« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2010/06/30

持つべきものは

002

小包が届きました
東洋オステオパシー協会の理事を務める四国の大先輩からです

003

きゃ~~~~
人望の厚い、太っ腹の先生です

004

中西のうどんやないの!!
人格高潔にして後輩思いの大先生です


醤油で食べようっと


| | コメント (8) | トラックバック (0)

2010/06/29

ちょっと感激

紫陽花って水分をたっぷり補給してやらないといけないらしいんですよね
ところがこの時期クーラーを使うもんだから部屋が乾燥しがち
せっかくきれいに咲いた花を枯らすまいと思い
ヒマを見つけてはせっせと霧吹きで湿気を与えています

花や葉にも水滴がつきます
じっと見ていると面白いことに気付きました
一番上の葉にたまった水玉は葉の軸の方に流れ
さらには茎へと流れ次第に下の方へと伝って落ちていくのです

006

なるほどね!
植物の葉は光合成をするだけの役割じゃなしに
降ってきた雨を葉で受け止め少しでも多く自らの根元へと導く形状になっていたんですね
葉が真ん中で左右対称に谷折りになっているのも
水を導くために有利な形で葉の先が少し上を向いているのも茎に向かって水が流れやすくしているようです
自然の形には必ず理由があるといいますが
たくさんの水分を欲しがる植物にとっては好都合な形です

ちょっとした感動を覚えました

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2010/06/28

3D踊る肉単

面白いものを入手しました
筋骨格系を勉強するのに「肉単」というのがあることは知っていましたが
CDロムからアプリケーションをインストールしてブラウザ上で展開できるバージョンも出てたのですね
ニャロメさんのところでそれを知りさっそく取り寄せました

Nikutan
3D踊る肉単

アマゾンでは中古しかないようですが
いつも利用している本屋さんで新品を取り寄せてもらいました
「肉単」という語呂を聞くとむかし受験生のときお世話になった森一郎先生の「試単(試験に出る英単語)」を思い出してしまいます
「試単」同様学生が筋肉の起始・停止や作用を覚えるのに役立ちそうです
しかもこれはブラウザ上で点滅したり動きを見せてくれるのですから、視覚からも覚えやすく共同筋や拮抗筋との関係も理解しやすいです

D

足を上げたり下げたりしてまさに踊っているようにも見えます
説明するときに便利かもしれません

面白いオモチャを見つけました(笑

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010/06/27

付箋

011

最近お気に入りの付箋です
幅も長さもちょうどいいくらいのサイズです
実はこれ、ガムを捨てるときの紙なんです
ガムを買ったら中に入ってるんですが
ノリが付いている部分があるんで付箋に使うのにピッタリ
買ってきた付箋はサイズが中途半端なので使い勝手が悪かったので助かります
切ったり折ったりして使うのは面倒だったんですよ

本を読むとき書き込んだり、付箋で目印にしたり
綺麗な本の読み方とはいえませんが
できるだけいろんなところで活用できるように工夫をしています
ガムの捨て紙だってかまいません
そんなものは広告を刻んで使えばいいのです

いいものを見つけました
これからガムを買うときこれにしよう

013


| | コメント (10) | トラックバック (0)

2010/06/26

SWEET HEART~海からの贈りもの~

Img010
SWEET HEART~海からの贈りもの~

極めてシンプルなアルバムです
「ティアーズ・イン・ヘブン」「コーリング・ユー」など過去のヒット曲をピアノソロで演奏
でもBGMとして使うならこれぐらいシンプルな方がいい雰囲気になります
「海からの贈りもの」というサブタイトルでこじつけの波の音も必要ないくらい
ピアノのソロだけだったら製作者も仕事がないので無理やり入れたんでしょう
いい音楽はシンプルな方がスッと入れるのにね

例によって250円で買った中古のアルバムですが
私としてはこのアルバムは大当たりです

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2010/06/25

自前

003


ここのところuniさんに作品を提供していただいて自転車置き場のポスターを作っていましたが、今回は初めて私が撮った写真でポスターを作ってみました
写真の技術点や芸術点は低いもののオブジェで置かれたアンティークの自転車の格好良さが光ります

たまには自前の作品もいいでしょう

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2010/06/24

タコめし

004

差し入れでいただいたタコめしです
瀬戸内海でとれたタコを使って炊かれたそうですが
身が柔らかで美味しいかったです
薄味ですがしっかりと味が染みていました
添えられたナスの浅漬けがこれまた絶妙の漬かり加減!!

