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2010/02/04

胸郭のアライメントと可動域

むかし見たテレビ番組の企画で元阪神タイガース投手の江夏豊さんが小学生にピッチングを教えるというのがありました
そこで球速をあげるために行った練習がとても変わった方法で
右ピッチャーに一週間の左投げを命じたのです
ごくまじめにひたすら左投げの練習だけを繰り返しました
一週間後右投げでピッチングをすると
あら不思議球速がアップしていたのです
もちろんその一週間で一度も右投げの練習はしていませんでした
それなのになぜ球速がアップしたのか・・・
そのテレビ番組では種明かしのないままエンディング
その後私の中ではずっと長い間謎のままだったのです

最近胸郭について勉強しなおしています
今月号のトレーニングジャーナルの特集を読んで胸郭の重要性とその他の部位との関連性に興味をもちました
それでいろいろ考えるうちに江夏さんのトレーニングの秘密がなんとなくわかってきたのです

右投手は当然右手で投げるわけですが胸郭の動きもムチのしなりとして欠かせないものになります
ところが毎日同じ方向の動きを重ねることにより胸郭のアライメント(整列性)が損なわれ可動域が減少することも充分考えられます
当然その分動きの上では損をするわけですから球速も落ちるわけですよね
いくら大投手といえども小学生の身体能力をアップさせるのに一週間という時間は短すぎます
だから身体の中で眠っていた在庫を引っ張り出してきたのがこの練習の「種や仕掛け」だったようです
ひとつの椎骨から二本の肋骨が出てそれらが前で胸骨につながります
そんなリング状のものが幾重にも重なり胸郭ができます
その分筋硬縮などが原因で一部が引っ張られるとそれが全体に及びアライメントを損ない、可動域を減少せしめることによりパフォーマンスが落ちるのです

近年、バッターでも反対の打席で練習をするみたいです
これらは失われた可動域を取り戻すためという明確な目的があるんですね
トレーニングで筋力アップするには時間がかかりますが
これなら比較的短期間で結果がでそうですもんね

ゴルフでもこの練習方法は当てはまりそうですね
いやむしろ左右対称のスウィングが基本のゴルフの方が役に立つかもしれません
八の字打法から正しい軌道で打つためのフォーム固めに最適だと思いますよ

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