何を隠そう今までの人生で二度だけ海外に出たことがあります
九州や四国、淡路島を入れるともう少しだけ回数は増えるのですが(笑
海を渡って異国の地についたのはわずか二度だけ
初めて行ったのは新婚旅行でオーストラリア
ああ。。そんなころもあったのね
過ぎた昔を懐かしむ今日この頃です(笑
もう一度は会社の研修という名目で行ったヨーロッパ
実際は観光そのものだったのですが
その中で楽しみにしていたのがローマで食事をしながらカンツォーネを楽しむという企画でした
今ほどではないにしろ多少はワールドミュージックに興味があった私にとっては目玉とも言える企画だったのです
やっぱりオーソレミーヨとかフニクニ・フニクラとかを声量豊かなバリトンで聴きながらイタメシを楽しむなんて想像してたわけなんですよ
ところが実際に出てきたのは半分冷めたパスタと素人同然のカンツォーネ
歌はどう聴いても発声もできていない素人のそれだし
演奏もとりあえず弾けますよという程度のもので聞き苦しい音楽
明らかに日本人観光客を軽くみたような雰囲気に少々ムッとしました
挙句の果てに「瀬戸の花嫁」を演りだして帽子を逆さにチップを求めて客席を廻りだしたころには私の夢はもろくも崩れ、茹ですぎのパスタがさらに感情を逆なでしたもんだからブチ切れてしまいました
そんな楽しい想い出のあるカンツォーネ(笑
懐かしくて聴いてみたくなりました
決定版!カンツォーネ
オムニバス形式でいろんなアーティストが参加したこのアルバム
「決定版!」と謳ったタイトルに昭和のにおいがプンプンします(笑
実際聴いてみると私としてはなんとなく違和感があります
ここにも日本語の歌詞もあり、昭和の歌謡曲を聴いているようです
それでWikipediaで「カンツォーネ」を調べてみると
カンツォーネはイタリア語で単純に「歌」を意味し
特に古くからのイタリア民謡というわけでもないようです
しかも60~70年代の流行歌もカンツォーネと呼ばれるそうで
そうなれば別に「瀬戸の花嫁」を歌ってもカンツォーネで間違いなかったわけなんですね
フランスのシャンソンだってその時代の流行歌だし
80年代の日本で「ニューミュージック」って言ったのも同じようなもんです
な~~んや。。そ~やったんか(^◇^)
・・・と納得してもあの茹ですぎの麺は許せんぞ!!ヽ(`Д´)ノ
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