他所のご家庭の炊き込みご飯ってそうそう食べる機会ってありませんよね
家で食べるのとまた違う味付けが新鮮に感じました

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2010/06/23

ハムストリング

あるときハムストリングについて調べ物をしているときWikipediaを見たのですがそこには名称の由来が記してありました

Wikipedia

ハムストリング(hamstring)とは、人間の下肢後面を作る筋肉の総称。ハムストリングスとも呼ばれる。ハムストリングとは「もも肉のひも」という原意である。これはハムを作るときに豚などのもも肉をぶらさげるために、これらの筋の腱が使われたことに由来している。
大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋の3つの大腿後面にある筋(この他に大内転筋を含むこともある)を合わせてハムストリングスという(最後の「ス」は複数形のsであるから「ハムストリング」のほうが日本語訳としては自然だが、一般的に「ハムストリングス」が流通している)。この言葉はスポーツに関して特によく使われ、下肢の動き作りや運動能力に大きく影響する部分であるとされている。しかしトレーニングが難しく、反面肉離れなどの故障を起こしやすく、一度故障すると癖になってしまう場所としても知られる。

「ハムストリング」という言葉を初めて耳にしたとき
「ハム」と「ストリング(糸、紐)」を想像したのですが
それで正解だったんですね

001

ご存じない方のために説明しておきますと
ハムストリングとはふとももの裏側の筋肉のこと
だからここでいう「ストリング」とは膝の裏にでるすじ(腱)のことを指すわけです
長いことこの仕事をしてて知ってて当たり前だったんですけど、今頃になって改めて知って感動しています(笑

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/06/22

道標

005

腰痛館をまっすぐ北に向かうと国道25号線にでます
国道25号線は梅田から三重県四日市を結ぶ幹線道路
御堂筋も25号線の一部で、名阪国道も25号線の一部
大阪奈良間は「奈良街道」とも呼ばれ壬申の乱で大海人皇子が東進したルートだと言うから歴史のある道じゃないですか(Wikipedia参照)

007

この道標は腰痛館を北に行った25号線の交差点にあります
「右ふじいでら・大峰山」と記されているのですが
なんともアバウトな道案内です
右に行くとここに着くのですがさらにその先は突き当り
藤井寺も少し方角が違うし
大峰山ははるかかなた・・・

006

「左・道明寺 志ぎ山」とありますが信貴山のことでしょう
道明寺といえば藤井寺ですからどっちに行くか迷うところ
それぞれ微妙に違うような気もします

008

反対から写すと北西方向に「天王寺 玉つくり」
これは天王寺までは合ってますが
玉造は途中で右に曲がらんといけません

010

裏には弘化二十九年と記されていますから
江戸時代に建てられた道しるべということになります

この道標が置かれたころはみんなのんびり歩いての旅だったのでしょう
むかしこれを見ながらどちらに進むか決めていた曲がり角ですが、今では猛スピードで何台もの車が通り過ぎていきます

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010/06/21

夏至

今日6月21日は夏至
ドラキュラが最も嫌がる一日
一年で一番太陽が長く見られる日ということになります
日差しがきつい8月の方が日が長そうにも思えるのですが
お盆を過ぎるとめっきりと日暮れが早くなります

早じまいをして出かける時も日が昇っているうちからシャッターを閉めるのは後ろ暗い気もして、それでも明るいうちに出かけるとなんとなく嬉しくもなり複雑な感じなんですよね

