体力
運動をするとき瞬発力があるとき
あるいは長時間走っていてもヘバらないとき
「あいつは体力があるな」といいます
確かに筋瞬発力や筋持久力を指して「体力」と言いますよね
でも筋肉の能力がすなわち体力なのかといえばそうではありません
「からだのちから」と書いて「体力」といいます
これは単純に運動能力とイコールの関係で結ばれるのではなく
運動能力は体力に含まれるという関係の方が適切かもしれません
「体力」の定義について調べてみると
きとんと「これだ」というのもはっきりとはなさそうな感じなんですがウィキペデアを見ると
体力(たいりょく)とは生命活動の基礎となる体を動かす力のことである。主な場合、体力とは筋力・心肺能力・運動能力のことを指し、体を動かすスポーツなどで肉体能力に恵まれ成果を出すことができる者は体力があると評価される。病気への抵抗力がある者や、過酷な労働に耐え、疲労からの回復が早い者も体力があると評価される。
というふうに記されていました
私もまったく同感です
筋力のみならず内臓の運動能力・疲労回復能力・免疫力などを含む身体活動に必要なすべての能力を指して「体力」というのだと考えます
列挙した力はそれぞれが別個のものではなく重なり合う部分もかなりあるはずです
あくまでも切り口の違いと言った方がいいかもしれません
「人が本来持つ自然治癒力を活かして・・・」
我々の同業者のホームページなんかを見ると
必ずといっていいほどお目にかかるフレーズです
この自然治癒力も体力の中のひとつの形
疲労回復能力や免疫力と関わりあいが深い
というよりもこれらの総称として自然治癒力という使い方をするのかもしれません
学生時代に理科で習った「ホメオスタシス(恒常性)」の似たようなもんです
「体力をつける」
世間でよく言われるのですが
そのための手段は食べて運動するというのがふつう
細かいやり方はそれぞれの説により違いがあるようですが
極めて大雑把な見方をすればそんなところかと思います
いつも「治すのは自分」と申し上げておりますが
治る能力も体力のひとつというのは間違いないでしょう
日頃から体力をつける努力をなさっておられる方が
いざというときアドバンテージがあるのも当然のことかもしれません
予防に勝る治療はありません
ケガや病気にならないために予防することはもちろん大切ですが
それでも運悪くなってしまった場合も
最後に頼りになるのは体力じゃないでしょうか?
ちょこっとだけでもこんな意識を持って生活していただきたいですね
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コメント
この歳になってはじめて貧血です。
内科医の処方で薬を飲んでおりますが、ふらふらですw。
スタミナをつける!などと言って、レバニラなどを食べますが腰につくばかりでw。
若い体力が羨ましい毎日です。
投稿: すくわか | 2011/05/26 10:09
こんにちわ!
「からだのちから」と書いて「体力」、
ほんとだ!言われて気付きました。
昨日、一昨日とお天気だったもので、
お花の植え替え、草取りと2日連続で、
まあ~!よく働いた事と自画自賛。
しかし、へとへとでした(笑
投稿: うさうさ | 2011/05/26 11:35
すくわかさん
ようこそお越しいただきありがとうございます
体力をつけるためには「食べる」という要素はとても大切です
しかしながら食べただけで体力がつくというものではありません
やはり「動く」という要素や「休む」という要素とのバランスが整ってこそ体力がつくのだと思います
私の定義では「体力がある」=「若い」というふうにとらえています
投稿: ひろ | 2011/05/26 12:36
うさうささん
今夜から雨だそうです
それも日曜日まで続くそうです
晴れている間にやっておかないといけないこともたくさんありますよね
ご苦労様でした(笑
投稿: ひろ | 2011/05/26 12:37