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2011/04/25

効率的に動く

肩こりや腰痛といってもその原因は様々
運動や仕事などによる偏った動作・姿勢などを重ねることによる疲労がたまることもあれば、老化や運動不足による筋力低下で自分の身体を動かしたり支えたりすることのキャパシティーが減少するといった消極的な原因もあります
とかく動いてもじっとしてても悪くなるのならどうすればいいんだろうという疑問も浮かんできましょう
また内臓機能や代謝能力の衰えなど筋骨格系以外の原因も無視するわけにはいきません
身体の裡の原因ばかりとも限りません
寒さ・暑さ・気圧・降雨などの外的要因もあります
気候によるストレスは案外影響を受けやすい原因なんですが
ストレスといえば心理的ストレスからくる症状もあります
現在では心理的要因に特化した治療法さえあります

単に腰痛や肩こりだけの問題に留まらないはずなんですが
あえて腰痛や肩こりといった多くの方が経験したであろう症状でも
これだけ多くの切り口があるわけです
常々、私は原因はひとつだけというケースはほとんどなくて
むしろ複数の原因が複合的に絡み合う多元的な発想を持つべきだと考えるのです

前置きが長くなりましたが
これらの問題点をなくしたり減らしたりすることが問題解決の糸口になると思います
しかしながら天気を都合のいいように変えようなんて大それたこともできませんし
ストレスを与えるイヤな上司を抹殺することも現実には具合が悪いのです
唯一できるのは自分を変えることだけです
自己啓発セミナーなんかでよく言われそうな文句ですが
健康面においても自分を変えることだけが我々ひとりひとりに残された手段なのでしょう

まず基礎体力を維持したり養うことは前提です
世間でもいわれますがいろいろな運動をすることで基礎体力をつけることが生活上で動くことの必要不可欠な事項です
生まれてすぐの赤ん坊は立てません
立つだけの体力がないからです
ごく当たり前のことですが
立つという動作だけではなくても老化現象で年々いろいろな動作ができなくなるのも同じ理屈です
昔の私ならジャニーズのタレントよろしくバク転ができました
しかし今ではできません
なぜかといえばやらなくなったからです
面倒くさくても、しんどくても毎日やってたら
今でも華麗なバク転をご披露できたと思うのですが
長年やらない間に筋肉にその能力がなくなったのです
皆さんはバク転をする必要はないと思いますが
最低限歩くだけはしたいという方は毎日でも歩けばいいわけです
そうすればそこそこのご高齢の方でもスタスタ歩くことができるでしょう

なかなか本題に入らないのは私の性格がくどいからだと思います
タイトルは確か「効率的に動く」だったと思いますが
体力が充分ある方でも力の使い方が下手な人がいらっしゃいます
いや、多くの方が身体の使い方が下手だと上から目線で申しあげてもいいでしょう
「お前はできているのか?」といわれれば答えはノーです

最近足しげく空手の道場に通っているというのは先週ご報告しましたが
何をしにいってるのかと言えば動く身体を観察するのが目的です
大勢の生徒さんの動きを見ていると面白いことに気付きました
級や段で帯の色が違うのですが
当然白帯・色帯・黒帯の順に強さ上手さがはっきりと違うのですが
階級によって動きが全然違います
黒帯でも何段かによって微妙に違うのです
白帯の生徒さんはどうしても動きに無駄が多く
下半身と上半身の動きがバラバラ
そこへいくと色帯の生徒さんは動きが様になってきます
下半身で生み出した力が上半身に乗りだして力強くスピード感が生まれます
ところがもうちょっとぎこちない部分も見受けられます
やっぱり長年修行を積んできた黒帯は違いますね
実に効率的に身体を使います
無駄もほとんどありません
しかし上には上があります
師範や師範代クラスになると身体の力が抜けています
動くのに必要な部分だけ最小限にしておいて後はほとんど脱力に近い状態
ここがミソなんです

人は動くときに当たり前のように力を入れます
力を入れれば入れるほどより大きなパフォーマンスが可能だという錯覚さえあります
ところが空手の動きのように大きな力と素早い動きの両方が求められる場合
必要以上に力を入れると身体が硬くなり
それを動かすのにさらに大きな力を必要とするのです
つまりは不要な力を入れることはブレーキを踏みながらアクセルを踏むようなもの
動きが阻害されるばかりかいつかは積もり積もった身体的ストレスが腰痛などの身体の不調にも繋がります