梅雨空できつい陽ざしはなさそうですが
7時過ぎまで明るいと時間を間違えて勘が狂うときもあります

006

夏至のころの花といえば菖蒲だそうですが
梅雨空にふさわしい紫陽花が咲きました

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2010/06/20

OFF DA COAST

Off_da_coast
OFF DA COAST 日野皓正

何枚か持ってる日野さんのアルバムの中では異彩を放ちます
「ダンス・リミックス」というのだそうですが
ヒップホップの系統はほとんど知らないので
グルーヴ感があるとか言われても「ハイそうですか・・・」となるところですが
今風の音楽であることだけは私にだってわかります

「ひと通りのことはやってきたんですよね」
以前にこんなこともおっしゃっていたのですが
先日お目にかかった時もまた新しい音楽の要素を追及されておられるようでした
ジャンルにとらわれないフリーな演奏は私個人としてはワクワクします

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010/06/19

B-ROXY

007

大阪は上町台地から下寺町にかけては
お寺が多く情緒豊かないくつかの坂が古い逸話とともに点在します

011

この坂を降りて少し行くと街の様子も一変

012

いきなりガンダムがお出迎え
昔は電気の街として有名だった日本橋も
東京の秋葉原同様サブカルチャーの街として電気屋街と共存します
ここをブラブラしてると多くのメイドさんに出会いました
テレビやネットでその存在は当たり前のようにお目にかかるのですが、実際にこの目で直接見たのは初めてのこと
メイドといっても掃除や洗濯をしてくれるふうでもなく
ただ衣装を着飾ったお人形さんのようなキャラクターを演じる幾ばくかの時給をもらったお姉さんの歩合のいいアルバイトのひとつなんだなという認識です
それでも中に「メイドさんの整体」なるものもあったりして
ここにビジネスチャンスを見たような気がするのですが
現実問題として私が白衣を脱ぎ捨てあのような着衣で施術する事に対してのニーズがどこまであるのかに大きな疑問が生じてきました

日本橋を少し進むとナンバにでます
今日の目的地はここです

013

久々に訪れたB-ROXY
大阪では老舗のジャズバーです
今日のメンバーは清水武志さん(p)、岩田晶さん(b)、南ルミコさん(vo)

022

始めてみる組み合わせですが
清水さんのピアノは別のメンバーで何度か聴いたことがありますが、軽快という言葉がピッタリの弾むようなピアノ
余分な力が一切入っていないので逆に音が澄んで深く感じます
ルミコさんと大学の同級生だった縁もあってとてもリラックス
MCで見せる完璧なるボケツッコミはもはや名人の域
もはや独壇場ともいえる清水さんのペースで進行します
歌うベーシストとして本領を発揮したのは岩田晶さん
ソロの場面ではベースの低音と声の低音が響きます
「歌わんと手が動けへんねん」といわれるあたりは喋らんと手が動かない整体師と共通したところもあり、思わぬところで共感を呼びました

個性的なアーティストの個性を存分に引き出して暴走寸前のスリリングなステージをマネージメントするのはルミコさんの最も得意とするところ
猛獣使いと私が銘々した類い希なる手綱さばきはお見事です
これも力のあるボーカルがあってこそパワフルな演奏を自分の懐に取り入れることができるというものです

