適度な運動って?
腰痛館に来られた方には必ずっていっていいほど申し上げているんですが
「自分の身体は自分で治す!」これが基本です
私ができるのはあくまでもお手伝いであって
「治すことはできない」とまで言ってます
たとえ痛みが取れても決して悪い状態が治ったわけではなく
痛みが再発することもありえます
そういった可能性をなくしたり、再発しにくい身体の状態に戻してこそ
「治った」と初めて言えるのです
痛みもとれずいぶんマシになったときから本人さんの努力で「治して」いただくわけです
そのとき必ずお願いするのは「適度な運動」です
ただ一般論として「適度な運動」というのはわかるのですが
どの程度の運動を適度というかはその人の症状や体力あるいは年齢などの要素によっても左右されます
なんでもかんでもやればいいかというとやりすぎることにより逆効果になることもあります
運動するということは「鍛えられる」というメリットがあると同時に
「疲れる」というデメリットもあることを覚えておかなければなりません
「努力は報われる」とはいいますが
どうせやるなら目的を明確にして効率的にリスクを避けて
上手にやった方がいいに決まってます
やりすぎて逆に痛い目をして途中で止めてしまう方を何人も見てきました
張り切りすぎる人もいて往々にしてこのパターンをたどるようです
やり方が拙くて「や~~めた」では何のためにやったのかわかりませんからね
All Abut 健康と運動に「運動時間・強度・頻度の目安」が詳しく説明されています
ここでは心拍数を運動強度の目安にするとあります
運動強度とは、運動の強さを表すものです。自分で運動強度をチェックできる一番簡単な方法は心拍数(脈拍)。平常時の心拍数を把握することから始めましょう。運動強度は運動直後の1分間心拍数で簡易的に判断することができます。まずは安静時の心拍数を測りましょう。起床後、布団から起きる前に1分間の心拍数を計ります。誤差を少なくするためにはなるべく1分間の心拍数、もしくは30秒の2倍の値を参考にします。また日によって脈拍数に変動があるため、3日~1週間程度測定し、その平均値を安静時心拍数とするとより確かな指標となります。測定を行う指は人差し指と中指の2本を親指側の動脈にあてます。
運動習慣のない人の適切な運動強度(1分間心拍数)の求め方は、次の計算式で大まかに把握することができます。
運動強度(1分間心拍数)=「(220-年齢)×目標とする強度※」
※目標とする強度
・健康の維持・増進・・・0.5~0.6
・体重減量、筋力の維持・増強・・・0.6~0.7
・筋力・体力の増強 ・・・0.8~個人差はあるものの、「会話しながら運動できる程度の強度」というのはおよそ心拍数が100~120程度であると言われています。運動強度としての一つの目安としてください。
運動の目的によって係数が定められているのはわかりやすいですね
ここにも書かれていますが運動は継続が最優先事項であって
負担になって止めてしまっては努力も水の泡
せっかくやるんだったら生活リズムの中に上手く組み込んで長く続けていただきたいものです
「All Abut 健康と運動」にはその他にも運動と健康に関する情報がたくさんありますのでぜひご覧くださいませ
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コメント
運動不足、、、耳の痛い言葉です。
夫などは、時間ができるとウォーキングしてるみたいです(最近ようやく激務からは解放されたので、もうしばらくしたら始められるかもと言っています)。
私も運動を始めてもなかなか続かず、、、飽きっぽい性格から直さないとダメかな。
投稿: coply | 2009/06/13 01:06
週明けにでも今ビジネスマンの間で流行りつつあるウォーキングについてお話します
何事も同じかもしれませんが続ける事が大切だと思います
失敗にへこたれないガッツがあれば何でもできますって
投稿: ひろ | 2009/06/13 07:41