の三分の一以上を占めます

忙しい時にかかってきても迷惑ですし
ヒマなときにかかってきてもなんとなく惨めな思いをするだけです

それでも向こうも仕事ですから必死なのはわかります
私だって昔は勤め先のお店の命令で営業の電話を個人宅にかけたこともありますから
気持ちを考えればむげにもできないという気持ちもあります

仕事柄多いのは健康器具と健康食品の類
整体院に商品を置いて来院者に勧めることで売り上げアップを図る
たいていそんなアプローチで電話がかかってきます
「この商品を飲めば腰痛や膝痛に効果があります」
こういった商品が多いようですが
120%購入したり、商品を置くことはありません
それでも話の内容で気になることがあれば質問を投げかけることもあります

「御社の商品は膝や腰に効果があるといわれましたが、経口摂取(口から取り入れること)で胃で消化して、腸で吸収して、肝臓で分解・合成して血液中から体内に運ばれるわけですが、どうして膝や腰だけに効くんですか?」
「痛みとは関係ない足の指やその他の関節には行かないのですか?」
こういうのを屁理屈といいます
言われたセールスもしどろもどろになります
セールスはプロかもしれませんが健康食品の効き方の手順まで知ってる人は少ないですからね

「潤滑油が不足して関節の痛みが出るといわれましたが、関節痛の原因ってそれだけなんですか?」
「他に痛みの原因があれば効果は期待できないってことになりますよね」
 
 
大阪には「なぶる」という言葉があります
「嬲る」と漢字で書けばいささか物々しい雰囲気もしないではありませんが
「いじわるをする」「からかう」という意味で使います
調べてみると大阪以外でも「なぶる」という言葉は使われているみたいです

セールスの方も気の毒です
買う気もないのにからかい半分のややこしいことを聞かれて・・・
ヒマですることのない整体院に電話をするとこういうこともあると理解していただけたのではないかと思う次第です

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2011/10/16

模様替え

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春先から何度かここの風景を撮ってはアップしていましたが
おそらくこれが今年最後だと思います

しばらくこの道を通っていなかったんですが
予想通り稲刈りが終わってました

田植えの後には鴨が泳いで虫を食べていましたが
この日は落ちている米を食べているのか?
それとも隠れるところを一瞬にして失った虫たちをついばんでいるのか?
ハトが何羽か土がむき出しになった田を闊歩しています

雨上がりでぬかるんでいようとお構いなし
一生懸命にえさを探します
本当は何十羽もいたのですが
私が近づくと危険を感じたのか逃げてしまい
すぐ上の電線で様子伺い
食い意地の張ったハトだけが私のカメラにひるむことなく餌を探します

このあたりもあと一枚の田んぼだけが稲穂をしならせて黄緑色の姿を見せます
きっとこの土日で刈り入れも終わるんでしょうね

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2011/10/15

卯の花

今年に入ってからにわかに料理を作りだしたのも
老いた母親が家事ができないようになり私が両親の食事の支度をするようになったからです
そのころから以前食べた記憶を頼りに毎日食事を作っているわけですが
前々からどうしても作ってみたかったのがこちら・・・

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どこにでもある卯の花です
昔で言えば安上がりな料理の代表みたいに言われていましたが
ところが好みの味のに出会えることなど滅多にありません
子供のころよく母親が作ってくれた大好物なわけです
おからとかサバの塩焼きとか安いもんが好きなのは経済的な問題か?
それとも好みの問題なのかは定かではありませんが
とにかく卯の花が大好きなのは間違いありません

ところが最近豆腐屋さんって近所にないもんで
おからが手に入らないんですよ
それが先日スーパーの一番上の棚にあった真空パックのおからを発見したので2パック購入
ニンジン、干し椎茸、豚ミンチ、ネギ(自家製)を準備

干し椎茸の戻し汁に鰹節でダシをとって準備
ミンチ・細かく刻んだニンジン、さらに細切りの椎茸の順で炒めます
そこにおからを投入してさらに過熱
準備してあったダシに醤油・みりん・酒・砂糖を入れて濃い目の味付けをして
それを炒ったおからに注ぎます

