バウルの唄
中秋の名月の夜
谷町九丁目から上町台地を下ります
ここは下寺町にある應典院
お寺の中にある多目的ホール
この日は「バウルの唄」というインドはベンガル地方の土着民族音楽のライブに出かけました
見たことのない楽器から幻想的な調べが奏でられます
メンバーのひとりであるかずみまきさんから日本語による訳詞が伝えられました
神秘的な音楽の中には確信をついた哲学があるんですね
人の身体の中から聞こえてくる音にも似た音楽は初めて聞いたにもかかわらず実に穏やかで素直な気分になるから不思議なもの
誰に言われるでもなく観客の身体が揺れ
最後にはみんな立ち上がり音楽に合わせ飛び跳ねます
ロックのライブの縦ノリとは異質のノリ
締めはマントラ(真言)で、お寺でのライブに相応しい終幕
今までのライブとは違った不思議な気分で家路に就くと
雨の予定だった空には大きな満月が煌々と夜の大阪を照らしていました
| 固定リンク
コメント
昔中津のシタール教室に入ろうとしたことがあります
説明を聞きに行ったのですが…
生徒が怪しそうなのでやめました、習っておけば良かったです
投稿: アルティマ | 2010/09/23 13:36
なんとなくわかるような気がします
インド文化に精通した方々はとても個性的です
はっきりいって私でさえ埋没するくらいですから・・・(汗)
投稿: ひろ | 2010/09/23 14:47
こんばんは(*^^*)
なんか、すごく神秘的なオーラを
感じます♪
気軽に近づいていいのかな的な?
チベットあるマントラは、一度見てみたいなと
思っています♪
投稿: chipa | 2010/09/23 19:38
すごく雰囲気がありました
ノリというよりも入り込む感じの方が強かったように思います
ライブ終了時に奏者も観客も床にひれ伏して感謝の気持ちを表していました
何も知らない私だけが椅子に座りお辞儀をしていたのですが
周りを見渡すと椅子に座っていたのがひとりだけだったので慌てました
「郷に入り手は郷に従え」ということわざを思い出した瞬間です(激汗)
投稿: ひろ | 2010/09/24 07:05
バウルの唄、やはり凄そうですね。
この辺りは未体験ゾーンです。
やっぱり体験しておくべきですか!?
投稿: スギモト | 2010/09/25 20:54
正直、私も本格的なインド音楽はは初体験でした
圧倒」という言葉よりも「魂を持っていかれた」という印象があり
しばらくは拍手・手拍子・ノリもなく放心状態で瞬きすることもなくじっと見つめていました
いろんな音楽に興味を持ちさまざまな種類の興奮や喜びを体験しましたが、それらとは違う異質なものでした
マジでウルウルきてる人も見かけました
なあに。。命まではとられませんよ(笑
でも心は奪われます
投稿: ひろ | 2010/09/26 07:07