脳の中の身体地図
この間までキムタクの「Mr.BRAIN」なんてドラマも放映されていましたが
いま「脳」がブームなのかもしれません
わかっているようでまだまだその秘密も多い脳
その機能がひとつずつ解き明かされていくと
人類は賢明になっていくのでしょうか?
脳の中の身体地図―ボディ・マップのおかげで、たいていのことがうまくいくわけ
いや~~この本は読み応えがありました すごいです
350ページに及ぶ中に書かれた内容が実に濃い
興味深い箇所がいくつもいくつもありました
正直この本を読むに当たり事前の基本的情報量が乏しいことから、砂浜をランニングするかのようなしんどさを覚えたのですが、書かれた内容の面白さだけで最後まで一気に読めたのです
もう一度読んでみたい所に付箋を貼り付けましたが
読み終わるとかなりの量になりました
脳が外界と自らをつなげるのにこのようなきめの細かい地図を作り出していることに驚いてしまいます
この本を読んで感じたこと考えたことはたくさんあるのですが
何をどう表現していいのか私の脳ではマップが作れません(笑
例えば「痛み」を感じるメカニズムや理由に関する記述や恒常性や自律神経の係わり合いなんかは私の仕事に大きなヒントになり、利用できることもいくつかありました
以前「内臓感覚」という本をご紹介しましたが
内臓感覚は腸から見た脳との関係が書かれたものでしたが
こちらは脳から見た内臓と情緒についての説明がありました
これでなんとなく両者の関係が繋がってきたような気がします
私が興味を持っている呼吸に関しても
毎分6回にすると自律神経をコントロールすることもでき
ヨガの瞑想などを例えとしてあげておられます
その場合痛みが抑制されたり、幸福感も感じることができるとあります
もっともこの域まで達するには30年ほど続けないといけないそうですが・・・
幽霊など心霊現象の存在についても興味深く
単純に肯定したり否定するのではなく
現象面について脳がどのような発動をするかが書かれてあります
読んでいて私の脳がオーバーヒートしたのは
内容の難しさと面白さの両方が原因のようです
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コメント
ひろさん
おはようございます。「脳の中の身体地図」読みましたか・・・・・・・
この本は、本当に面白いですね!
>例えば「痛み」を感じるメカニズムや理由に関する記述や恒常性や自律神経の係わり合いなんかは私の仕事に大きなヒントになり、利用できることもいくつかありました
痛みは、情動と関係が深いことがわかりました。からだの痛みを取る手技と併用して、呼吸法等、脳の働きを変えることも必要と感じました。
>この本を読んで感じたこと考えたことはたくさんあるのですが
>何をどう表現していいのか私の脳ではマップが作れません
(笑)
私もです!・・・・・(笑)
投稿: だるま | 2009/07/27 08:51
こんばんは^^
こちらはここのところ、雷雨が続いたり
雨続きなうえに、涼しいです。
ほんとに7月下旬なの?!っていうくらいです・・・。
大阪はいかがですか?
ところで、この本、すごく面白そうですね!
読んでみたいです・・・。
内容がとても濃そうなので、読むこと自体が
脳のトレーニングになりそうですが・・・(笑)
投稿: uni | 2009/07/27 16:56
だるまさん
面白い本をご紹介いただきありがとうございました
さすが着眼点が同じですね
痛みと自律神経の関係なんかも興味深いです
内臓に対するアプローチなんかも使えそうな気がします
もう一度読んでみて整理しないと断片的な知識ではもったいないと思います
100回くらい読めばマッピングできそうです
uniさん
先ほど外出先から帰ってきましたが、その間ずいぶん強い雨が降っていたようです
日ごろの行いがいい私は屋内にいたので降っていたことすらしりませんでした
これは一般向けの本ですから難しい記述は最小限に抑えられています
これで多少のトレーニングにはなったと思います
たまにはこういう本も読んでるんだぞとアピールしておきたかったんです(笑
投稿: ひろ | 2009/07/27 17:09
面白い本との出会いは嬉しいものですよね。
私も今、村上春樹の1Q84を読んでいるのですが(ノロノロと……)読んでいて充足感があります。
30年かけて体得する呼吸法、すごいですね。。。
投稿: coply | 2009/07/27 22:11
年間に何冊かは感動できる本に出会います
そうなると長年実践することもあります
1Q84も面白そうですね
機会があれば読んでみたいです
早くブックオフに並ばないかなぁ(笑
呼吸法はずいぶん前から研究してるんですが面白いことがたくさん見つかるんですよ
投稿: ひろ | 2009/07/28 07:41