味を確認しながら醤油などで微調節して
仕上げに刻みネギを入れて火が通ればできあがり

難しいというイメージがありましたが
水加減も味も理想的で言うことなし

卯の花といえば小鉢に入ったものを少量食べるのがフツウ
ところが私の場合大きなお鉢に山盛り入れて食べるのが昔からの習慣
花山大吉のごとくむさぼり食べるのでした(笑)
(知ってる人少ないでしょうなぁ
久々に動くのが嫌になるくらい食べてしまいました

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2011/10/14

秋の香り

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叔母が銀杏を持ってきてくれました
何でも吹田は新御堂沿いのイチョウ並木で拾ったそうです
新御堂と銀杏はイメージ的にピンときませんが
それでもイチョウの木があれば銀杏の実も成るのは自然なこと
持ってきてくれたときはまだ乾いていなかったので
ざるに入れてベランダに干しておきました

我が家ではは炒って食べるよりも
封筒に入れて電子レンジで加熱するのがフツウになりつつあります
もちろん金槌で割っておくんですが・・・

食べ始めるとやめられません
一度にたくさん食べると胃が悪くなるのはわかっているんですが
やっぱりなくなるまで食べてしまいました
半分だけにしておいたのは正解のようです

銀杏は好き嫌いの分かれるところではありますが
子供のころから栗より銀杏の方が好きだったシブ好みは今も変わりません

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2011/10/13

迷惑

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我が愛機「アドエス」です
「Advanced/W-ZERO3 [es]」というのが正式名称で
アドエスは愛称なんです
青空に浮かぶ月のごとく影の薄くなったウィルコムの製品
「iPhone 4S」が発表されスマートフォン市場も賑やかになりましたが
スマートフォンが世間で認知される前のスマートフォンです
OSもWindowsというのがポイント
要はひと世代前の機種と言ってしまえばそれまでの話なんですが
ワードやエクセルが編集できるので文章を書くという作業にはもってこい
しかも物理キーボードがついているので入力も楽

もうひとつの取り柄としてはウィルコム自体迷惑メールにさえ相手にされないという特典もありました
11年間ウィルコムを使ってますが一度も変なメールが来たことがなかったんです
最近までは・・・

このごろ英語でわけのわからんメールが届くようになりました
海外ではウィルコムがどういう扱いをされているのかわかってないようです
しかも海外からの迷惑メールは時差があるので夜中でもお構いなし
パソコンメールと違い迷惑メールとして処理し
禁止することさえかないません

今頃になって現れた迷惑メールに戸惑う今日この頃です

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2011/10/12

重複

私が大学に入ったころですか?
SONYがウォークマンという商品を出し
携帯用のカセットプレーヤーをイヤホンで聴くというのが爆発的に流行りました
当時はそこそこ大きい代物でポケットに入れることなんかできませんでした
しかしベルトの横に引っかけて電車の中で好きな音楽を聞きながら通学したものです
大学のある神戸の町並みは音楽のバックにはふさわしすぎるほど多種多彩な風景があり、音楽なしで通学はあり得ませんでした
その後就職してからも京都まで通勤するとき
2時間近くの道のりのお供をしてくれたのもまたウォークマンでした
当時もまだメディアはカセットでしたがさすがに薄型になっていたので持ち運びは便利でした

ポータブルのCDプレーヤーを買ったのは今の仕事に就いてからのことでしたが
いかんせんCDそのものが大きかったのであまり好んで使うことはありませんでした

最近はいいですね
MP3なんてのができて
サイズ的にも格段にコンパクトになりましたし
最低でも100曲以上収録できたので
カセットテープをいくつもカバンに入れる必要がなくなりました
MP3プレーヤーを使いだしてもう5年近くになると思います

夏前に買ったMP3プレーヤーは格安で
その価格何と980円
ネット販売で買ったのですが
中国製のいかにも怪しい商品でした
某林檎屋さんの人気機種に瓜二つの外観や
コンパクトさにつられて買ったまではよかったのですが
4か月ほどで充電しても即電源が切れるようになりました
980円だから文句も言えない
安物買いの銭失いを絵にかいたような結果にある意味納得さえしました

