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2011/01/07

履歴書

自分では気づいていないことも多いのですが身体にはいろいろなことが現れます
疲労や病気などはその最たるものでしょう
具体的に認識できる症状が出たときに病気に罹ったことに気付きますが
そういうシグナルがなければ気付かないまま病気が進行するケースもあります
「早期発見、早期治療」が言われる理由もそこにあります
漢方などでいわれる「未病」というのも病気にはなっていないけど
それ以前の段階でのシグナルが身体に現れている状態をいうのでしょう

疲労や身体の弱体化、あるいは老化
さまざまな原因によってそういう状態は引き起こされます
ときには精神的なストレスが疲労となって身体に現れることさえあるんです
精神的なストレスなんて誰にだってあって当たり前なので
大げさにいうのも嫌なんですけど
大きなストレスや長期間のストレスがあるときには
異常なまでに身体が緊張するのです
普段私らがお目にかかる筋緊張とは場所や緊張の質が違うので
ある程度わかることがあります
もちろん具体的に何があったのかはわかりませんが
大きな精神的ストレスがあったことくらいは想像がつきます

ずいぶん以前のことですが
いつも通われていた方がそのときだけは
普段とは違う身体をなさっていました
妙な緊張が身体全体を包み込んでいるようでした
具体的には説明しづらいのですが
他の人とは違う緊張というか、いつもと違う緊張というか
その人に何か起こったんだろうなということだけははっきりと感じられました
「最近何かあったんですか?」と尋ねたらご家族が亡くなられたとのこと
嫌なことを思い出させてしまったようで泣きだされました

こんなケースはたまに経験するのですが
人は身体という物質だけで成り立っているのではなく
心と身体が相互に関連して人間として存在することを思い知らされます
身体はその人の履歴書みたいなもので
今までの行動や心のありようがどこかに出るものだと思うのです

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コメント

とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。

投稿: あろえ | 2011/01/07 12:42

ありがとうございました
またご覧くださいませ

投稿: ひろ | 2011/01/07 12:57

早期発見、早期治療は大事ですよね。
なので私は健康診断も受けますし、特に、歯の場合はちょっとでも違和感を感じたら、受診する事にしています。
持病の場合もそうですね。
昔は、我慢できるところまで我慢して、どうしようもなくなって、救急車にお世話になり、それから、2週間ほど入院するという事を繰り返していました。
それは、昔、呼吸困難で一晩中苦しみ、両親もずっとついていてくれて、やっと朝になって病院に行くと(子供の頃は苦しかったのが嘘のように、朝になると自然治癒してたんです)「何でもない」と言われてたのです。
だから、このくらいは我慢できる・・・と、ギリギリまで我慢する癖がついたんじゃないかと思います。
仕事を始めてからは、迷惑をかけてはいけないと、早めに病院に行くようになりました。
そうすると、治るのも早いんですよね。
昔は死を連想してた癌も今では、早期発見、早期治療で治癒しますよね。
ところが、いろんな考え方の人がいるもので、夫は、具合が悪くても、あまり病院に行かないし、行っても本当の症状を言わないんです。
たとえば、癌などが見つかるのが嫌なんだそうです。
よく具合が悪くなり死ぬんじゃないかと思う事がありますが、病院に行っても同じだ、と言います。
変な人です。

投稿: persian | 2011/01/07 18:24

ガンなどの病気は門外漢ですが
症状が出る前、病気になる前に抑え込む
つまり予防をいかにするかというのも近年の大きなテーマになっています

昨日まで元気で今日は病気ということはありません
気付かないだけでその途中の過程があるはずです
それが上手くわかれば一番いいことだと思うのです

投稿: ひろ | 2011/01/08 07:15

履歴書って表現、いいですよね^^
以前バランスセラピーに興味を持ち説明会に参加したり、本を読んだ時に「筋肉は記憶する」という内容に出会いました。
昔嫌な事があった時の記憶を筋肉自体がメモライズしているという内容で、それが心理的な問題として浮上することがあるということでした(その時の資料が行方不明なので詳しい内容は忘れました汗)。

先日も知人が忙しくストレスを受ける出来事があった後、体をほぐしてほしいということで筋肉をゆるめる手技を行ったところ、「気持ちがすっきりして楽になった」という感想を頂きました。

この仕事をしていると、心と身体はやはり密接につながっているんだなと思わざるえないことが多いです。

投稿: 時雲 | 2011/01/08 12:29

先日「何を感じるか」ということについて書きましたが
その中のひとつにこういう要素もあるということです
感じた上で特定の症状との因果関係を模索していくうちに
自ずとやるべきことが浮かび上がってくるんだと思います

投稿: ひろ | 2011/01/08 12:33

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