主体性を発揮する
小学校5年6年生のとき面白い担任の先生に教わりました
その後の私の人格形成に少なからず影響受けたと思うのですが
発想が他の先生方とは違い物事を見るときは正面からだけでなく
右から見たり、左から見たり、ときには上から覗いてみることも教わったように思います
まだ自分で判断する習慣がなかった小学生のころ
先生の判断はあるいは絶対的なものでした
学級崩壊やモンスターペアレンツなどと先生を尊敬しない風潮もあろうかという今の時代と違い
先生が言うことは正しいと言うのが前提だったように思います
授業中、不幸にも尿意をもようしたとき
しばらくはモジモジしながら我慢して
それが限界に達したら、意を決して
「先生!トイレに行っていいですか?」
クラスメイトの嘲笑とを両天秤にかけトイレに行くことを選択した勇気を振り絞った、魂のこもった叫びを発するのです
ふつうの先生ならば、授業を中断された無念を押し殺しながら「いいよ」と言ってくれるのでしょうが、私の担任は違いました
「あかんって先生が言ったら我慢するのか?」とおっしゃり
さらに「どうしても行きたいときは『行きます』と言いなさい」と教えられました
生まれて初めて「主体性」ということを自覚したときでした
確か十数年前のベストセラーです
たまたま古本屋で100円で売ってたから買ってみました(笑)
いわゆる自己啓発本ですが「自己責任」や「自己リーダーシップ」「自己再新再生の原則」など7つの習慣を付けることにより意識改革をしようという内容なんですが、ここに書かれていたことで自己責任を持って「主体性を発揮する」という項目を読んでいるとふと小学生のころのエピソードを思い出しました
先生に聞くことも大切ですが、最後には自己責任で主体的判断をした上で行動する
今から考えるとすごい大切なことを教わっていたんだなと
改めて担任の先生を尊敬してしまいました
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コメント
こんにちわ!
今日も、溶けそうです。
これから、晩御飯の支度をしますが、
エアコンのある部屋からキッチンに、
向けてエアコンの冷気送ってます。
人格形成に影響受けた先生って、今、
なかなかいらっしゃらないような。
生まれて初めて主体性を自覚とは、
素晴らしい。
投稿: うさうさ | 2010/08/23 17:11
うちの父が教員だった頃は、みんなに尊敬され、良い時代でしたが、今では大変ですね。
私もよく、その先生が言われるようなことを考えていました。
でも、先生によっては、「トイレに行きます」というと怒る方もいらっしゃるのでは・・・と思っていました。
投稿: persian | 2010/08/23 17:29
うさうささん
キッチンは火を使う分だけ暑さが違いますよね
今気付かないこともありますがいろいろな面で影響を受けました
先生は自分で変わり者だといわれてましたが
私も変わり者だと自ら言うのも先生の真似だと思います
persianさん
主体性は自分の好き勝手をすることではなく
周りのことも考えた上で意思表示をすることだと思います
主体的に意見を言う習慣がつくと同時に責任感と周りに対する配慮もついて回ります
とても大切なことを教わりました
投稿: ひろ | 2010/08/23 18:33
こんばんは♪
いい先生に出会いましたね♪
こういう事を教えてくれるって
すごく大切な事ですよね♪
私もいつか子供ができたら
ちゃんと教えてあげることが
できるかな。
投稿: chipa | 2010/08/23 20:59
人生で何度か自分を変えてくれる人との出会いがあると思います
それがプラスになるかマイナスになるかはわかりませんが・・・
いろんな経験をたくさんしたら子供に教えられることも多いですよ
今つくづくそう思います
いろんな失敗も含め経験しておいてよかったこと
もっと経験しておけばよかったと後悔すること
たくさんあります
投稿: ひろ | 2010/08/24 07:11