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2009/08/31

初物

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梨をいただきました
何年か前に梨状筋のネタで使いましたけど・・・
邪魔臭いからもうやりません(爆

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以前もご指摘いただきましたが私は左利きです
お箸と鉛筆は無理やり右に直されましたが
大人になってからやり始めたことはたいてい左を使います

愛媛で採れた梨だそうです
初物を食べると寿命が七十五日延びるなんていいますが
死ぬときに七十五日前がホントの寿命だったんだと感謝することにします(笑
その前に梨の甘さとシャキシャキ感に感謝しま~~す\(^o^)/
一個食べたらお腹いっぱい

梨を食べて痛みナシ。。。。。ナンチャッテ   ( ´,_ゝ`)ハイハイ

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2009/08/30

行ってきました

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子供たちが以前通った小学校
次男がここを卒業してから3年もたったんですね

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もうこんな機会でしかここに来ることもありません
出勤前に投票を済ませてきました

お国のことはお代官様やお役人様にお任せいたします
・・・ってそんな時代じゃないんですから
こういうときにはきちんと意思表示をしておかないと
それが民主主義なのかな?なんて思います

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今夜は遅くまで選挙速報を観るんでしょうね

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決定版! カンツォーネ

何を隠そう今までの人生で二度だけ海外に出たことがあります
九州や四国、淡路島を入れるともう少しだけ回数は増えるのですが(笑
海を渡って異国の地についたのはわずか二度だけ
初めて行ったのは新婚旅行でオーストラリア
ああ。。そんなころもあったのね
過ぎた昔を懐かしむ今日この頃です(笑

もう一度は会社の研修という名目で行ったヨーロッパ
実際は観光そのものだったのですが
その中で楽しみにしていたのがローマで食事をしながらカンツォーネを楽しむという企画でした
今ほどではないにしろ多少はワールドミュージックに興味があった私にとっては目玉とも言える企画だったのです
やっぱりオーソレミーヨとかフニクニ・フニクラとかを声量豊かなバリトンで聴きながらイタメシを楽しむなんて想像してたわけなんですよ
ところが実際に出てきたのは半分冷めたパスタと素人同然のカンツォーネ
歌はどう聴いても発声もできていない素人のそれだし
演奏もとりあえず弾けますよという程度のもので聞き苦しい音楽
明らかに日本人観光客を軽くみたような雰囲気に少々ムッとしました
挙句の果てに「瀬戸の花嫁」を演りだして帽子を逆さにチップを求めて客席を廻りだしたころには私の夢はもろくも崩れ、茹ですぎのパスタがさらに感情を逆なでしたもんだからブチ切れてしまいました

そんな楽しい想い出のあるカンツォーネ(笑
懐かしくて聴いてみたくなりました

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決定版!カンツォーネ

オムニバス形式でいろんなアーティストが参加したこのアルバム
「決定版!」と謳ったタイトルに昭和のにおいがプンプンします(笑

実際聴いてみると私としてはなんとなく違和感があります
ここにも日本語の歌詞もあり、昭和の歌謡曲を聴いているようです

それでWikipediaで「カンツォーネ」を調べてみると
カンツォーネはイタリア語で単純に「歌」を意味し
特に古くからのイタリア民謡というわけでもないようです
しかも60~70年代の流行歌もカンツォーネと呼ばれるそうで
そうなれば別に「瀬戸の花嫁」を歌ってもカンツォーネで間違いなかったわけなんですね
フランスのシャンソンだってその時代の流行歌だし
80年代の日本で「ニューミュージック」って言ったのも同じようなもんです

な~~んや。。そ~やったんか(^◇^)
・・・と納得してもあの茹ですぎの麺は許せんぞ!!ヽ(`Д´)ノ

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2009/08/29

セルフ メディケーション

一ヶ月ほど前に中ノ島の中央公会堂で行われた健康セミナー
私も参加させていただきたいへんためになるお話を伺いました

先日その模様が日経新聞に掲載されていると聞きコンビニを廻ること5軒目でようやく朝刊をゲット!
何しろ探し回ったのが仕事帰りの夜の8時半ごろだったんで、当然そのころには朝刊はなく普通に夕刊が売られていましたからねぇ(笑
奇跡的に?入手した日経新聞を読むとあれだけ一生懸命に聞いていたはずの内容も断片的な記憶だったことを思い知らされました
いや~~あらためて整理された内容を読むといいことが書かれてありますね

