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2011/04/27

基礎から学ぶ!メンタルトレーニング

EBMとNBMという言葉があります
「EBM」(Evidence Based Medicine)は科学的根拠に基ずいた治療
「NBM」(Narrative Based Medicine)は患者の「語り」を通じて患者の信念にアプローチしようという方法であるといわれています
少しわかりにくい表現かもしれませんが
EBMは科学に基づく客観的要素を中心とした治療であり
NBMは患者を主体とする主観的要素を元に「物語」を創りあげる手法とでもいえばいいのでしょうか
1960年代から科学的なデータの基づく医療が提唱され、押し進められてきましたが、患者をひとりの人間としてその個性を見ることないという点において限界も見えてきたそうです
それを補完するためにNBMが1990年代に提唱され患者の主観的要素も医療を進める上での構成要素とされるようになりました

ただどこまで医療現場で実践されているかという問題もあります
提唱されて以来NBMという言葉は医療の世界では知らぬものはいないくらい普通になりましたが、具体的な方法論が末端まで行き渡っているかは不明なのが現実じゃないでしょうか?

主観的要素がクローズアップされるのは医療界だけではありません

Photo
基礎から学ぶ!メンタルトレーニング

近年「メンタルトレーニング」というのがスポーツ界でも浸透してきました
むかしの根性論とは似て非なるもの
分析的に構築された理論で「主観」の様々な要素に効果的なアプローチをします
メンタルトレーニングとひと口にいっても実に様々な要素があることを知りました
闇雲に頑張る精神力を養うのとはわけが違います
例えば「集中」でも4つの種類があって、「狭い集中」「広い集中」「内的な集中」「外的な集中」に分かれます
スポーツの世界でも「集中しろよ!」とよく声がかかりますが
これだけ集中するものの対象があるとは驚きです
それぞれの対象に集中する目的も違えば、当然効果も異なります
これらを状況によって使い分ける能力を養うことに大きな意義を感じます

身体を鍛える、技を磨くという客観的要素の他に、メンタルをも鍛える必要性が明確に書かれています
「心・技・体」の「心」には精神のコントロールという概念も取り入れるべきでしょう
もちろん「根性」が重要な要素であることはいうまでもありません
しかし根性だけで心を定義するのも足りないように思います
つまり精神「力」のみならず精神の「質」にまで言及するのがメンタルトレーニングの大きな特徴ではないでしょうか?


本書はあくまでもスポーツトレーニングの一環としてのメンタルを取り上げます
しかしメンタルの重要性は医療においても同じく大切です
「心と体はひとつである」
この本を読んでふとEBMとNBMをだぶらせてみました

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コメント

こんばんわ!

メンタルトレーニングって、スポーツでは、特に、
大切なように思います。
ゴルフは、見てても、よく分かりますね。

うちの旦那さん、お暇モードになっていたら、
急に、今日、明日は13時間お仕事。
旦那さんも、体、きついけど、時間的ギャップの
大きさに、私の体、いえメンタルがついていかない。

投稿: うさうさ | 2011/04/27 23:02

確かに日常生活でも気が乗らないとやる気がしませんよね
そこはメンタルトレーニングを積んでいただいてがんばっていただかないといけませんな(笑

要は気持ちのコントロールにあるんでしょうね

投稿: ひろ | 2011/04/28 04:59

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