ステージが終わってからも話が盛り上がります
いつも最後までいてしまう楽しさはこの店ならではの魅力なんだと思います

本日のお支払いはルミコさんにいただいたこちらで・・・

031

そんなアホな・・・

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010/06/18

ところせましと

019

ほぼ一か月ぶりにヨッシーの登場です
先週の土曜日に一歳のお誕生日を迎えたヨッシー

007

成長著しいヨッシーはわずか一か月で髪の毛がふさふさ
薄毛抜け毛でお嘆きのご貴兄には何ともうらやましい話

011

会うたびに歯の数も増えていきます
わずか一か月で二本も歯の数が減ってしまった私もうらやみます

022

これはお約束・・・
触ってはいけないものに突進するスピードは目覚ましいものがあります
「男子三日会わざれば刮目して見よ」といいますが
油断もすきもありません

025

彼の手にかかるともはやすべてがオモチャ
危なくさえなければ何でもしてくださいって感じです

028

でも自分で脱いだ靴下を履こうとしても履きかたがわからなくて悩む姿はまだまだ修行が足りません

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010/06/17

エキゾティックロゼ

蛍光灯を変えました

002

エキゾティックロゼという商品です

005

薄いパープルで艶めかしい光です
いわばムード照明ってわけですね

018

この照明に換えたらベタのメタリックブルーが鮮やかに光ります


027

トリミングをしたばかりの水草も緑も鮮やか

ベタ

少しだけ幻想的な雰囲気になりました

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2010/06/16

Twitterはじめました

なんか世間で流行っているそうで・・・
とりあえずイッチョカミで私もつぶやいてみることにしました

@tsujitter_hiro
登録したユーザー名も真面目なのかふざけているのかわかりません
ましてやこれからどうなるのか私にもわかりません
後は野となれ山となれ・・・
成り行き任せで楽しむことにします

左に表示されている緑の「Follow Me」バッジをクリックしてくださると飛んでいける段取りとなっております
ひとりでつぶやくとあまりにも切ないので
お相手してくださるとうれしいです

| | コメント (14) | トラックバック (0)

2010/06/15

特異性と全体性

施術にはいると「どうしてそうなったか?」の原因を探ります
多くの場合その人の身体に証拠が残されています
痛みを発生させる原因となるアンバランス
それを生み出した動作・姿勢・習慣
それらを見つけだすことなくただ痛みを取るだけでは
根本的な解決とはいえず、対処療法的な処置に終始する場合があります
そういった場合、何度も何度も同じことを繰り返すうちに
次第に悪化して取り返しのつかない状況においつめられることもしばしば目にします
とりわけ長期的な習慣から発生したものである場合
施術そのものより、日常の注意を喚起することにより
根本的な原因を取り除くことに主眼が置かれます
この場合私の仕事はそれを見極めることをメインとして捉え
問題解決は自分自身でやってもらうことになります

「見極め」のために身体を触るときにちょっとしたゲーム感覚になったりもします
例えば野球選手の場合、ポジションを当てることに神経を注ぎます
野球といえどもそれぞれのポジションで動きが異なり
必然的に使う筋肉も違います
当然使う頻度の高い部位は発達し、他の人には見られない特性が存在します
それからポジションを推理し、なおかつそのポジション特有の動きを考えながら痛みの原因を見極めます
もちろん実際に痛みが生じた部位と一致することが多いのですが、意外に全く関係ない箇所に制限があり、それが原因で痛みを生じせしめるケースも少なくありません
実例で言うと右足首の捻挫が治り切らなくてフォームを崩し最終的に右手首に負担がかかり痛くなったということもありました
それもその競技の特異性から生じたものといえます
結果的に専門家(コーチ)にフォームチェックをしてもらい是正すると次第に痛みも消えていったそうです
これも私の仕事のひとつだと思うのです

Tj
月刊トレーニングジャーナル7月号

今月のテーマは「特異性と全体性」
それぞれの競技にそれぞれの動きがあります
その特異性を理解したうえで身体を適応させていくことが大切です
またアンバランスが生じたとき身体機能のメカニズムも狂いだし
障害が発生することも多いようです

でも各スポーツで奥行きが深い話がたくさん紹介されていて驚きました
ケガの予防についてもそうとう研究が進んでいるんですね
 
 
私のコラム「からだことばに学ぶ知恵」も8回目
「怒髪天を衝く」が今回のテーマ
佐伯マスオさんのイラストが迫力満点!!

