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2009/04/10

健康の秘訣は氣にあり

以前「氣」の威力という本をご紹介しました
力を自在にコントロールできてこそ本当の力を発揮できるという内容でした
本当の力を発揮するためには力を入れることではなく抜くことにある
合気道の達人である藤平光一氏は言われます
これが凡人にはなかなかできないんですよね
その極意は自然体になること
もしそれができたならその結果は単に強い力が発揮できるだけにとどまりません
自然体の身体には内的な機能にも無駄な力が入りませんので当然スムーズに動きます
そういう状態を健康と呼びます

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健康の秘訣は氣にあり 藤平光一

いまさら私が合気道を習得してどうこうしようってわけじゃありません
むしろここで書かれているような身体の使い方と健康の関係に興味があったんです

話はそれますがですが「成功の秘訣は氣にあり」というご著書もあって
古書なんですがアマゾンで買うと送料込みで341円という値段で買えたりします
しかも送料は340円で本の値段が1円なんです
興味がおありでしたらぜひどうぞ・・・

さてさてこの本を読んで一番興味を持ったのが
師でもある中村天風氏の極意とも言える呼吸法「クンバハカ」についてのくだりなんですが
ヨガの修行をつまれて悟りを開かれた天風氏の「クンバハカ」は肛門に力を入れて肩の力を抜くという説明だったのですが、この本によるとそれは間違いであると藤平氏は言われています
その関係の方々の中ではけっこう論争になっているみたいなんですが
藤平氏の「クンバハカ」は力を抜いてこそ肛門は閉まり、力を入れると逆に開くと言われ
その旨を天風氏に告げると今までの「クンバハカ」は間違いであったことを認めたとあります

かなりマニアックな話になるのですが
元々ヨガでいう「クンバハカ」とは呼吸を止めるやり方のことをいい
天風氏のそれとは意味を異にします
私ごときが両大先生の説についてどうこうといえませんが
面白いのは筋肉の話だけに限定すると両方の説は正しいといえます

肛門を締めるときには肛門括約筋が活躍しますが
この肛門括約筋には2種類あって自らに意志で動かせる「外肛門括約筋」と自律神経の支配で自然に動く「内肛門括約筋」とがあります
つまり自分の意思で肛門を締めることもできますし
夜中寝ているときには自律神経により内肛門括約筋が肛門を締めてくれるわけです
だからその点だけを見れば両者の意見は矛盾しません

この本も一般の方にもわかりやすい「How to」ものみたいな感じですので
難しい記述は少なく読みやすい本だともいえます

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コメント

「自然体」という言葉、今年の入社式でテーマに上げた言葉です。

雑念が入ると自然体ではいられません。
周囲の空気と一体になるまで、感覚を研ぎ澄ますと
初めて自然体で対応できるようになる。

雑念だらけの私にはなかなか難しいことです。(笑

河島英五「時代遅れ」の歌詞のように
 似合わぬことは無理をせず
 飾った世界に流されず・・・

といきたいものです。

投稿: りき | 2009/04/10 12:32

座禅などで雑念を払う方法として用いられるのが呼吸法です
ここで論じられている「クンバハカ」というのも
元々は中村天風氏がヒマラヤのふもとの川で流れてくる雪解け水の中で雑念を払い精神を集中するときに会得された呼吸法です
難しいことはできませんが長く息を吐くことにより多少の精神のコントロールができるようです
遊びでも一度お試しください

校長先生の新入生に向けてのお話伺いたかったです(笑

投稿: ひろ | 2009/04/10 12:39

こんばんわ!
「気」って、大切なんでしょうね。
また、本当の力を発揮するためには力を入れることではなく
抜くことにあるって言うのも、興味深いですね。
家の中にも、空気を入れ替え、新しい風を入れる。
あれ?関係ないか(笑

投稿: うさうさ | 2009/04/10 22:00

ひろさん、
私ヨガ教室に通っているのですが(お年を召した方々ばかりですが…)肛門をしめるというのがあります。肛門をしめてどうするのか?と思っていましたが、重要なポイントみたいですね。

投稿: coply | 2009/04/11 00:46

うさうささん

筋肉というのは命令がなくとも自発的に働いていることが多いのです
それはそれで大切なことなんですが、不要な力が入ることが多くそれがいい動きの邪魔をすることも多いようです

滞った空気の中にいることはいろんな意味でよくないことだと思います
今日のような天気のいい日は窓を開けたいですよね 
 
 
coplyさん

肛門が閉まるというのは重要な要素だとは思いますが
イメージの違いでかえって反対のことをやっているかもしれません
私もまだわからないのですけどね・・・sweat01

投稿: ひろ | 2009/04/11 07:42

それは肛門じゃなく丹田の話です。つまり臍の下に力を入れることによって体が硬くなるのでちょっと押されただけでも転倒したとかだったような。肛門を締めることがどれだけの効果があるかはわかりませんが少なくとも体幹は鍛えられますよ。

投稿: クンバハカを実践中 | 2017/10/04 12:12

コメントありがとうございます

それに関しては私も似たような考え方を持っています
中村天風先生はヨガの行者だったのでムーラダーラチャクラと呼んだ方がいいいかもしれません

ただこの本を読んだ中で具体的な方法論として肛門括約筋の話が出ていたので
興味があったので二種類の肛門括約筋について考えてみたのです

私個人の感想としては丹田やチャクラについては観念的であったりイメージ的なお話しが多い中で、具体的な筋肉について言及されている論争は珍しく興味深かったんです

ちなみにこの記事を書いたのは8年以上前のことですが
私は今、肛門ではなく骨盤底筋と丹田などの関係性に興味を持っています

投稿: ひろ | 2017/10/04 12:34

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