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たまたま近所の家電量販店でチラシ商品としてそこそこ安かったこちらのプレーヤー
一応は国産メーカーで容量も4GBと十分
20時間連続再生というのにも惹かれて思わず買ってしまいました

せめてデータだけでも取り込めないかと
壊れたはずの安物プレーヤーをセットしてみると
どういうわけか認識してくれてめでたくデータの回収に成功
そしてしばらくそのままで作業を続けていると・・・
なんと壊れたはずの古い方のMP3プレーヤーが充電できてるじゃないですか
ひょっとしてと思って聴いてみるとちゃんと聴くことができるようになってました

元々USB充電方式だったものをアダプタを一緒に購入して
それで充電していたんですがどうやらそれがトラブルの元だったみたいです

結局2個のMP3プレーヤーを持て余しながらも
私の音楽環境はムダに前よりも良くなったようです

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2011/10/11

インド音楽の濃~い夕べ

むかしから気づいてはいたんですが
慌てるのと思いこみの強さが災いして真実を見失う傾向があるようです
土曜に行くはずだったライブのフライヤーを見てみれば開催日が金曜日と書かれてありました
「ずっと土曜日だと思い込んでた」という思い込みがそもそもの間違い
実は奈良公演が金曜で、大阪公演が土曜
たまたま奈良公演の方を表に手帳に挟んであったわけで
フツウの人ならもう一度見直すのですが
私の場合確認することなしに勘違いしてました
ところが「持ってる人間」はここからが違います
幸いにも当日の夕方その間違いを指摘され急遽出かけた次第です

ひとりで勝手に思い込んでバタバタしたのは
今まで一度や二度ではありませんので
「ああ。。またか・・・」となるわけです

それでも立ち直りの早い性格はこういう時に得でして
環状線は大正駅に降り立ち向かった先は
先日オープンしたばかりの「印度寝春快楽食堂 されがま」さん
少し遅れて到着すると同時に開演となりました

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金子ユキさんのヴァイオリン、カネコテツヤさんの太鼓パカワジで演奏がスタート
地べたに布を敷いて演奏するスタイルはインド風
インドヴァイオリンは同じ楽器とは思えないほどの独特の音色が特徴的なんです
クネクネした感じがクラッシックのそれとはまったく違います
パカワジという楽器はタブラの元となる太鼓だそうで
心に響くという感じではなく、心に滲んでくるような音
このあたりにインドの文化に傾倒する人の秘密があるのかもしれません
鋭角的な音ではなく、音が丸いとでも言えばいいのでしょうか?

しかも一曲の演奏時間がとても長く
第一部は一曲のみで終わり
しかしながら一曲が物語を思わせる展開があり
クラシックの楽章みたいな感じになってるんでしょうね

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インド・ネパール料理のお店ですから
休憩時間はやはりこうなるわけです
専門店で食べるカレーは違いますよね
辛さはさほどでもありませんがスパイスの刺激はバランス良好
日本では「スパイシー」というと辛さだけを言う人もいますからね
とにかく旨かったです

後ろに立てかけてあった看板にはランチ600円とありましたが
値段的にもそんなに高くないみたいです

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ライブ後半戦はShreeさんのボーカル
ドゥルパド・ボーカルと言ってインドでも古典中の古典音楽だそうです
パカワジのカネコテツヤさんとタンプーラの国分明子さんが脇を固めます
プリミティブな音楽はシャーマニズムを思わせる神秘性があります

こういう音楽は理屈で理解しようとしてもきつく
自分自身が持つ文化の尺度を捨てて
素直な心で聴かないと伝わるものも伝わりません

実に穏やかで温かみのあるボーカルが天から降り注ぐよう
タンプーラの背景音がサブミナルのように潜在意識を刺激します
パカワジの響きに導かれるようにその世界に入っていきました

異次元に誘われたような時間はとても早く過ぎ去っていきました
去年の秋に「バウルの唄」というベンガル地方の民族音楽を聴いたときは
会場全体が弾むような興奮に包まれましたが
今回は対象的に静かな進行で音楽という静寂に身体を浮かべたような時間を過ごしました