「セルフメデュケーションで財布にいいこと」
大きなタイトルが踊りますが
「セルフメデュケーション」とは「自己治療」を意味します
保険医療費が膨大になる中高齢化が進みますます拍車がかかる将来
一番大切なことは病気にならないこと
健康であるならば医療費がかからないのは当然のこと
そのための知識や情報が今回のセミナーで紹介されました

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セミナーの内容がこの新聞に掲載されていたので腰痛館の掲示板に貼り付けました
新聞二面にわたって掲載されているのですが掲示板の都合で川田浩志先生の講演の分だけなんですけどね・・・

アンチエイジングを専門にされている川田先生ですから若返りのカラクリの説明からスタート
健康管理の経済学につづいて脂肪のお話や老化とインシュリンの関係など私ならずとも皆さんが気になるテーマがたくさんありました

腰痛館にお越しの際にはぜひ掲示板にも目をやってくださいね
私でご説明できることなら多少解説も加えながらお話もさせていただきますよ

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2009/08/28

リンク

サイドバーにある「お気に入りブログ」の表示がおかしくなっています
設定の半分以下のブログしか表示されていませんし
新着順のはずがこれもメチャクチャε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…

DrecomRSS がけったいな具合になっているみたいです
修復するまで気長にお待ちくださいm(_ _)m

私がやるわけじゃないですけど・・・

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夏の終わりに

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過ぎ行く夏を惜しみ最後の〆みたいな感じで食べたくなって買いました

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ピンボケやがな
写りを確認してから食べればよかった

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2009/08/27

勢い

野球などのスポーツを見ていて一番手に汗握るのが勝負どころ
それまで淡々と進行していたゲームが動き出し
得点が入るか抑えきるか勝負の分かれ目
勝負どころを読み間違えて仕掛けるタイミングを誤ったりすると
作戦は失敗に終わり無残な結果が待ち受けています
逆に仕掛けるタイミングと仕掛ける方法が的中すると後は一気呵成で攻め抜きます
スポーツに限らず勝負ごとの読みは重要な要素となります

腰痛というひとつの症状に対する攻略方法はさまざまです
それなのに「これをやったら必ず治る」という便利な技もなければ薬もありません
だからこそ専門家と称するエキスパートがあの手この手でいろんなやり方を思案します
効果が出そうなことをとりあえずやってみる
当てずっぽうでも多少の効果は出るかもしれませんが
逆にそれに伴うリスクもあるかもしれません
より高い効果でよりリスクを抑えたいのは誰しも同じです

ひとの身体には「その時々の勢い」というのがあります
調子のいいときもあれば悪いときもあります
腰痛で調子が悪いときでさえ、それなりにいいときと悪いときがあります
本当にどん底のときは何をしたって効果は出ません
むしろ良かれと思ってやったことさえ裏目に出て逆効果ということも少なくありません

ところがひとたび調子が上がってきて身体に勢いがついてくると
同じ事をしてもいい結果が出る場合もあります
スポーツと一緒で流れが傾くと押せ押せになってどんどんいい方向に変わっていきます
そんなときは今まで怖くてできなかった運動をすることによっても急激によくなったりします
我々としては「勝負どころ」を正確に読んでやらないといけません

劣勢のときは我慢を重ねて過ごす時期も続きます
ダメなタイミングに焦って仕掛ける作戦はたいてい裏目に出ます

だからこそここ一番チャンスが訪れたら
一気に仕掛けましょう
9回の裏が終わって勝利することを信じて・・・

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2009/08/26

爽やかな風

昼間はまだまだ暑いものの朝晩はめっきりと涼しくなりました
昨日申し上げたとおり、寝るときは長袖で寝ています
ついこの間までは一日中クーラーのお世話になっていましたが
午前中や日が暮れてからはクーラーは必要ありません
窓を開けると爽やかな風が入ってきます

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久しぶりに窓の外を見れば春先に新芽を出していた植え込みは
花が散り紫色の実を結ぼうとしています
それだけ時間がたったということなんでしょう

「内経知要」という古い中国の漢方医学の書物には
自然の移り変わりに調和しながら暮らすと健康で長生きでき
人為的な細工の多い生活に陥ると病に罹るというようなことが書かれています

クーラーの風は最初は気持ちのいいものですが
次第に足が冷えてきて体がだるくなったりすることもあります
しかも電気代がいります(笑
窓から入る自然の風は全体が均等に冷えますので心地がいいです
もちろん調子に乗って冷えすぎても身体に堪えますので用心はしなければなりません

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爽やかな風の正体は湿度の低さにあります
ジメジメムシムシしていないから気持ちがいいんですね

それでも湿度が下がるとインフルエンザが喜ぶかな?