日常生活ではいかがでしょう?
ふだんの生活で手は抜いても力が抜けていない人もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
余分な力は疲労として身体に残ります
毎日の積み重ねでそういう状態が当たり前になったとしたら
腰痛や肩こりの潜在的な原因になりかねません

とはいえ動くときに力を抜くのは難しいこと
空手でも達人級の方だけがそれができるのです
何年もかかって力を抜くことを身につけられたわけです
我々が今日や明日にできることではありません

しかし我々が普段の生活の中でできることは
「力を抜く」という意識を持つことです
どうすれば力が抜けるのか?
そういう意識を持って普段の生活上の動きに挑戦してみてはいかがでしょう
ちょっとやってみると中には簡単にコツを飲み込む人もいらっしゃるでしょう
でもすぐにできなくてもいいんです
元々は年数をかけて修行して初めてできることなのですから
そのうちに何かの動作でできるかのしれません

力を抜いた動きで肩こり腰痛が起こりにくい身体をつくるのもひとつの方法だと思いますよ

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コメント

私も昔はバク転が出来ました。実は高校時代は体操部だったので(笑)
今は・・・絶対に無理でしょうね。
怪我をするのが怖くて挑戦も出来ません。

いたるところに力が入っているような気がするので、
力を抜いて何事も出来たらなぁ・・・とは思ってます。
難しいですね。

投稿: スギモト | 2011/04/25 10:19

体操部だったとは意外です
私の場合宴会でカラオケを歌うときステージでバク転をしておりました
当時、会社の社長からバク転禁止令が出て以来する機会が無くなりました

また必要があればライブのときバックダンサーとして友情出演いたします
なお救急車は待機させておいてください

投稿: ひろ | 2011/04/25 10:55

こんばんわ!

肩こりや腰痛、どちらも、あります。
運動不足もありますが、買い物などで、
長時間歩くのも、あまり、体には、
いい事ないかな?

力を抜く、なるほど・・・。
寝る時、あっち向き、こっち向き、
時々、力入ってると感じたり(笑

投稿: うさうさ | 2011/04/25 22:54

昔バク転ができてたとは凄いですね。

肩こり、腰痛、どちらもありますが、肩こりには長年苦しまされています。
運動していても、なかなか肩こりからは開放されませんね。
私は、無意識に肩に力が入ってるようなので、時々力を抜こうと意識しているのですが・・・。

腰は普段は全く辛くはありません。
2年くらい前でしたか、突然ぎっくり腰になり、びっくりしました。(本当は、前兆があったのでしょうが)
その後、何度もくり返しましたが、それはいつも同じで左の腰が痛かったのです。
ところが、最近は変わってきました。
立って、床に手をつく動作のような事をする時、腰の真ん中に痛みというか違和感を感じるようになりました。
気になっています。

投稿: persian | 2011/04/26 00:28

うさうささん

歩くことはたいてい身体にいいはずです
歩くときにそんなに力んで歩く人はいません
つまりは自然に身体の余分な力を抜ける運動のひとつだといってもいいでしょう
一日中連続して歩くわけではないでしょうから
買い物程度ならば問題はありません
むしろその程度で疲れ果てたなら体力不足の問題でしょう(笑)

投稿: ひろ | 2011/04/26 07:15

persianさん

むかしから尻も軽けりゃ身も軽かったですからね(笑
バク転といってもそんなにきれいにはできませんでした

腰痛の問題ですが多くの場合知らず知らずに股関節の動きが悪くなって
その状態から腰回りのアンバランスが生じ負担がかかった部分が痛み出したのだと思います
だから身体を前に倒す前屈もできなかったのでしょう
これは大腿二頭筋という太ももの裏の筋肉が運動不足や疲労などで硬くなっているからです

痛みのあるときに前屈ストレッチは厳禁ですが
痛みのないときに軽くやってみるのもいいかもしれません

投稿: ひろ | 2011/04/26 07:21

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