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2011/10/10

MY BACK PAGES

My_back_pages
Tonu Naissoo Trio / My Back Pages

「バルト三国のジャズ」ですって・・・
耳慣れない触れ込みで聴いてみたアルバムは
意外と正統派のトリオ・ジャズでした
しかし軽快さと切れの良さに引き込まれました

聴き馴染みのあるスタンダードの中に混在するオリジナル曲
押しつけがましくない演奏なのになんとなく濃厚さを感じたのは私だけでしょうか?
午前中、身体がスッキリ動かないときの気付け薬にしたい音楽です

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2011/10/09

日の出

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近頃は17時を過ぎると暗くなりだし18時ごろにはあたりは真っ暗
朝はと言えば6時過ぎにようやく日の出を見るようになりました
昨日の朝は今までよりも肌寒く薄手の長袖でも冷たさを感じました

今年の冬至は12月22日だそうですが
それまでだんだん日の出が遅くなるんですもんね

ブラリ入った古着屋で思わず買ってしまったのが真冬のアウター
少し気が早いかもしれませんが
来月の下旬ごろにはお世話になるんでしょうね

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2011/10/08

山芋とキノコのガーリックソテー

少しずつではありますが秋らしくなってきました
10月に入り日差しも柔らかさを感じさせるようになりました
そうなると秋らしい食材を使ってみたくなります
これを作ったのは先月なんですけどね・・・

スーパーでやたらとキノコを買ってきました
違う食感の食材も欲しいので山芋もカゴの中に入れ
少しだけお肉類も入れたかったのでベーコンもいっときました

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まず1cm弱の薄切りにした山芋だけをバターで炒めます
前にやった時は火加減が強すぎて焦がしてしまったので
今回は中火からやや弱火でじっくり火を通します
焦げ色がついたころにエノキダケ・エリンギ・シメジを入れます
ガーリックパウダー・塩・コショーで味付けし
最後に少量の醤油で香りをつけて出来上がり

・・・と思ったら刻んでおいたベーコンを入れるの忘れてました
急遽オムレツを作ってその中に入れました

いつもはすべての食材とすべての調味料を出してから料理を開始するのですが
この時は時間もなく慌てていたのでベーコンを出し忘れました
イメージしてたのと彩りが違うので入れ忘れたことに気付いたんですよ

それでも二品できたのでよしとしましょう

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2011/10/07

窓の外は

昨日は傘をさしながらの出勤
一昨日から降り続く雨も午前中で予定終了
午後からは一転して快晴になりました

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仕事をしていると少し汗ばんできたので窓を開けてみました
久しぶりですね こんなに気持ちいのいいお天気は
この間までは晴れても少し肌寒くて窓を開けることはありませんでした

気持ちのいい風が肌をくすぐるのはほんのひと時だけ
秋が深まると窓を開けることもなくなります
冷暖房が要らない季節はやっぱりいいですね

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2011/10/06

明日は我が身

先月は久しぶりにヒマな月だったんですが
10月の声を聞くと同時に忙しくなり始めました
もちろんその原因は急に寒くなったから・・・

月曜に「ぎっくり腰になったときの対処法」という記事をアップしましたが
とたんにぎっくり腰になったというお電話を数軒いただきました
エライもんでひとつの症状が出だすと重なるというのが傾向としてあるようです

お気の毒だと他人事みたいに言ってる場合ではありません
元々私も腰痛持ちですからその心配は自分自身にも当てはまります
まさに「明日は我が身」というわけです

腰痛になるのを予見しておいて実際になるのも恥
忙しい時に体調不良で休むというのはプロとして失格ですからね
「腰痛のため休みます 腰痛館」
こんな張り紙、体裁悪くて出せません

毎朝、入念に準備体操をしています
夏場に比べると倍くらいの時間は費やしています
疲れたと思ったら休憩のたびにストレッチをやってます
それでもこれだけやれば絶対ということはありません
だって「年」なんですもん