031

今月もパワフルに連載中

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2010/06/14

新しいこと

性懲りもなく新しい技を勉強しています
とはいえオステオパシー関連の技法で
今まで使ってた技と共通しているのでそんなに違和感なく入ることができます
ひとつひとつの技そのものよりも、むしろその技法を使う目的に興味がありました
使うかどうかはわかりません
というよりも使い物になるかどうかが問題です

本を読んだりセミナーを受けたりする程度で習得したというのもおこがましい話
何度も繰り返し実践で使えて、なおかつそれなりの結果が出てこそ意味があります
知識として記憶しているだけではク○の役にも立ちません
失敗して、考えて、工夫して・・・
その繰り返しこそが習得の条件だと思います

初めてオステオパシーを習ったときの私はずぶの素人
一生懸命勉強や修行をしたつもりでも実践では随分苦しみました
習った技法が悪いのではありません 
下手くそだっただけのこと・・・
現実に今使っている技のほとんどは師匠のところで習得したもの
だから今も昔もやっていることには変わりないわけです
ただその当時は経験も浅く使い方が悪かったり使い道を誤っていたりしてたのでしょう
次第にそれが理解できてくると細切れだった知識も繋がってきました

そうなると逆にもっと深いつながりがあるのではないかと疑問がわきました
理解できたのではなくごく一部が見えかけただけということに気付きだしました
だからそのヒントを探し出すために(私にとって)新しいことを始めたいのです

時間はたっぷりあります
急いではいません
ボチボチと積み重ねていきましょう

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2010/06/13

ARCTIC SUMMER

最近のマイブームは中古CDの物色
最新のアルバムには興味がなく
もっぱらマニアックな路線をひた走ります
250円のコーナーだけを片っ端からあさるわけですから
お店にすれば売れ残りの掃除みたいなもの
中には買ってよかったと大満足の掘り出し物もあります

008
ATCTIC SUMMER

タイトルの通り「北極の夏」
見事なまでのジャケ買いです
どんな爽やかで涼しげな音楽を楽しませてくれるか
想像するだけで嬉しくなって買いました

白くまの鳴き声、氷の割れる音、北極海の波しぶき・・・
延々と北極のシーンが音で綴られています 最後まで・・・
まるで時間が止まったかのようです
いつまでたっても音楽は聞こえてきません
まさにタイトルの通り「北極の夏」そのもの・・・

勝手に涼しげな音楽を期待していた私が悪かったようです
さて。。このアルバム・・・
どんなときに聴けばいいのでしょう

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2010/06/12

稽古

013

暑い中、鐘と太鼓の稽古です
杭全神社の祭りもあとひと月に迫りました
勇壮なだんじりが街に繰り出すと
平野っ子の汗がほとばしり血が騒ぎます

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2010/06/11

不安の正体

先日親知らずを抜いてきました
先月の半ばに大騒ぎの末、左下の親知らずを抜いたのですが
今回は最後に残った右下の親知らずを抜きました
前回は歯茎が腫れ上がり熱もでて急遽抜いてもらったのですが
今回は差し迫った緊急事態というのではなく
いびつに生えた親知らずがひとつ前の奥歯を圧迫し
いずれ悪影響を及ぼすであろうという予防的観点から抜くことになりました

前は痛くて辛くてたまらない状況で駆け込んだのですが
今回は痛くも何ともないので心の余裕があります
なのに前回よりもはっきりした恐怖心が募ってきました
まな板の上の鯉じゃないですが
治療台に座れば開き直れると思いきや
だんだん恐怖の度合いが高まります
二回目で慣れてきたはずなのに明らかに今回の方が不安なんです
力は入るわ、汗は出てくるわ・・・
もう少し若ければ泣きわめきたいところですが
この年になってアンパンマンの縫いぐるみを手渡されて
「怖くないよ~ 強いね~~」となだめていただいてもナニですから
恐怖心を押し殺しました
拳を握りしめながら・・・

