免疫革命
日頃から密かにお慕い申し上げているsokyudoさんから教えていただいたこの本、買うに当たって思い出したのは、この先生やたら多く本を出されていて古本屋でも見かけた記憶があるということ
本を取り寄せる前に一度ブックオフを覗いてからでも遅くはない
そう確信して仕事帰りに寄ってみるとしっかりとこの本が平積みされていました
しかもご丁寧に単行本一冊500円のキャンペーンまでやってたから好都合
普段の行いの良さがこういうところに現れるんだなと都合よく考え買って帰りました
まず今まで私が知っていた免疫に対する考え方が
その奥に潜む前提に気づかないままのものだったことに驚きを覚えました
免疫と自律神経の関係について述べられている内容は目からうろこ
ただ例示された症例に関しての内容はいささか我田引水のきらいもなきにしもあらずといった印象が残ります
何が何でも自説を有利に展開するのもいかがなものでしょう
ただ古い免疫機構と新しい免疫機構の役割と生活環境における自律神経とのかかわり合いには納得する部分が多くあります
東洋医学を推奨する筆者の立場からは当然の帰結と思われる内容も我々手技療法をする人間にとっては、その考え方を使える場面がありそうです
文句もつけましたが役に立つ本でした
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