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2009/08/25

地蔵盆

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こちらでは地蔵盆でにぎわっています
腰痛館のある喜連の町にはお地蔵さんがたくさんあり毎年この季節になると地元のひとの手によって地蔵盆が行われます
なぜか地蔵盆の時期になると朝晩の気温が一気に下がります
日曜日の仕事帰りにあちらこちらで地蔵盆の準備をなさっているのに出くわしたと思ったら、その次の日の明け方にはグンと気温が下がり窓を閉めて用意していた長袖のパジャマに着替えました
備えあれば憂いなしといいますが、寒くなるのを見越して枕元に長袖を準備していたからこそ夜中に着替えることをしましたが、そうでなければわざわざ起きてまで長袖のパジャマを引っ張り出すこともなくそのまま薄いタオルケットをかぶって寝ていたことでしょう

世間では新型インフルエンザの話題がまた出てきています
インフルエンザだけの問題じゃありません
普通の風邪はもちろんのこと急に身体を冷やすことは多くの体調不良を引き起こします

ここしばらくは明け方には冷えそうです
そうしてまた慣れた頃に突然暑くなって、今度はさらに冷えていきます
毎年これを繰り返しながら秋になりやがて冬を迎えます
わかってはいるんですけど季節の変わり目は何かと忙しく油断しがちです
まだまだ昼間は30℃を超える真夏日が続きます
頭の中や身体では夏にシフトしているはずです
そんなときに音も立てずにコソッと秋が訪れたりすると
何のおもてなしもできず自律神経が慌てふためくようです

せめて心の準備だけでもしていただくと振り回されることもなく
季節の移り変わりに順応でき、その変化をお楽しみいただけることでしょう


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2009/08/24

うろこ雲

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土曜日の朝に撮った空の風景です
最近空を写すのがマイブーム

秋の空は変わりやすいっていいますけど
どんな表情を見せてくれるでしょう
楽しみです

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2009/08/23

ねこじゃらし

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歩道の隅に生えていたねこじゃらしをパチリ
なんとなくユーモラスな感じがしませんか?

ひとの背後に廻ってねこじゃらしの穂で首筋をコチョコチョ
いたずら小僧の血が騒ぎます(笑

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2009/08/22

カザフの音楽 ステップの風

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カザフの音楽 ステップの風

カザフスタンといえば旧ソ連から1991年に独立した中央アジアにある国家です
同じアジアにありながらどうしてもこのあたりの国には馴染みがありません
ただ周りをロシアや中国、イスラムの国々に囲まれていることからも文化的に色々な国の影響を受けていることは容易に想像がつきます

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これがこのアルバムの約半数に出てくるドンブラと呼ばれる楽器ですが
日本の琵琶にそっくりな弦楽器です
アラブにもウードやボゾックなどの類似した弦楽器がありますが
これらも音楽文化が他国に流れていったことは間違いなさそうです
ドンブラの重厚感のある乾いた音色はカザフスタンの自然を想像させます
(行ったことないから知りませんけど・・・)

このアルバムの一曲目「アクサク・クラン」は「足の悪い野生の馬」という意味でこの曲の元になった伝説があるそうですが曲の多くはカザフに伝わる物語を曲ににしてあるみたいです
そういう意味では日本でも琵琶法師が弾く曲と似たような語り口調の音楽なのかもしれません

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こちらはコブィズという二弦の楽器です
弓で演奏するので幻想的な音色で19世紀まではシャーマン専用楽器だったそうです
その複雑な音色はまさに神秘的です

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2009/08/21

夜明け前

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朝の5時過ぎ
牛乳配達をしようってわけじゃありません
お盆の間ジタバタしていてお墓参りができなかったので
遅ればせながらご先祖様のところへ向かいます(冥土じゃないよ)

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朝の気配が 東の空をほんのりと ワインこぼした色に染めてゆく~♪

そんな歌の文句もありましたね
堤防沿いの道は自転車で走るとやや肌寒く、長袖がほしいとさえ思いました

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墓参りを追え6時過ぎに同じ道を走ると雲の切れ目から陽が昇ります
堤防沿いで偶然知り合いと出会いました
このへんの整体師は朝が早いわ

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2009/08/20

応急処置

突然思わぬケガをしたときどうしたらいいか迷ったりします
そこへ専門家から(たいていの場合医師ですけど)適切な処置を施されるととても安心します
「これでもう大丈夫だ」
こんなふうに思うのも当然のことで
このままでおとなしくしておいたらいずれ治るだろうと思って当たり前だと思います

