寝たら治る
「暖かくしてゆっくり寝てくださいね」
風邪やインフルエンザが流行るこの季節には日本全国の内科の先生が一日に何度この言葉を繰り返すことでしょう
現場を見たわけではありませんが多くのお医者様がこのような言葉で患者さんを送り出されると思います
前にも申し上げたことがありますが、風邪を治す薬というのは未だにありません
とりあえず風邪を引いたときのつらい症状を薬で静めて
そのうちに治るというのが実際のところです
だったら治るためにはどうすればいいかというと
「身体を暖かくしてゆっくり寝ること」に他なりません
とりわけ「寝る」という状態は「治る」という現象にとっては重要な要素なんです
例えば風邪やインフルエンザのウィルスと戦うのはその人の免疫力です
体内の免疫細胞が活発に働くことによってウィルスを退治することができるのですが
免疫細胞が活発に働くのは副交感神経が優位になったときなのです
副交感神経はリラックスしたときに優位に立ちます
すなわち寝てるときにこそその人の免疫力が高まるわけです
逆の見方をすれば睡眠時間が短いと
免疫力が低下しウィルスに冒されやすいということになりますね
だから8時間以上きっちり睡眠をとる私がここ数年風邪を引いていないのも納得です(笑
また「寝る子は育つ」なんていいますが
寝ているときにこそ成長ホルモンが分泌され身体の細胞が作られます
もちろん傷ついた細胞が修復されるのも成長ホルモンの働きによるものです
食べ物から摂取される栄養素は材料でありこれはこれで必要ですが
材料を使って細胞を作るひとがいないとお話になりません
ちなみに成長ホルモンが一番分泌される時間帯が午前2~5時前後だそうですが
睡眠時間が短かったり不規則だったりするとそのバランスも崩れるそうです
「治る」ということと「睡眠」とは切っても切れない関係にあるようです
私が施術していると次第に眠くなったりすることも多いのですが
これも副交感神経が優位に立ち眠くなったものです
また施術した日の夜にたまらなく睡魔が襲い泥のように眠ったなんてこともよくあります
だから施術中に寝息が聞こえてくると「上手くいったな・・・」
そんなふうに思うわけです
それが自然治癒能力が働きだした証拠なんですから・・・
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コメント
仕事中にやたらと眠たくなるのは…
成長してたからなんや~
投稿: かっちゃまん | 2009/02/06 08:48
きっと周囲の方は早くからそれ(成長)に気づいていたことでしょう
投稿: ひろ | 2009/02/06 08:56
そうなんやぁ
あの六十谷の布団屋は、その事を言いたくてあんなにデカデカと看板掲げてたんや。
投稿: うどん好きのあゆ | 2009/02/06 09:02
ええネタをいただきましたm(_ _)m
たまにはうどんネタ以外のトラックバックもええもんでしょう(笑
「寝たら治る」
小難しい治療法よりもよっぽどためになる金言かと
投稿: ひろ | 2009/02/06 09:09
ほな、先生アレやん
うちの子みたいに、ヨシヨシして、寝てくれたら、丸儲けやん
寝てる間に...ワシ、行かんとこ
『催眠師のひとりごと』に、変えますか?
投稿: ひろん | 2009/02/06 09:38
昏睡強盗かい!!(爆
(^_^)ヾ(^^ )ヨシヨシしたるからいっぺんおいで
寝てる間に鼻からうどんつっこんだるし(^w^) ぶぶぶ・・・
投稿: ひろ | 2009/02/06 09:51
こんにちわ!
ほんと、その言葉は、お医者様、よく、
使われるでしょうね。
「寝る」という事は「治る」という事に
なっていくのですね。
風邪引いた時には、寝るのが一番。
あっ!毎日お昼寝してる私は?(笑
投稿: うさうさ | 2009/02/06 11:49
薬などによる治療はあくまでも例外的なことであって
本来は自然治癒力で治るのが原則だと思います
だから普段から睡眠時間が短かったり不規則だったりすると
病気に罹りやすいという事実も知っていただきたいのです
毎日お昼寝ですか・・・うらやましい
でもご主人のお仕事柄朝が早いですからね
投稿: ひろ | 2009/02/06 12:10
寝て無くても 育つ……私ってやばいですね。
投稿: teru | 2009/02/06 16:36
「寝たら治る」
teruさんに一番ささげたい言葉です
睡眠時間ゆっくり取りなはれや~~~
投稿: ひろ | 2009/02/06 18:24