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2010/11/01

賢い皮膚

何でも表皮で一酸化窒素(NO)が作り出されるとか
いきなり難しいお話で恐縮ですが
この一酸化窒素という物質は身体のあちこちで生成され
重要な働きをするそうです
何を隠そう一酸化窒素は血管を拡張することができます
つまりは血液の循環を促進するのです

例えば心臓疾患の方がニトログリセリンを服用するのも
ニトログリセリンには一酸化窒素を発生させるという作用があるからだそうです
あるいは同じ目的で作られたバイアグラも一酸化窒素を生成しその作用を維持する効果があることから生まれた薬なんですって
後者の方はその後別の目的で使用されるに至ったのはみなさんご承知だと思います

表皮に圧力を加えると一酸化窒素が発生し血管を拡張させることができる
それがマッサージなどの手技療法で血液の流れがよくなるということの理由だそうです

Photo
賢い皮膚―思考する最大の“臓器”  傳田 光洋


「あなたのお肌には知能がある」
こんな帯の文句につられて買ったのですが
「ケラチナミン」とか「ウォータープルーフ」とか化粧品のコマーシャルの登場するような文言がおどり、皮膚のメカニズムを説明していきます
たぶん女性なら興味のあるお話でしょうが、正直私にはあまり興味のある話題ではなく流し読みが続きます

後半からアトピーについての記述や、皮膚が紫外線・可視光線・赤外線などの光にそれぞれの反応をするという部分があり次第に食いついていきました
そして冒頭にご紹介した話題のように皮膚に対する手技療法の効果機序のところになると一時一句食い入るように読んでしまいました
「コルチゾール」や「オキシトシン」などの情緒にかかわる物質が「癒し」の正体であること
あるいは「デルマドローム」といって内臓の病変が皮膚に現れるという現象の説明はとても参考になりました

内臓に対して「外臓」と皮膚を表現する筆者の言葉の通り
身体の様々なことにかかわる皮膚に対する興味はつきません
機会があればもう少し具体的なところまで勉強できればと思いました


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コメント

こんにちわ!

賢い皮膚と聞くと、一瞬どきっとしますね。
かしこいですね。かたいと思いました。
ありゃまあ~。おっちょこちょい(笑
肌には知能がある・・とは、興味深い。
女性のお肌は、特に敏感かな。

投稿: うさうさ | 2010/11/01 12:31

角質化された硬い皮膚にも皮膚の知恵が詰まっているようです
なんでも必要があって変化するのだそうです

投稿: ひろ | 2010/11/01 12:53

是非とも読んでみたい本ですね〜
まったくの素人ですが普段着にはライトトーナス値の高い服を着ています
肌には波動に対する受容体があるのではと疑っています

投稿: アルティマ | 2010/11/01 15:19

さすが!!するどい・・・
確かに本書では皮膚が光や色に対する受容体を持っていると書かれています

赤い色を見て興奮すると肉ぶっかけの具材にされまっせ(笑

投稿: ひろ | 2010/11/01 15:41

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