ところがケガが治っていく過程で期間を区切って方法を変えないといけない場合もあるんです
骨折や肉離れなど組織自体に損傷がある場合は当該組織が修復するまで安静にしなければいけませんが、捻挫などである程度の期間が過ぎ腫れが引き痛みが軽減してきたときには逆に少しずつ動かすことによって筋肉の強化と可動域の改善を図るための運動療法が必要になってきます

「RICE」
rest「安静」ice「冷却」compression「圧迫」elevation「挙上」
以前も肉離れのところで紹介した応急処置は外傷の応急処置の基本とも言われています
これらの応急処置の必要性はあくまでも初期段階に限られます
安静にするのは外傷を広げないため冷却、圧迫、挙上はそれぞれ血流を最小限にして止血したり腫れを少なくしたりするために行います
したがって外傷そのものが沈静化した後には、動かすという方向へシフトチェンジしなければなりません
「治る」というには元の通り動くということも含まれているのですから動かす練習も必要です
多少痛みが残るなかで可動域を改善するためにリハビリをするのですが
今まで痛みがないようにしていたのを、多少痛くても動かすというのには勇気も必要です

最悪のケースとしては捻挫した当初に関節を固定されて、そのまま半年たっても痛みが引かず、その後リハビリをすることもなく数年たって痛みが激しくなったという事例もありました
この場合最後の方の痛みは捻挫そのものの痛みではなく長期に及ぶ関節の固定により筋肉の伸縮性が失われたことが痛みの原因となります
もちろん専門家の指示ではなく応急処置だけを受けてあとは自己判断でなさったようですが、応急処置が唯一無二の治療法だと誤信されたことがその方の不幸だったのです

最初だけではなくある程度経過を見ながら医師の指示を受けていたらこんなことにはならなかったと思います
応急処置はとても大切ですが、そのときの状態によりその後の治療法もあることは知っておいていただきたいのです

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2009/08/19

秋の声

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鈴虫です
何年振りでしょうか? 鈴虫を飼うのって・・・

お盆休みまで我が物顔で騒いでいたセミもいつしか静かになり
待ってましたとばかりに鈴虫が合唱を始めます
タクトを振るのは季節なんでしょうね

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ふと見上げた空には入道雲はありませんでした

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2009/08/18

橈骨と尺骨がある理由

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私の左手です
「金運が悪そう」なんて言わないでください(笑
手相を見ようというわけではありません

手首(手関節)の動きには四種類あります

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これは手のひらを曲げる動きで「掌屈」といいます

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これは逆に手をそらす動きで「背屈」といいます

ふつうここまでは思いつくのですが

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実はこの動きだけではなく手を小指側に曲げる「尺屈(内転)」というのがあり

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逆に親指側にわずかに曲げるのを「橈屈(外転)」といいます

実は「尺屈」や「橈屈」の動きが上肢にある「橈骨」と「尺骨」二つの骨に大きなかかわりを持つのです

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写真と画像で左右逆の手になりますが「尺屈」のとき、手のひらの骨は尺骨側に乗っかる形になります


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反対に「橈屈」の場合、橈骨側に手の骨は移ります


橈骨・尺骨が活躍する場面としてはもうひとつあります
ドアのノブを回すとき手首を回して開けますが
実はこのときにも橈骨と尺骨がクロスするような形になることによって上肢をねじることができます

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この動きは手首が回っているのではなく上肢にある二本の骨がその位置を変えることによって手のひらの向きを変えています

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普段何気なくやっている動きもそのメカニズムを探ると非常に精巧にできていることがわかります

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2009/08/17

諸刃の剣

先日知人がぎっくり腰になり近くの整骨院で診てもらったそうです
そこで両足の長さが違うということからいきなり技をかけられて
その後まったく歩けなくなりタクシーで自宅まで帰ったそうです
「エライ目にあいましたわ」
電話でそう話しても一度やってしまったことは仕方ありません
ウチに来るといわれましたが安静にしておいた方がよさそうなので
「しばらくは様子を見て落ち着いたらそのときにまた電話してください」
といっておきました

この手のお話は私もひとに偉そうに言える立場でもありませんが
使った技が危険だったというよりももう少しそのひとの身体で起こっている出来事を観察すべきではなかったのではないかと思うんです
両足の長さをそろえる目的で技をかけること自体は悪くはありませんが
それ以外の事象に対して検証することなしに技をかけたことに落とし穴があったように思えます
身体の中では事実関係がひとつ変わるだけでまったく違う世界を作り出します