昨日も準備をしていると
背中にビキッと痛みが走りました
程度が軽かったのでそのあと入念にその付近を動かして事なきを得ました
でもね。。毎朝不安にかられながら動いているんですよ
シャレにならない事態だけは避けたい
それだけが午前中のモチベーションとなるわけで・・・

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2011/10/05

Sportsmedicine No.134

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スポーツメディスン134号

今月の特集は「超音波 診断から診療へ――整形外科領域で進むエコー革命」

従来の画像所見はレントゲンが中心にMRIやCTがあるわけですが
これらの問題点は静止状態しか撮影できず
動作の上での問題点までわからないことも多く
レントゲンを撮って異常がなければ悪いところはないという判断がなされがちという現実面での問題点は否定できず、「とりあえず様子を見たうえで・・・」判断しようというケースもあります
近年整形外科医の間でエコーによる診断が増えてきているようですが
超音波を使うメリットとしては動作の中での判断ができる
機器がコンパクトになってきたので機動性がある
さらには「組織の固さの判断」も可能になってきたというから驚きです

エコーによる診断が一般化してくることによって
キメの細かい診断も可能になりそうです

最近捻挫が治ったあとのリハビリに来られる方も多くなりましたが
その病態のパターンも詳しく掲載されていますので
とても勉強になりました

むかし胆石の検査で一度だけエコーを受けたことがあるのですが
今まで産婦人科か内科で使われる機材というイメージがありましたが
認識が変わりました

数年後には整形外科の診断も大きく変わるかもしれません

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2011/10/04

本が読めるメガネ

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二年ぶりに新しいメガネを買いました
何が嬉しいって本が読めるんですよ!このメガネ
メガネをしたまま携帯メールだって読めるんです
私にとって画期的なことです

前のメガネも作った時には本が読めたはずなんですが
メガネの賞味期限が切れたのでしょうか?
いつの間にか本が読めなくなっていました
これは大きな問題です
どうしても本を読むということに対して積極性がなくなってきたようにも思えるのです
気持ちよく本を読めるっと素晴らしいことです

ただ困ったことは・・・
メガネを替え、髪を伸ばし、ヒゲまで伸ばした私の顔は
免許証の顔と似ても似つかないのです
特段本人確認の必要もなさそうなので
今のところ問題はありませんが

ホームページの私の顔写真を見てこられた方
まったくの別人と思われるかもしれませんが
腰痛館は私ひとりだけですので
あなたの前にいる不審人物は紛れもなく私です
たぶん・・・

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2011/10/03

ぎっくり腰になったときの対処法

先週の月曜日あたりから急激にブログのアクセス数が伸び
久々に1000件を超えた日もありました
テレビなどで話題になったネタでもあったのかと思えば
ひとつの過去ログにアクセスが集中した様子もなく
過去ログのページもまんべんなくアクセスをいただいたようです
ただ傾向としては腰痛関連のネタ、とりわけぎっくり腰に関するページが上位を占めているのに気付きました
朝晩冷えるようになりましたからね・・・
きっと突然ぎっくり腰に襲われた人が検索されてここにたどり着いたんじゃないかと思われます

気温が下がると腰痛を訴える方が急激に増えるのは毎年のこと
とりわけぎっくり腰はさっきまで元気に動いていたのに
ある瞬間から動けないほどに激しい痛みに襲われるのですから
考えただけでもゾッとします

ぎっくり腰とひと口にいってもいろいろなパターンがあるようですが
多くのケースは大腰筋を中心とする腰背部の筋肉の緊張が高まり
痙攣のような収縮が続き、その間に筋膜が傷ついたり
場合によっては背骨が瞬間的に激しい力で押しつけられヘルニアになってしまう可能性さえあります

