パッチ
大阪だけでしょうか?
パッチと呼ぶのは
モモヒキと世間一般では呼ばれるようです
近年、タイツなどというハイカラな呼び名にカラフルな色彩のもあるようですが
私にとってパッチはパッチ
冬になると下半身を温める必須の肌着であることに今も昔も変わりはありません
私が子供の頃、父親が衣料品店をやっていて
年末になると小学生だった私も貴重な戦力でして
ラクダのパッチを売るために商店街中に響きわたる声を張り上げて営業努力をしたものです
これを大阪では「必死のパッチ」といいます(嘘
その環境で養われた物怖じせぬ性格は現在の礎になっていることはいうまでもありません
さて今の時代よりももっと寒かった年末にパッチを買ってくださったお客様はたいてい年輩の方でした
幼き日のイメージとしてはパッチをはくのは年輩で
若者は決してはくことのない衣類であるとの固定観念を植え付けられてしまいました
数年前にあまりの寒さが身体に堪え
足が冷えるなどと言う若者にあるまじき状態に陥ったのでした
それでもパッチをはかなかったのは
私にとってパッチが若者とオヤジを分ける分水嶺だったからに違いありません
しかし背に腹は代えられません
冷えた足はそれだけでとどまらなかったのです
次から次へと襲いかかる体調不良にたまりかね
断腸の思いでパッチに足を通したのです
それから数年、体調を取り戻すためにいろいろと試した結果
35.8℃まで下がった体温は36.6℃に戻り体調を崩すことも少なくなりました
簡単にいうと若返ったようなものです
寒いとき頻繁に使ってた使い捨てカイロも使う数が年々減り
一昨年の冬からまったく使わなくなりました
次第に足が冷えることもほとんどなくなり
この冬はパッチのお世話になることもなく過ごしています
せっかく新しいのを買ったのですが今のところ必要なさそうです
パッチをはかなくてすむということは代謝量が増えたということになり
いわば若返ったということにもなるわけです
いくらがんばっても十九・二十歳に戻るわけではありませんが
この先どこまで元気を取り戻せるか楽しみでもあります
私のアンチエイジングの旅はまだまだ続きます
ひとつわかったことは健康を取り戻すということは
数年間の時間を必要とするということです
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コメント
こんにちわ!
パッチと呼びますよ、ここあたりでも。
若者とオヤジを分ける分水嶺、それ、
分かります。
とは言え、我が家は、愛用していません。
カイロもないし・・・。
でも、それで体温が上がるのなら、いいな。
アンチエイジングは、永遠のテーマですね。
投稿: うさうさ | 2010/02/02 11:29
そちらでも「パッチ」と呼ぶのですか!
心強い限りです(笑
ここ数年で「寒い」ということと「冷える」ということの違いを実感しました
この体験は仕事でも役に立ちそうです
投稿: ひろ | 2010/02/02 12:00
こんばんは♪
こちらでも、パッチといいますが
お祭りの時に着るのを言うかも??
私、前によさこいをやっていたのですが
その時に「パッチ」を着たのを覚えています♪
必死のパッチ(笑)
頂きます(笑)
投稿: chipa | 2010/02/02 19:25
九州でも昔はパッチと呼んでいましたよ。
そしてやはり年配の人が穿くものだと思っていました。
それより、「必死のパッチ」が意味がわかりませんでした。
パッチで検索すると、「必死のパッチ」が『関西における「一所懸命」の最上級語』とありましたね。
初めて聞きました。
私は薄着なんですよ。
シャツのようなものも着ないし、カイロも使った事はありませんでした。
ギックリ腰になってから、予防のためにカイロを当てるといいと聞いたので痛い時だけ使っています。
暖かくすると体温も上がるんですね。
投稿: persian | 2010/02/02 19:33
chipaさん
伊豆でも「パッチ」といいますか・・・
長いズボン下のことを言うんですが
祭りではあまりはかないと思います(´・ω・`)
persianさん
「必死のパッチ」をわざわざ調べてくださってありがとうございます(笑
まさに「一生懸命の最上級」というニュアンスで使われます
薄着こそが健康の第一歩といっても過言ではありません
厚着しないと体温が維持できない身体はいい状態とはいえません
投稿: ひろ | 2010/02/02 20:23