歯を抜いていただいている間、ずっと思ってたんですが・・・
「不安」というのは将来の苦痛に対する予定的な感情であり
現在が無事平穏であればあるほど
将来起こるであろう苦痛との落差が生じ
今の幸福が失われることへの恐怖こそが不安の正体じゃないかと考えました
一回目に歯を抜いたときは、すでに化膿して熱もでて歯の痛みから食事も採れなかったほどでした
だから歯を抜くことの苦痛と比べるとたいした差はありません
むしろこの忌々しい歯を抜いてもらったらどんなに楽になれるか
そんなふうにさえ思っていたわけですから
将来に対する恐怖どころか、歯を抜くことに将来の幸福とすら感じていたのです
ここで不安が生じる余地はなかったのは当然のこと
しかし今回は現存する苦痛はなくい状況で
治療台に座ってこれから起きるであろう苦痛を想像したら不安に陥ったのです
冷静に考えれば麻酔をかけてもらってから歯を抜くのだから
激しい痛みはあるはずもなく
自分自身の想像によって不安を作り出していただけのことだったんです

なるほど! これが不安というものの正体だったんだ
そんなことをずっと考えながら治療中、気を紛らわせていた私でした
でも怖いもんは怖い・・・

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2010/06/10

梅雨が来る前に

6月と言えば梅雨の季節
シトシト降る雨に悩まされることも多いです
出かける前に傘を用意していくかどうかも難しいところ
出るときにはあんなに晴れていたのに・・・
そう後悔しても出先で雨に合うと困り果ててしまいます

004


毎年何回かそういうシーンがありました
でもご安心を・・・
今年も梅雨時に備えてビニール傘を買いこんできました
百均のそれだから高級な傘ではありませんが
わざわざ返しに来る必要もありません

とりあえずこれでお帰りの雨をしのいでください☂
天気予報ではもうしばらくで梅雨入りだとか・・・

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010/06/09

田植え

006

この間この道を通った時は土が見えていたのに
ぼちぼちと田植えが始まったようです
この付近でも田に水を張って準備しているところはいくつか見ましたが
どうやらここが一番乗りのよう

夜の帰り道ではカエルの合唱が鳴り響きます
まだまだ大合唱というよりもリハーサルといった感じですが
オタマジャクシが成長して合唱団に参加するころ
きっとここの景色も緑一色に染まることでしょう

少しずつ目と耳で夏の到来を実感します

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2010/06/08

紫陽花

006_2


久しぶりに紫陽花が花を咲かせました
ずいぶん昔の話ですが腰痛が治った記念にいただいたものです
ちょうどここがオープンした年ですから9年前
それ以来何年かは花を咲かせてくれたのですが
おそらく5年以上はつぼみがつきませんでした
もう駄目なのかなと思っていたらふたつだけつぼみがつき
ようやく白い花を咲かせようとしています
余所で見る紫陽花に比べるとずいぶん貧弱かもしれませんが
私にとってはふるい友達に久しぶりに会ったような感じがします

今日は曇り空
梅雨も間近のようです

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2010/06/07

三位一体

Photo

「空腹、疲労、怒り」「肥満、こわばり、感情的な支援の欠如」「運転、重いものの持ち上げ、貧弱な食事」
ヒュー・ミルンが「ザ・ハート・オブ・リスニング」で例示した腰背部痛の原因です
ここにある「くくり」にどういう意味があるのか私には理解できませんが、そんなことよりも彼がここで言っているのは痛みの原因は三位一体であるということなんです
補足も含めて説明すると人の身体にはひとつくらいのトラブルに対しては耐えうる(あるいは回避できる)能力が備わっているけど、トラブル(痛みの原因)が二つになり、三つになると対処しきれずに痛みが発生するということなのでしょう
ミルンはこう言います
「原因となる三位一体の一つの要因を見落としていると、治療はあまり効果的でなく、成果が上がらないことさえある」

