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2009/08/18

橈骨と尺骨がある理由

Dscf3660

私の左手です
「金運が悪そう」なんて言わないでください(笑
手相を見ようというわけではありません

手首(手関節)の動きには四種類あります

Dscf3661

これは手のひらを曲げる動きで「掌屈」といいます

Dscf3662

これは逆に手をそらす動きで「背屈」といいます

ふつうここまでは思いつくのですが

Dscf3663

実はこの動きだけではなく手を小指側に曲げる「尺屈(内転)」というのがあり

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逆に親指側にわずかに曲げるのを「橈屈(外転)」といいます

実は「尺屈」や「橈屈」の動きが上肢にある「橈骨」と「尺骨」二つの骨に大きなかかわりを持つのです

Photo_2

Photo

写真と画像で左右逆の手になりますが「尺屈」のとき、手のひらの骨は尺骨側に乗っかる形になります


Photo_2


反対に「橈屈」の場合、橈骨側に手の骨は移ります


橈骨・尺骨が活躍する場面としてはもうひとつあります
ドアのノブを回すとき手首を回して開けますが
実はこのときにも橈骨と尺骨がクロスするような形になることによって上肢をねじることができます

Photo_3

この動きは手首が回っているのではなく上肢にある二本の骨がその位置を変えることによって手のひらの向きを変えています

Photo_3


普段何気なくやっている動きもそのメカニズムを探ると非常に精巧にできていることがわかります

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コメント

橈骨と尺骨というのですね。
普段は、あまり使わないような気がしますが、インナーマッスルを鍛える体操をする時に、両手を左右に床と平行に上げ、前後にねじるという事もします。
それもそれらの骨がクロスしてるのでしょうね。
とても気持ちいいです。

投稿: persian | 2009/08/18 21:06

こんばんは(*^^*)
私も手相はどうですか・・・ちがうかsweat01(笑)

>手首(手関節)の動きには四種類ある。
なるほど(◎´∀`)ノ
ここまで、名前があるとは知らなかったです♪
勉強になります♪

投稿: chipa | 2009/08/18 21:41

つい手相を拝見しようかと思いました(オイ)。
人間(人間に限らないかもしれませんが)の体、動きって確かに精巧にできているんだろうなと思います。

投稿: coply | 2009/08/18 22:36

persianさん

これらの場合のインナーマッスルはローテーターカフという肩甲骨から上腕骨に付着する筋肉群をいうのですが、こういう動きの場合も多少橈骨・尺骨はクロスし、同時に同時にこれらの筋肉で腕を回します(回内・回外)
幅広く肩の傷害があったときのリハビリに使用される動きです
たまにそういう動きをすると五十肩の予防にもなりますのでぜひ続けてくださいね
 
 
chipaさん

きっと男前の手相が出ていることと思いますscissors

実はヒマなときに解剖生理学の本を読みながらこんなネタを拾っています(笑
基本的な勉強なんですがけっこう新しい発見をしては喜んでいます 
 
 
coplyさん

ホント人間の身体は精巧にできていて使っている我々でさえ気づかずに複雑な動きをしています
現代医学でも動きのメカニズムがすべて解明されているわけではないのですが、たまにこんなことを考えているうちに何か面白いことがひらめかないかなと思い本を読んだりします

でも。。ひらめきません(爆

投稿: ひろ | 2009/08/19 07:41

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