甘くないよ
ある出版社からメールが届きました
「出版のご案内」と書かれたタイトルにつられて読んでみると
健康関連の本を出版するのだけどいいアイデアやテーマがあれば
本を出してみませんかというお誘いでした
「先生におかれましてはもう既にこのようなテーマで何点か
出版されておられることは承知しておりますが更に新たな
切り口で、新たな情報を取り入れた出版のお考えなどは
ないものかと思いまして失礼とは思いましたが出版の
ご案内をさせて頂きました。」
確かにコラムの連載はさせていただいてはおりますが
何冊も本を出した覚えもないし
少し心に引っかかりながら読んでみると
「出版に際しましては制作費のご負担を頂くことになりますが」
要はここがポイントなわけね
純粋な出版依頼と思わせといてしっかりお金を取るビジネスだということが判明
いわゆる自費出版のDMのようです
結局私が本を何冊か出版しているというくだりは
テキトーに書いたウソと判断した方が正解でしょうね
お金に余裕のある方は本を出されるのも記念になったり商売に結びついたりもするんでしょうが、所詮私には対費用効果も見込めず自己満足しか得られないというのが実際のところ
世の中そんなに甘くはない
その事実だけを再確認したわけです
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コメント
自費出版なら、今の時代、電子書籍の形で出せば出版社を経由する必要はありませんからね。電子書籍なら自分の執筆作業のコストを除けば費用はほとんどゼロだし、在庫を抱えて悪戦苦闘といったこともありません。
そういう意味では、こういった自費出版ビジネスは益々キビシイ状況(;;;´Д`)に立たされるのではないでしょうか。ま、我々にはどうでもいいことですが。┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
投稿: sokyudo | 2011/01/30 09:19
なるほどね~~~
電子書籍の波はそういう影響もあるわけですね
数年後には同業者の限りなく宣伝に近い電子書籍も大幅に増えそうです
取捨選択の難しさも出てきそうです
それでなくても内容の薄い本が多いのに・・・
投稿: ひろ | 2011/01/30 10:10