角度を変える
ここ数年考えていることがあります
物事を見る角度を変えてみたいということです
元々自他ともに認める変わり者ですから
そんな作業もへっちゃらのようにも思えたのですが
実は自分なりのこだわりみたいなものがあって
どうやらそれに縛られているのがわかりました
「変わり者」というのも一般的ではないというだけであって
それなりの定形性があるというわけです
私の希望は自分自身に対して変化をもたらすことにあります
だからまず自分のこだわりを捨てることから始めなければいけません
長いこと人間をやってるとたいしたことがなくてもプライドを持ち
それを守るためにそれを否定しようとする者に対して対抗しようとします
自己を確立しようとする青年期ならばプライドをバネにして成長することも必要ですが
五十を超えたオッサンになると安っぽいプライドは鼻についていけません
どうしても自己保全のため排他的な発想になり
自分と違った考え方や発想を受け入れることが難しくなります
何年かこういう意識を持ち続けて入るんですが
実際にやってみると難しいものです
時にはクソの役にもたたないプライドを振りかざして
必要以上に大きく見せたり
他にもいい方法があるのに今までのやり方にこだわったり
なかなか思うようにはいきません
毎年、正月になると「今年のテーマ」みたいなのを考えます
ここのところずっと「こだわらない・とらわれない・かたよらない」
というテーマをかかげて新年を迎えますが
来年も同じテーマで一年を過ごすことになりそうです
どこの世界でも同じだと思いますが
何を知っているかよりも何ができるかの方が大切です
御大層な理屈は言えても実際にやってみるとできないってことはいくらでもあるんですよね
幅広い行動をするためには幅広い角度からの視点を持つことが重要です
心の稼働域を広げるために心のストレッチを続けなければいけません
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コメント
>長いこと人間をやってるとたいしたことがなくてもプライドを持ち
>それを守るためにそれを否定しようとする者に対して対抗しようとします
いや~耳が痛いです
(いや、ネットだから「目が痛い」かな?)。私なんかいつもそうですから。
ちなみに私の来年の(というか毎年の
)テーマは、「もちっと勉強しよう」です。いつも思うだけでやってないので。
投稿: sokyudo | 2010/12/23 08:41
心が狭いのは、ストレッチが足らんのですね。
けど、なかなかねえ。
わたしは心の狭い人間ですわ。
頭で分かってても、感情が先走り。
投稿: うどん好きのあゆ | 2010/12/23 09:11
sokyudoさん
書いている私がキーボードを打つ指が痛いです
もちろんつき指ではありません(笑)
できていないからこそ目標に立てる意義があると思うのです
ただ何年も続けて同じ目標を立てるということ自体
達成できていないという証しでもあり
口先だけで実行できていない自分を反省する毎日です
うどん好きのあゆさん
感情のない人間はつまらないです
感情豊かな方が魅力的だと思います
ただある程度のところでコントロールする必要はあるでしょうね
諦めるんじゃなくて努力することが大切だと思います
投稿: ひろ | 2010/12/23 09:35
こんにちわ!
物事を見る角度を変えてみるって、とても
大切なことですよね。
また、色んな面から、自分なり、他人を、
眺めると、色々な発見が・・・。
また、たくさんの引き出しを持っていたいな。
投稿: うさうさ | 2010/12/23 11:24
年を取るに従ってたくさんの経験則を持ちます
しかしまだまだたくさん知らなければならないことがあるんですよね
変わる自分を見つめるのも自分大好きなB型としては最高の喜びかと・・・
投稿: ひろ | 2010/12/23 11:55
今日のお話し、私も同感です。私は否定的な観方は捨てて肯定的な捉え方をするように努力はしているのですが…。ひろさんは、変わり者ではなく、個性的な人、味のある人ですよ!
投稿: ヒデ | 2010/12/23 13:14
ご賛同いただきありがとうございます
自分を否定せず周りを否定していると楽な生き方ができるかもしれません
しかしそれは一時しのぎであって長期的には大きな損失につながるように思うのです
私がいくら「普通の人間」だと主張しても周りが納得してくれません(笑
投稿: ひろ | 2010/12/23 14:19
「今日も一日丁寧に!」ここ数年のテーマです
まったくできそうにもありません
全員の意見はきけませんので
この人はと思う人の意見は自分の考えと違っていても
実行するようにしています
でないと次のアドバイスはもらえませんから
ただこの方法ですとやはり年長者に偏重しますね
若い人の意見は吸い上げにくいです
投稿: アルティマ | 2010/12/23 15:47
説明不足だったようです。下記を補足します。
「肯定的に観る」とは、自分自身を肯定的に観るのではなく、人生に於いて、次々起こる物事を、否定的に捉えないで、出来る限り「肯定的に対処する」という意味です。とは言っても難しい時もありすが…。
投稿: ヒデ | 2010/12/23 16:01
アルティマさん
「今日も一日丁寧に!」
これも深いテーマですね
同じ一日を過ごしても雑な時間を過ごすとロスが多くなりそうですね
ある方から教わったことで「年下から教わる」というのもできるだけ実行しようとしています
これから将来ある若者の感性も年長者の知恵同様捨てがたい価値があるということだそうです
いずれにしても人の考えを素直に聞くというのも大切ですね
取捨選択はしないといけませんがね・・・
ヒデさん
「肯定的に観る」というのは「正面からぶつかる」と解釈してもいいでしょうか?
素直な心を強く持たないとできないことですね
投稿: ひろ | 2010/12/23 16:36
こんばんはヽ(´▽`)/
ひろさんは変り者でないと思いますよ☆
今回のお話、非常に同感だと思いました。ここでは詳しくは書けませんが、今の状況では行動できない。その事に苦しんでいます。
心のストレッチを忘れずに、そこにつかって、自分を見失わないように、気を付けたいと思います
投稿: chipa | 2010/12/23 23:00
「正面からぶつかる」のではなく、一つの物事にこだわることなく、例えば、自分の考え方と相手の考え方が異なっていても、それを否定することなく、そのように観ることもできるんだなと、相手の考え方を軽く肯定して、さらりと観ることです。現実には、「言うは易く、行うは難し」ですけど…。
投稿: ヒデ | 2010/12/23 23:08
chipaさん
自分の考えていることを相手が理解してくれないと苦しみが生じます
その苦しみを解決するためのアプローチのひとつの方法としてこちらが先ず相手を理解するというのもアリだと思うんですよ
現実に簡単ではありませんがやろうと思わなければいつまでたってもできないですからね
ヒデさん
理解力が乏しいので何度もスミマセン(汗)
現実にこうやって人の意見を正確に理解することは難しいですね
でも努力だけは買ってください(笑)
投稿: ひろ | 2010/12/24 07:14