手技療法の技の多くは治すためのものではなく
治る機能(自然治癒能力)が正常に働くための刺激としての性格を持ちます
しかし身体に与えた刺激が適切でない場合逆に身体に対して害をなす可能性をも含んでいます

そういう失敗を避けるためにまず身体の中で何が起きているのかを分析し
どの部位からどういうやり方で施術を進めるかを決めて行わなければなりません
建前上失敗は許されません
でも失敗したときでさえ次の手が打てるような状況を作っておきたいものです

これは他人事ではなく自分のことです
我々の持つ道具(技)は助けることもできるし、壊すこともできる
そんな事実を忘れてはいけないようです

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2009/08/16

晩夏

世間ではお盆休みも今日で終わり
良くも悪くも昼間職場でクーラーにどっぷり浸かっている私が夏を感じるのは朝晩だけ
毎年この時期は睡眠不足に悩まされお盆が終わるころにようやく涼しくなり救われたような気分になるのですが、今年はそんな地獄の暑さもほとんどないままにお盆が終わろうとしています
実際暑くて眠れなかったのは一日だけで
後はぐっすり寝ることができました
気合を入れてこの夏を迎えた割にはなんとなく拍子抜けした感じです
昨日の朝方なんていいお天気だったのにセミの声さえ聞けず
寒いので窓を閉め布団をかぶって二度寝しました
出勤するときには心なしか肌寒い感じさえしましたもんね

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睡眠不足に備えてこんなものまで用意したのですが
暑さではなく違う事情で睡眠不足になりお世話になりました

まだまだ昼間の日差しはきついですが
朝晩の気温は下がりそうです
どうぞ油断して体調を崩さないようお気をつけくださいませ

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2009/08/15

SONE

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このお店にやってくるのは初めてです
ジャズクラブの老舗「ソネ」

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関西の大御所ぞろいのすごいメンバーです
ボーカルのCYNDIとは2~3年前からの知り合いですが
ステージを見るのはこれが初めて
このメンバーの中でどんな歌を聴かせてくれるのか期待は高まります

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大塚善章さんのオリジナルトリオに加えて飛び入り参加の片岡学さん(tp)
セカンドステージから聴かせていただきましたが
一曲目が「ハロー・ドーリー」
私にとっては学生時代にとても想い出のある曲なのでとても感激(ウルウル
善章さんのピアノはやっぱりすごいですね
随所で遊びや見せ場があります

インストの次はボーカルの登場

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最初はやや緊張の面持ちで真面目に歌ってはりました(^w^) ぶぶぶ・・・
次第に雰囲気になじんできて本領発揮
やっぱりCYNDIの持ち味といえば大胆なボケと鋭いツッコミパワフルな歌唱
次第にエンジンがかかってきて迫力ある演奏に負けない素敵な歌を聴かせてくれました
神戸ジャズボーカルクイーンコンテスト入賞の実力は伊達ではありません

大人の事情で最終ステージは観ることができませんでしたが
きっとノリノリのステージだったに違いありません

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2009/08/14

アコーディオン

・・・といっても演奏しようってわけじゃありません
バックヤードとの仕切りにしているアコーディオンカーテンが壊れたので付け替えただけの話です

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古いレールを取るためにネジをはずそうとしたら見事にネジ山がつぶれているではありませんか・・・
それでも今はいい時代です
インターネットで検索してみるとプロのやり方がいくつか紹介されていました
潤滑剤をかけてしばらく放置しておいたら幾分ネジが回りやすくなって
少し出たところで再び金槌で叩きそれからもう一度ドライバーで回すと何とかネジが外れました

アコーディオンカーテンそのものの設置よりもネジ一個をはずす方に手間取りましたが、無事作業完了

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これで格好はついたわけなんですが
古いカーテンの処分がこれまた面白かったんです
バラバラにしてみると中にはダンボール紙の芯があるだけ
ハサミでダンボール紙を取り出し残ったビニールと分別してゴミを出せば
粗大ゴミとして有料で出さずにすむんですね

久々に大仕事をしたような感じです

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2009/08/13

お盆期間中の営業

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白い雲
青い海
ふるさとの山
かき氷
ゆかた
甲子園


それでも腰痛館は通常通り営業いたします

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2009/08/12

慢性疲労は首で治せる!

