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2009/10/08

「冷える」ということ

今週に入りいっきに冷え込みました
ジェットコースターのように上がったり下がったりしながら
次第に寒くなっていき冬を迎えるわけです
去年も一昨年もずっと前もそうだったから今年もたぶんそうなるでしょう

涼しくなると過ごしやすくていいのですが
中には身体を冷やして体調不良になる方もいらっしゃいます
私は毎日そういった方にかかわっているので冷えることの怖さを人よりは知っているつもりです
「気温が下がったから冷えたみたいです」
特に冷え性で悩む女性なんかはこうおっしゃいます
「急に暑くなったときにも身体は冷えやすいんですよ」
私がこんなことをいうと驚かれます

身体が冷えるのは何も寒いときだけとは限らないのです
寒くて身体が冷えるのならば北海道の方は全員病気がちということになり
沖縄の方はみんな健康ということになってしまいます

我々人間は恒温動物であって、ヘビやカエルなどの変温動物とは違い外気によって体温が変化しません
我々は身体機能のひとつとして体温を発生させ、一定範囲の体温を維持します
前にもお話しましたとおり筋肉などの器官で発生した熱エネルギーを血液にのせて体中を駆け巡りますが、そのことによって全身くまなく一定の体温を維持することができ、その様子は温かいお湯を床下に通わせ部屋を温める床暖房に似ています

だから基本的には気温が下がったからといって体温が下がるということはないのです
それならば現実にある「身体が冷える」というのはどういうことなんでしょう
寒くなると筋肉を硬直させてより熱エネルギーを発生させ、寒さに対抗するシステムがあります
実際に経験されたことがあるはずですが、寒いと自然と身体に力が入り、温かいお風呂に入るとホッとして身体の力が抜けたりします
そうやって無意識の中で身体は熱エネルギーを発生させるのですが、困ったことに筋肉を硬い状態で維持していると血管は収縮しているわけでどうしても循環が悪くなります
さらにその時間が長いとさすがに筋肉も疲れてくるのですが、いわゆる「コル」という状態に陥ると力を抜こうとしても筋肉が収縮したままになり、我々が言うところの「筋拘縮」という状態になりなんらかの機能障害が発生する原因にもなります
このような状況下で筋拘縮などが原因となり血液の循環が損なわれるのですが、先ほど申し上げた床暖房ならば温かいお湯が滞ると床は冷えてしまいます
これが「身体が冷える」ということのメカニズムだと考えていただいていいと思います

しかし「寒くなる=冷える」ではないということは温かくなっても冷えるということは起こりうるわけなんですが、急激に気温が上昇した場合には体温調節機能がついていかなくなったりすると自律神経に影響が及ぶこともあって、内蔵機能が低下すると身体の内側から体温が低下することもありうると考えています
単純に寒くなるときにも身体の冷えには注意しないといけませんが、暑いときにも身体が冷えることもありえますし、身体が疲れたときにも冷えることもあります
いずれの場合も身体にとってはいいことはなく病気や怪我の原因になることもあります
いわゆる「未病」という状態も身体が冷えているというように考えていいかもしれません

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コメント

暑くても内蔵機能が落ちてると、冷えってあるんですね。

最近、トイレが近くて(^^;

ミルクのみ人形と同じで、飲むと、すぐ出ます(笑)

投稿: みさりん♪ | 2009/10/08 11:01

中途半端なところで終わってしまいましたが
気候の変化についていけないと身体は冷えるというのも言いたかったんです・・・

トイレが近くなるというのも身体を冷やさないために余分な水分を排泄しようとする身体の防御反応みたいなものだと思います

投稿: ひろ | 2009/10/08 11:22

相変わらず家の中でノースリーブを着ている私です(笑)。
もうさすがに、いい加減やめようと思っています。
いえいえ、若くなんかありません。もういい年ですsweat01
30も中盤を曲がると、グっといろいろと体調の変化がやって来るように思います。
体を冷やしてはいけない、最近気にし始めました(遅coldsweats01

投稿: coply | 2009/10/08 21:16

こんばんわ!
急に暑くなったときにも身体は冷えやすいとは
これは、意外でした。
寒くなると体に力が入って、肩こりが酷く・・。
熱エネルギーを発生させているのでしょうか。
肩こりとは、関係ないか(笑

投稿: うさうさ | 2009/10/08 22:03

coplyさん

勘違いなさらないでくださいね
健康のための基本は薄着です
自己の身体で体温調節できるのが当然であってベストなわけです

むしろここに書いた事柄は自分で体温調節が難しくなった方のことであって、例外的なお話と考えていただいたほうが正しいと思います

もしノースリーブで体調を崩すことなく生活なさっておられるのであればすばらしいことです
「若い」ということだと思います

ただ30代後半はバランスを崩すことも多くウチでも一番多い年齢層なんです
20代でできてたからこれからもずっと同じ生活ができるわけもありません
身体の変化に敏感になられてうまく調節なさるのがいいでしょうね

ムリに厚着することはお勧めできませんが、気に留めておく程度のことはなさってください
 
 
うさうささん

coplyさんのレスでも書いたことなんですが
身体のバランスが悪いひとは寒くなっても暑くなっても風が吹いても雨が降っても身体に堪えるということです
要するに変化についていけないわけでして・・・

もちろん肩こりにも関係するお話ですよ
血行不良になり冷えた部分が肩だったら肩こりになるということです

投稿: ひろ | 2009/10/09 08:12

よく、冷え性ですか?とか聞かれる事がありますが、私は「そうなんでしょうね」と答えます。
自分ではわからないんです。
冷え性だから寒い・・・と言ってる人もいますが、私は結構薄着でもそんなに寒くはないんです。
でも、昔は、こたつに入っていても足先がずっと冷たかったし、お布団の中でも朝まで足は冷たかったです。
それが冷え性という事でしょうか?
寝る時は寒いので、長年電気毛布なしには寝られなかったのですが、2~3年前から電気毛布をやめても足が暖まるようになりました。
手も長年冷たいと言われてたので、私の手は冷たいんだと思っていましたが、この数年は暖かいと言われます。

一昨日まで、半袖に肌がけで寝てましたが、昨日は寒くなりました。
長袖にしましたが、朝起きたら、いつになく寒気がして、今日は休みたいと思いました。
夫に朝食を出した後、6:20くらいから1時間くらい横になったら、ちょっと元気も出て来たので、出勤してます。

投稿: persian | 2009/10/09 19:34

「冷え性」の定義づけは難しく明確な定義づけはないと思います
それに冷え性だから常時冷えているわけでもなく冷えているときとそうでないときがあると思います
おそらく体温を維持する機能が低下したときには冷えを感じるのだと思います
簡単に言えば体調の悪いときだけ冷えるといった感じでしょうか?

いずれにしても冷えるまでに先手を打つことができればいいわけで
その辺の判断が相当意識しないとできないと思います

投稿: ひろ | 2009/10/10 07:48

記事とみなさんのコメント、そしてひろさんのレスで
書きたいことがなくなりました、と言いますか、理解したと言った方がいいですね。
「冷え」は万病の元ですね、血行が悪くなりがちな年齢になってきましたからこれ以上ひどくならないように「しょうが」食べます。

投稿: コングBA | 2009/10/10 22:44

ご理解いただきありがとうございます

「冷えは万病の元」ホントそのとおりだと思います
ショウガもいいけど運動こそが身体を温かくする一番目の手段であることも忘れないでくださいね

投稿: ひろ | 2009/10/11 07:49

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