冷えたり疲れたりした筋肉は縮みやすく
本来の長さ(伸び)を保つことができなくなります
大腰筋だけでいえば座ったり腰を曲げた姿勢では縮んだ状態に置かれます
疲れ切った大腰筋は「助かった」とばかりに縮もうとするのですが
ある程度時間が経つともう伸びることができない状態にまで緊張することがあります
大腰筋が縮んで伸びないままで椅子から立ち上がろうとすると
大腰筋にはさらなる緊張が走ります
大腰筋自体は縮もうとしているのに、身体は伸ばす方向へと動きます
これはたまったもんじゃありません
ある程度のところまで伸びると切れてしまう危険性が生じます
これを回避するために筋肉は素早く縮もうとします
「伸張反射」というのですが
ヤバイと思った大腰筋は動きとは反対方向に動きます
この瞬間に筋膜や筋肉に傷がつく場合もあります
またてこの原理が働いて背骨は下方に圧迫されてしまいます
この結果腰椎4番5番あたりに最も加重があり神経圧迫を生じたり
先ほども申しました通りヘルニアになる危険性さえあるのです

しかも「まさか」のタイミングでくるから焦ったり慌ててしまうのは当然
しかしながらここからが大きなターニングポイントという場合もあります
ぎっくり腰といっても重傷もあれば軽傷のときもあります
だからここで慌ててはいけません

その瞬間に重傷になってしまった場合はお気の毒ですがなんともなりません
しかしビリッと痛みが走ったとしても意外に軽傷の場合も少なくないのです
軽傷の場合しばらく大人しくしていれば何事もなかったかのように数分で楽になる場合もあることを知っておいていただきたいのです
上手く対処すれば30分程度で復活出来るかもしれないのに
慌てたために1ヶ月ほど全治にかかる重症になってしまうケースも少なくないのではと思います

どうしたらいいのか?というのが一番の問題です
それはとても簡単なことでひたすらじっとして動かないということです
一切身体を動かさない場合によっては視線さえも動かさないほどの徹底的な静止が必要です

これはどういうことかと言えば
大腰筋をはじめとする腰背部の筋肉は極度に緊張し
痙攣状態がギクッとやってあとでもしばらく続くことがあるということです
こむら返りを想像していただくとわかりやすいでしょう
足がつって痙攣している状態で歩けば肉離れを起こしてしまう可能性さえあります
もとより痛くて歩けません いや動けません
だからしばらくじっとしているでしょう
そのうちに時間がたてば痙攣がおさまりフツウに歩けるようになります

ぎっくり腰だって同じこと痛みが走ってもそれ以外のケガを作らなければ
しばらく大人しくしているとおさまる場合だってあります

よしんばすでに重篤な状態になっていたとしても
慌てて起き上がって歩いてなんのメリットがあるというのでしょう
はやく病院に行ってレントゲンを撮ることはできます
しかしレントゲンを撮っても治りはしません
ある整形外科の先生が「ぎっくり腰のときに一番してはいけないのは病院に行くこと」と皮肉なセリフを言われたのを耳にしたことがあります
整体だって同様です
ウチに「激しいぎっくり腰で歩けません」といって電話がかかってくると
「歩けるようになったら来てください」といってお断りします
なぜかと言えば痙攣が続いている状態に車ででも来た場合その段階で悪化する危険性が考えられるからです
逆にそんな時に来たって触ることができないのです
だからぎっくり腰になった時は2~3日後に病院に行っても遅くはないでしょうし、できる手立ても増えるのです
整体なんかはさらにその後でいいと思います

さて話は長くなりましたが突然ぎっくり腰に見舞われた場合どう対処すればいいか・・・
ヨガのシャヴァアーサナというのがあります
別名「屍のポーズ」ともいうのですが、とても簡単です
仰向けになって寝ころぶのですが
軽く両手両足を開き静かに目を閉じ
全身の力を抜くだけのポーズです

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(画像:スポーツメディスン134号 「アスリートに役立つヨガ」より)

ポーズそのものよりもポイントは全身の力を抜くことにあります
仰向けに寝られない場合も多いでしょうから
横向けにエビみたいな姿勢でもけっこうです

とにかく力を抜いてゆっくりと長い呼吸をしばらく続けていただきたいのです
時間にして15~30分程度を目安にしてもいいでしょう
とうぜんケースバイケースですから大丈夫かなと思ったら10分程度で切り上げていいでしょうし
まだまだヤバイと感じたら1時間程度続けてもいいと思います
昔、私がぎっくり腰で動けなくなったときも1時間程度じっと横になって
治まってから後輩に治療してもらいそのあとすぐ仕事復帰して
他人様の腰痛の施術をしたこともあったくらいです