「肩こりで頭痛がする」「首がこって気分が悪い」
一般的にこういう言い回しをすることもあります
言っている本人がどういうメカニズムで頭痛がするのか当然知るよしもないのですが、時にこういう言葉に真実が隠されていたりすることもあります
一方現代医学ではどのように扱われるかといいますと、対処療法が主になりますから具体的な原因が明確に判明しない限り直接その頭痛などの症状を押さえにかかり「とりあえずこれでしばらく様子を見ましょう」というパターンで落ち着くみたいです
首のこりが原因となると症状との因果関係に対する証明も難しく、意外と医療現場では盲点になっているようです
私が言ってるんじゃないですよ この本にそんなことが書いてあったんです(笑

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慢性疲労は首で治せる 松井孝嘉

具体的な原因が分かりにくく治療が困難な慢性病にたいして頸筋群のこりを原因とした従来にないアプローチで治療を重ねてきた著者の治療実績が主体に書かれています
どちらかというと東洋医学の方が得意とする分野だけにある意味画期的なことかもしれません

「頸性神経筋症候群」と著者が名付けた病態に関する記述が大半を占めるのですが、正直言うともう少し具体的な定義付けを説明していただきたかった
単純な肩や首の筋肉のこりとのメルクマールが定かでないし、どんな症状が出て、個々の筋肉がどのような状態になれば「頸性神経筋症候群」に該当するのかがこの本では明確には記されておりません
新書でそこまで書くことはないでしょうけどね(笑)

そうそう、松井先生によるとカイロプラクティックや整体ではデリケートな首の筋肉にかえって悪影響を及ぼす危険性があるといわれますが・・・
そのとおりかもしれません(爆)
っていうか、整体であろうが病院での治療であろうが頸筋群はデリケートなので繊細なタッチを要求されるこという主旨だと解釈すれば私も同じ考えです

個人的には頸性神経筋症候群というものをもっと詳しく知りたかったので多少物足りない感じがしたのですが、最後に紹介された予防法や首周辺の体操「松井式ネックリラクゼーション」は試してみる価値はありそうですよ
パソコンなどで肩こりからくる症状でお悩みの方には参考になるかもしれません


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2009/08/11

まくらカバー

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新しいまくらカバーを買いました
ふつうのまくらカバーです

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けっこう遠いところで買いました
290円でした・・・
安かったから買ったんですけど
なぜか片道の電車賃が360円(爆

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2009/08/10

膝の痛み

2年間に渡りトレーニング・ジャーナルを定期購読してきました
スポーツトレーニングを中心に身体運動の機能などを勉強してきましたが
今回からはスポーツ医学の総合誌「スポーツメディスン」を購読することになりました

とにかく非常にきめの細かい情報に驚いています
私にとって弱点だった部分を勉強するには役に立ちそうです

Sq113
月刊スポーツメディスン8月号

今月の特集は膝の痛み
腸脛靭帯炎の発生機序の説明は目からうろこです
漠然とした症状は知ってはいましたがここまで詳しいメカニズムを示されるとうなってしまいます
一般的に多い変形性膝関節症と半月板損傷の見分けるポイントも役に立ちそうです
軟骨が磨り減った変形性膝関節症は大腿骨内顆の前方に圧痛が出て
半月板損傷の場合内側の靭帯の後節部分が痛むということだそうです
半月板手術を行う場合もきちんと見極めないと
手術自体の有効性がないわけですから怖いこともあるんですね

膝痛のオーソリティー宗田先生の「痛点ストレッチ」も私にとっては興味津々
ストレイン・カウンターストレインやトリガーポイント療法と似たような感じもしますがどうなんでしょうね?
膝関節の細部にわたるアプローチ方法は現場では助かりそうです
私ならカウンターストレインにアレンジして使えそうです

特集以外にも興味深い記事が多く大満足です
これからの楽しみが増えました

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2009/08/09

ETHNIC SOUND SELECTION

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ETHNIC SOUND SELECTION

選曲・監修が細野晴臣のワールドミュージック・シリーズです
アジア系の曲が多いようですがアフリカ・中東・ヨーロッパなど世界中の民俗音楽が網羅されています
国もジャンルもまったく違うのに曲調でテーマを決めて収録してあるので、意外と違和感はありません
「祖先」「哀歌」「既視」「恋歌」「妙薬」「恍惚」「終末」「律動」とありますが
私としても歌詞がわかるわけじゃありませんので
後から「ああ、そうなんかいな」という程度のもんです(笑
たぶん細野さんが雰囲気で決められたのであって
それらの曲はテーマと無関係なんじゃないでしょうか?

