手を抜く、力を抜く
慢性症状の怖いところは知らず知らずに進行しある日突然に発症するところにあります
特にこれといった原因もないので、症状の原因が特定しづらく
その原因の多くは日常生活の何かにあるのが一般的なんですが
本人にとって明確な認識ができず
それゆえ改善の方法のみならずその意志を持つことが困難であることも症状を長引かせる理由のひとつだったりします
意外に多いのは本人が認識できない程度の軽微な力が長期間特定の部位に加えられている状態です
一般的に「緊張している」とか「力んでいる」というような表現でいい表します
がんばらないといけない・・・
誰しもがそう思いながら生活しているのですが
人間というのはそうそうがんばってばかりもいられません
時にはリラックスして疲れを取り除いてこそバランスのいい生活が送れるというものです
今月の特集は「手を抜く、力を抜く」
やっぱりトレーニングジャーナルは特集に読み応えアリ!
当然スポーツの世界だって緊張したり力んだりすることはあります
それがパフォーマンスを阻害するという悩みにつながります
必要な力を適正に出すということはこれほどまでに難しいものなのかと思ってしまいます
力を入れることがよくて、力を抜くことが悪
こんな既成概念のなかで必要最小限の力を発揮しベストパフォーマンスをするためには、まず自分のことを分析することから始めなければなりません
ソクラテスではありませんが汝自身を知る必要があります
そしてどのような余分な力が入っているかを認識し、その力を解除する意識を持って練習することが大切です
その具体的な方法もいろいろあるみたいですが
「ブレスアウト」という方法に興味を待ちました
卓球の福原愛選手が打ったときに「サァー」という声を発します
多くのスポーツ選手が打った瞬間、投げた瞬間
かけ声みたいに声を出していることはよくありますよね
古くは投球時に「ギャオー」と奇声をあげることで一躍有名になったギャオス内藤ってピッチャーもいました
彼らが自然に声を出す理由は声自体にあるのではなく、呼吸にあるようです
フォロースルー時に息を吐くことによって自然な脱力をしていたというのはなるほど納得です
力の出し入れは呼吸と密接な関係にあるということはこんな使われ方もしてたんですね
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コメント
こんばんは♪
「手を抜く、力を抜く」
私には、必要な言葉ですね。
常に頑張ってないと時間がもったいないような
感じがして、ゆっくりする時間が、少ないのです。
やっぱり、いい意味で、手を抜くこと
大切ですね(*^~^*)/
投稿: chipa | 2009/11/18 22:03
要するに力のコントロールの問題なんですね
そのとき身体の力と心の力を一緒に抜くことが大切だと思います
投稿: ひろ | 2009/11/19 08:02