身体中に極度の緊張状態が走っている時は
ひたすら全身の力を抜くという作業が急務
何もせずじっとしているのではありません
「緊張をとるという大切な作業」という理解でしないと長時間じっとしていられるものではありません

まさに屍のように目線さえも動かさず脱力状態にし
意識的に動かすのは呼吸器のみ
真っ先にやってもらいたいのはそれなんです
そうして治まってから病院に出かけてください

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2011/10/02

リュート・ソナタ7

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リュート・ソナタ7

たまたまテレビ番組で流れていたBGMに心を奪われました
その音色には郷愁があり温かくそれでいて切なさもありました
「リュート・ソナタ」というテロップが出たのでメモをとり調べてみるとその種類の多いこと・・・
思いこみというものは如何ともしがたく
とりあえずいくつもあるCDの中から一枚を選んでアマゾンで買い求めました
購入の決め手は値段の安さ(笑)
実際にテレビのBGMで流れていた曲と同じかどうかも確認できず
失敗だったときに傷口は浅い方がいいという消極的な理由により選択

難しいことは後回しにしてとりあえず聞いてみると
テレビのBGM自体を忘れてしまってたのでその件はどうでもよくなりました(笑)
でも流れてくる音色、旋律にぞっこんです

何も知らないで買ってしまったのですが
あとから調べるとリュートというのはアルバムジャケットに描かれたこの楽器で
中世からバロック期にかけての古楽器だそうです
日本の琵琶にも似ていますが
アラブののウードという楽器がその発祥だとか

ドイツのバロック音楽の作曲家シルヴィウス・レオポルト・ヴァイスの作品集の中のひとつがこのアルバムだったみたいです
演奏はロベルト・バルトの独奏

リュートという楽器自体は知らなかったのですが
この音色は今までに聞いたことのある音色
余韻が後に残る音色は静かながらも情緒的
秋の柔らかな日差しが似合う穏やかな音楽です

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2011/10/01

涼しくなったら

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初めて豆乳鍋を作ってみました
去年の冬に川田浩志先生が植物性たんぱく質が上手く(美味く)取れてインシュリンの消費をできるだけ抑えられるアンチエイジング料理として紹介されていました

意外に作り方は簡単
無調整の豆乳を1Lにだし汁を混ぜて
薄口醤油で味付けしてあとは好みで細かく刻んだショウガを入れるだけ
食材は普通の鍋料理と同じく好きなものを適当に入れたらそれでOK

今回はスーパーで鯛のアラが100円で売ってたのでこちらがメイン
鶏肉の団子・白菜(1/4)・ニンジン(1本)・白ネギ(4本)・シメジ(1パック)
椎茸(前日の残り3ケ)・木綿豆腐(1丁)

意外と美味いので驚きました
肌寒くなると鍋がお腹に優しいです
ほんのり香るショウガがさらに身体を温めてくれます
豆乳のまろやかさは他の鍋では味わえない独特な感じ
ひょっとしたら味噌を入れても面白いかもしれません
この秋から冬にかけては豆乳鍋がマイブームになりそう

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翌日、鍋の残りで雑炊を作りました
ダシ汁を足そうかと考えていましたが
ちょうどいい量だったのでそのままご飯を入れるだけ
底にたまってたショウガが絶妙の仕事をしてくれます
ショウガの利いた雑炊なんて滅多にありません

鍋だけじゃないしに豆乳はいろいろな料理に応用できるかもしれません
豆乳のスープなんて面白いかもしれませんよ

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そして翌日はおでん
大阪では「関東煮(かんとだき)」と呼びます
いまだに「おでん」というとしっくりこないんですよ

日ごろおでん屋で収集したテクニックを発揮
隠し包丁を入れた大根はよく煮えてウマウマ

残っただし汁で作ったおでん豆腐がこちら・・・
ほぼ丸一日煮込んでは水を足したりダシを追加しました
木綿豆腐の中まで味が染み込んでいます

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秋から冬は食べる物の選択肢も広がります

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