サラッとワールドミュージックを聴けるという点では楽なアルバムですが
じっくり国や民族を知るにはかえってややこしい部分もあります
まあBGMとしては申し分ないということで・・・

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2009/08/08

ブラッシング

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歯間ブラシです
歯の隙間が狭い私は「SSサイズ」を使います

先日の健康セミナーでも歯の重要性が話題になっていました
歯周病が全身の病気につながるというのはいまや常識
虫歯の予防も大切ですが歯茎が痩せていって歯の土台が乏しくなるのもいやなものです

あまりペーストは使いませんが、ブラッシングだけはマメにやってます

整体師だって歯が命!!
だって美味しいもん食べたいですからね

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2009/08/07

砂糖入りの玉子焼きは食べられません

整体を受ける目的にはいろいろあります
身体のどこかに痛みがあってそれを楽にしてほしい
こちらが可能かどうかは別としてそういう欲求が一番多いのは言うまでもありません
スポーツ選手が身体機能を100%に近づけたいという目的で来られることもあります
施術を受けて身体が鍛えられるということはありませんが
今持っている能力を引き出すにあたって、それを阻害するものを取り除くことは可能です
またトレーニングをするときに弱点を調べ、そこをトレーニングすることによりパフォーマンス向上に役立てるのもひとつの利用方法でしょう
ややこしいところでは身体の機能を快復して精神的な安息を目的とされるケースもあります
これは慰安目的のマッサージとは少しニュアンスが違います
自律神経を整えるといった方が正確かもしれません
もちろん慰安目的のマッサージだって立派な目的ですけどね

その他にもいろんな目的を持って整体にこられます
健康管理について情報を知りたいというのもアリだと思います

ただ・・・
痩身目的の施術はいたしません
痩身についてのアドバイスは普段からやってはいますが
痩せることを目的とした施術はいたしません
他所様で何をなさろうと私の知ったところではありませんし
人様の商売に難癖をつけるつもりもありません
痩身は生活習慣で行うべきであって、施術でどうこうできるものではない
その信念は変えるつもりもありません
毎年夏になるとそういう依頼もあるのですが・・・


誰にだって譲れないものはひとつくらいあるというお話でして・・・

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2009/08/06

5周年ぢゃ 整体師のひとりごと

夏が来れば思い出す~~
このブログを始めたのが8月の6日
5年間続いたことも驚きですが
年々パワーアップしつつある方がもっと驚きです(笑
毎年アップしている記事の数が増えています
その内容やレベルは別として・・・

ここ3年は毎日更新の記録も更新しています
投稿予約機能によるところが大きいですけどね(笑
忙しいときは4~5日分くらい前もって記事を投稿予約しているというのが実情です
もちろんこの記事も数日前に投稿してたりします
 
 
そんなこんなでこれからもお付き合いくださいますようお願い申し上げます

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2009/08/05

定番

Dscf3725


これぞ夏休みの定番!
梅雨が明けたらいっきに暑くなりましたね

ああ。。ちびたいねぇ~~

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2009/08/04

ストレスと腰痛

精神的ストレスが腰痛の原因になりうるかという問題についてはずいぶん昔から議論の的となっていましたが、今ではサーノ博士のTMS理論が台頭し、ストレスがどのような経緯で腰痛を引き起こすかという具体的な説明も出てきました
もっとも腰痛の原因のすべてが精神的な要因にあるというような言い回しには賛成しかねます
あくまでもいくつかの原因をパラレルに考えた方が実態に即しているのではないかと思うのです
私個人としては老化現象や運動不足による体力低下(筋力低下だけではなく循環器系の能力低下にともなう回復力が減少することも含みます)や逆に過度の運動による肉体疲労や器質的な損傷、天候気候の急激な変化による自律神経系のバランスの喪失、あるいは内蔵機能の低下(疾患を含む)などの原因が複合的に身体に影響して腰痛の原因になるのではと考えています
むしろそれらのひとつに原因を求めること自体ナンセンスではないかと思うのです
ひとつの治療法(あるいは施術)の効果に限界があって、それを知らせまいとする意図があるとき、単純化された原因であった方が何かと都合がいいことが多いという穿った見方もできます