施術するときに痛みの原因を探します
そのとき多くの推理小説であれば知能的なひとりの犯人がいて、彼のトリックを見破ることにより事件は解決するのですが、現実は少し様子が違うよということなのかもしれません
偶然、必然に拘わらず生じた複数の原因がひとつの部位に影響したとき身体はこらえきれずに悲鳴を上げるということのようです

つい私たちは犯人探しのとき目の前にあった出来事だけをいくつか並べて、その中から「臭い」と思う容疑者を選びます(この段階では真犯人かどうかはわからない)
状況証拠だけで推理するほうも難しいのは当然ですが、目の前の出来事だけで判断してはいけません
関係ないと思われる事象からも何か繋がりがあるかどうかの地道な作業もしなければなりません
そしてすべての事象を検証して起こった事件とのかかわり合いがあるかどうかを見極めます

事件との関わり合いの深さに差はあれど、すべての原因を繋ぎ合わせながら再び推理していかなければならない・・・
・・・と。。こういうことをミルンは言いたかったんじゃないでしょうか?

やる方にとっては単純化した方が楽なのはよくわかります
しかし複数のことが絡み合うことって世間にはいくらでもありますからね

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/06/06

Deep Forest / Boheme

Deep_forest
Deep Forest Boheme


世界各国の民族音楽を演奏するフランスのユニットDeep Forestのセカンドアルバム
東欧の民族音楽がテーマだとか・・・
今風のアレンジで土着の臭いはあまりせず、どちらかというとセンスのいいヒーリングミュージックの感じがします
エレクトリカルな民族音楽は効く方のスタンスによってどちらにでも聴ける半面、微妙に中途半端な感じも無きにしも非ずといったところかな

ホンダ・シビックのCMにも使われていた「フリーダム・クライ」は今聞くと懐かしいです

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010/06/05

てんとう虫

朝掃除していると自転車置き場にてんとう虫が・・・

Photo


長く滞在してもらっては困ります
サンバを踊ってくれるなら話は別ですが・・・

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2010/06/04

入道雲

本格的に暑くなりました
一週間前に暖房を入れたのが嘘のよう
ようやくこの季節らしさも出てきました

思い起こせば数十年前は
クラブ活動で土埃を立てながら炎天下をランニングしていたんですね
今では考えられない体力で夏を満喫したものです

久しぶりに空いた時間があったので扇風機をかけて昼寝をしました
今までの疲れも取れるほどにスッキリした気分です
開けた窓の外には入道雲がありました
今年初めてのご対面です

炎天下に走ったときも、扇風機をかけて昼寝をする今も
入道雲は昔と変わらず夏を知らせてくれます

006


| | コメント (8) | トラックバック (0)

2010/06/03

手当のススメ

よく私の手が身体に触れると
「手が暖かいですね」と言われます
やっている私自身にもそれなりに自覚はあるのですが
手を当てるだけでもよくなっていくのがわかることもあります
それでも体感的に私の掌が温かく感じるのにはカラクリがあります

今ではもう手に入らない名著「エネルギー医学の原理」という本があり
そこにはセラピストの手から出るエネルギーの計測の実験が行われたことが記されています
1980年代にコロラド大学医学部で行われたそうですが
計測された手から出る磁気の周波数は0.3Hz~30Hzまでの範囲で
そのうち最も多かったのは7~8Hzの周波数だそうです
日本でも同様に実験が行われたとありますが
その周波数は8~10Hzが最も多かったという結果がでました
そしてこのあたりの周波数が人体にいい影響があるとか・・・

整骨院や整形外科でよく見る低周波治療器も
製品や治療目的によっても違いますが
1~2000Hzくらいまでの周波数があるそうです
その中でも腰痛や肩こりの場合は150Hzまでが一般的だそうです

と、まあ説明はしたものの元々理科系はお得意ではない私
とりわけ物理系のお話になると上滑りした聞きかじりの知識をこれ以上ご披露するのも心苦しく、しまいには言ってる私自身がわけがわからなくなりそうです

