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2010/05/21

気を利かせて

オステオパシーに限らずすべての手技療法でいえることなんですが
施術を受けるときに必要なのは身体の力をできるだけ抜くこと
何をされるのかわからない状況で恐怖心が芽生えるのは自然なことです
それでもこちらのことをご信用いただいて力を抜いていただかないとその効果も期待できません
こちらとしても恐怖心が芽生えにくいような組立や工夫を凝らしています
ご大層にいうほどのことではありませんが
ある程度年数を積むに従い注意をそらす小技を用いて意識を集中させないように持っていくこともできるようになりました

より高い効果を引き出すために力を入れないようにすることは大切なのですが、意外と何度か施術を受けて慣れてきた方でも厄介なケースがあるのです
その方がたにより施術のパターンが決まってくると次に何をされるか予測できることもあります
そんなときにご厚意から協力してくださる方もおられます
どちらかというとご高齢の方に多いようですが
身体を動かしたい方に自分で動かれるのです
気持ちの上では私がどうしたいかを事前に察知されて気を利かして自ら動かれるのです
人生経験豊富な方の優しさだと理解できるのですが
技を効かせたい関節や筋肉を知った上での動きではありませんので中途半端な形になることが多いのです
その旨をお伝えしてもう一度やろうとしても無意識に身体が反応することもあるようで何度やっても自ら動いてしまうことも少なくありません
それと自分で動いていただくときに危険なのは
私もそれなりに重量があることを想定して力を入れるとき、先に身体が動くとかわされた状態になってしまい私がこけてしまったこともあります
これは私にとって大いなる恐怖なんです
だから技をかけるときはできるだけゆっくりしたモーションで動かすようにして、相手の力が入った瞬間にこっちの動きを止め、技をかけるのを中断します
力を入れないように説明してもう一度やりなおすか
場合によっては後回しにすることもあります

力が入るのは不慣れな場合だけじゃなしに
慣れてきた頃にもよくあることなのです

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コメント

まさに「小さな親切、大きなお世話」ということですね。bleah

幸いにもと言うか、ウチの場合、治療のパターンが決まってない(どころか、次に何をするのか、その直前にならないと私自身わからないwobbly)ので、患者さんに先回りされずに済んでます。

投稿: sokyudo | 2010/05/21 08:54

いくつかの施術パターンがあってその中の一つに当てはめて進めていくというやり方に問題があるのかもしれません
臨機応変に変えてはいるつもりですが
先を読まれる甘さは致命的かもしれません(笑

sokyoudoさんの場合はクライアントの身体に導かれるように進行するんじゃないですか?
ある意味理想的かと・・・

投稿: ひろ | 2010/05/21 10:16

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