前置きが長くなりましたがストレスと腰痛の関係においてTMS理論とは違った私自身の感じたことをお話します
精神的ストレスが過度にかかると腸が反応する傾向は過敏性大腸炎などからも明らかです
「リトル・ブレイン」「セカンド・ブレイン」などとも言われる腸は消化吸収機能や蠕動運動のほかに情動にまつわる器官であるという研究もあり、「思考」が脳の仕事であるとするならば「感情」は腸で生み出されているというような説明もあります
現代医学でこういうところまで研究が進む以前から、ヨガでいうチャクラや東洋の丹田という概念が存在し、そこでキーポイントは下腹部であり、これはまさに腸を示しているものと考えます
「腹が立つ」「ムカツク」「太っ腹」「腹黒」などの心の状態を表す言葉も腸に関連するものが多いのです
ちなみに英語の「ガッツ」の語源も腸だそうです
古来、感情や心を表す言葉にも腸の状態で表現しているのもあながち偶然ではなさそうです

ストレスにさらされた腸がその機能を低下していく過程で腸の温度も下がります
慢性的に機能が低下した部位は血液の循環も悪くなり冷えるという状態に陥るわけです
腹部で大きな臓器である腸が全体的に、もしくは一部分が冷えた状態になると
その後方にある背中から腰にかけての骨格筋の体温をも奪うこともあるようです
腸腰筋、脊柱起立筋、腰方形筋などこれらはすべて腰痛に関連した筋肉です
冷えた筋肉は重だるく感じたり、場合によっては背骨に対して圧迫を生じさせたりすることもあります
もちろんその症状はひとそれぞれ違いがありますが
少なくともこのようなことでストレスが腰痛に関連することはあるようです

私自身も明確にストレスが原因だという確証を示すこともできませんが
なんとなくでもストレスが関与しているんだろうなということは感じたりします

腸の具合が腰痛に関連するということですが
この場合お腹を触るとたいてい固い箇所があります
これを解放してあげるのも私にとっては欠かせない手順のひとつです

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2009/08/03

患者よ、がんと闘うな

Photo
患者よ、がんと闘うな 近藤 誠

たまたまブックオフで物色してたらこの本が目に留まりました
以前話題になったという記憶があったので何気なしに買ったのですが
読みはじめて「やばくない?コレ」って感じが漂いました
何せがん治療に対する否定的な見解が大半を占めているんですから・・・
内容よりも筆者の近藤先生が袋叩きになってるんじゃないかといらん心配すらしてしまいました(笑
こういう(どういう?)ギョーカイで体制批判をするとエライ目にあうんじゃないですかねぇ?
内容が全面的に信用できるかどうかは正直疑問です
いや、すべてのケースに当てはまるかどうかわからないといった方がいいかもしれません
何しろ外科手術には否定的な見解のようですが、近藤先生自身は放射線治療の専門家でいらっしゃるわけですから少々我田引水の印象も無きにしも非ずといったところでしょうか?
他所の療法については批判して、自分とこの療法のよいところを掲げるのは民間療法ではよくお目にかかる光景ですからねぇ

この本で参考にすべきは従来のがん治療に対してメリットとデメリットを比較考慮してどういう処置を選択するのかを冷静に判断しなければならないということでしょうか?
そのための制度としてのセカンドオピニオンですからね

1996年に出された本ですから今から13年もたっています
当然がん治療自体も進歩しているでしょうし、それに伴い考え方も変化しているでしょう
少なくともそう願いたいものです
そういう点では現段階でどのような変化があるかも知りたいですね
もちろん近藤先生側の意見も反対意見も両方とも公平に伺いたいと思います

将来自分がガンになったら・・・
今まであまり考えたことがないスチエーションに自分を置いてみて読んでみました
そのときは現実にどうするのかな?
自分の中でそういう問題提起ができた点では大きな意義がありました
いろいろな意味で興味深い本でした

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2009/08/02

冷夏

天気予報によると今年の八月は冷夏の傾向だとか・・・
何しろまだ梅雨明けを迎えていませんからね
雨が多いそうで去年とはまったく逆の八月になりそうです

本来なら一年で一番ヒマな時期なんですが
数年前に冷夏だったときはその年の一番忙しい月になりました
全体に気温が低いというよりは雨が降ることが多く
気温の差が激しくなるような感じがします

忙しくなるかな?
今年の八月は・・・

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2009/08/01

VAGAMENTE WANDA SA

この暑いときにボサノバを聴かないでいつ聴くの?
できればちょっと古いアルバムであっさり聴きたいときはこれが一番

Wanda_sa
ヴァガメンチ ワンダ・サー

1964年のアルバムでCDでももう売ってないのかな?
ナラ・レオンよりもアンニュイ(いまどき使わない?)な感じが違った魅力
ハスキーボイスがけだるさをさらに上乗せするようです

ワンダ・サーはリオデジャネイロのイパネマで生まれたそうですが
まさに「イパネマの娘」
そういう意味ではボサノバの申し子かもしれません

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