要するに私の言いたいことは手を触れるだけでも
身体からのエネルギーが触れられた相手にも伝わり
生体反応を起こして身体機能が正常化することもあるということです

昔から治療のことを「手当」といいます
現代のような進歩した医学が存在する前は
世界中どこにでも手技療法が存在し、現場の医療を担ってきました
科学的な医学が進化した今はその存在も薄れてきました
中にはインチキで儲ける輩もいたりして
その力を拡大解釈して荒唐無稽な効果までアピールすることもあるようです
またそういうのをご覧になって否定的な立場をとられる方も少なくないのは理解しています

しかしそんな今の時代でも手の持つ力がなくなったのかというとそうではありません
超能力とかいうのとは違って誰もが当たり前に持っているエネルギーは
人の身体に影響するのは間違いなさそうです

使い方の上手い下手はあると思います
人によってエネルギーの強弱もあることでしょう

私の施術で手が温かいと感じた方は
すでにご自身の血液の循環がよくなって
自らの身体の部分に発生した熱エネルギーを感じたのではないかと推測します
それはすでにその人の身体の中で治るための準備が始まっているのだと思います

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/06/02

尾籠な話ですが

002


親知らずを抜いてご飯が食べられないときに
飲むヨーグルトで過ごしました
しばらく続けるとお通じも絶好調なもんで
朝食はこれだけで過ごしています
いくつか種類があるのでローテーションで買ってます

以前に乳製品は人の身体には合わないということを説いたベストセラーを読んで以来敬遠していました
チーズだけはおつまみで食べるという中途半端なことでしたが
久しぶりに飲んでみると野菜ジュースだけのときよりも
腹もちもいいし、量を飲んでもトイレが近くならないので安心です

近所のスーパーで198円の特価というのが後押ししてくれました(笑
これもケガの功名っていうんですかね・・・

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2010/06/01

耳をすませば

ブログをご覧いただいてる方だとご存じだとは思いますが
私、音楽がこの上なく好きだったりします
年々アーティストとのおつきあいも広がり
貴重な経験をさせていただきました
中でも驚くのはアーティストの耳の鋭さ
私が気づかない音を聞きとることにより
素晴らしいステージを造り上げていきます
ピアノ・ベース・ドラム・トランペット・サックス
さまざまな種類の音が音程を変えて繰り出される音楽
我々はそれらが融合したひとつの作品を聞くのみです
しかし彼らはそのひとつの音をピックアップして議論を始めます
感じ取る能力の違いをまざまざと見せつけられます

オステオパシーの技法でクラニオ・ワークというのがあります
Dr.サザーランド・インスパイアで派生した技法も含めるとその種類はかなりたくさんあります
その技法の中には頭蓋から身体の声を聞くというのが鍵とするものもあります
単純に頭蓋骨のずれを矯正すれば症状がなくなるというものではありません
身体の発する声をリスニングできることが前提なんだと思います
専門的な言い方になるといくつかの種類の「潮(タイド)」を聴き取るなんていいます

また身体から発するメッセージはクラニオ・ワークで言う「潮(タイド)」の他にもあると思うのです
私個人の考えであることをお断りしておきますし
きちんと確立したものでもない極めてあやふやな感覚的なものと申し上げておかなければなりません
エビデンスの欠片すらもないものですが
施術中にこういったことを感じることを大切にしたいと思うのです
そうすることにより身体中に起きていることのつながりを見つけだすことが可能になります
現場でひとの身体を触っているといくつかの事象に出会います
そのひとつひとつがバラバラに存在するのではなく
何らかの共通した項目が見つかることがあり
そのエッセンスこそが施術を進めていく上で一番大切なことのように思うのです

私がそれを聴き取れるかというと
なかなかそこまでは出来ていないのが現実なんですが
微細なる音を聴き分けることができれば
身体からリズミカルにいい音楽が流れるように思うのです


| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »