ぼやき
「まぁ。。みなさん聞いてください!」
とやればむかし懐かしい人生幸朗師匠
最近テレビをつけると「おバカ」がブームだとか
アメリカの「オバマ」ブームとはずいぶん違うようで
一般常識がないと思しきタレントを笑いものにして視聴率を稼いでいるそうです
NHKまでが紅白歌合戦で最高視聴率を稼いだのが「羞恥心」だったんですからね
非常識という点では私もなかなかいけてると思うのですが
いつのころからか簡単なクイズに答えられないタレントを嘲笑することがブームになったようです
漫才や落語などの「芸」は計算ずくで馬鹿やアホを演じます
かつてある大物漫才師の方とお話しをする機会があったのですが
すごく努力をなさっておられますし、頭の切れる方でした
ところがこっちのほうはどうみても芸と呼べる代物ではなさそうです
学生時代に心理学をかじったことがあるのですが
フラストレーション(欲求不満)を解消するための反応のひとつとして八つ当たり・弱いものいじめといった転移型攻撃というのがあるそうです
閉塞感が漂う世間の情勢でテレビ局が意図的に「おバカキャラ」を作り上げ八つ当たり的にフラストレーションの解消をさせているのではないかとすら思っています
なんとなく弱い者がさらに弱い者を作ってそれを叩く
こんな構図が見えてくるのは私だけでしょうか?
でもそれでいい商売をして稼いでいるのですから本当にバカにされているのは我々視聴者なのかもしれません
自分の思う人生が送れずまったく関係ない他人を八つ当たり的に殺す事件もいくつかありました
しかも標的になるのは自分より弱い者のケースが圧倒的です
どうもこの「おバカブーム」は本質的に同じ匂いがしてしかたがありません
なんとなく素直に笑えんのですわ
まあ、別に責任者に出てきてもらわんでもけっこうですけど・・・
| 固定リンク
« 時間 | トップページ | DARKNESSⅠ »
コメント
漫才も以前の様な味のある芸人が減りましたね~
しかし’大物漫才師とお話する機会”があったとは…流石 ひろさん
凄い!
かく云う私は以前 某製麺所で、私が帰った後、お客さんから「今の人は何て言う芸人さん?」…って(汗)
投稿: かっちゃまん | 2009/01/15 12:14
「おもしろいこというそこらへんのお兄ちゃん」が多いような感じがします
100回同じことをやって100回笑わせたら芸だと認めます
頭使って体張って芸を極めるかっちゃまんさみたいな芸人が増えればいいのですが・・・(笑
投稿: ひろ | 2009/01/15 12:26
確かにおばかキャラのタレントさんが受けているご時世です
ね。クイズ番組も多くなりましたね。
芸があるから、芸人・・・・今の芸人さんは訳わかんない事し
て、当たっている人が多いんじゃないかな。
関西地方からくる問屋さんは、やっぱりしゃべりが芸人さんで
す。なんかおもしろい事言おうと必死です(笑)
商売そっちのけでお話して帰ります。(笑)
関西人は普通の人もおもろいですね~(笑)
投稿: みさりん♪ | 2009/01/15 13:37
やってる本人は芸でやってるわけじゃないでしょうけどね
それでも3回見たら飽きますわ
関西人でも私のように物静かなひともいるんですよ
投稿: ひろ | 2009/01/15 15:11
ほんでこの間、弱くて、アホなワシを、いじめたんやなぁ
投稿: ひろん | 2009/01/15 22:48
全く、ほんま、同感です!
「嘲笑」することに快感を感じているんです。
テレビ番組の制作が陳腐化していると思います。弱いものが弱いものを作って叩く・・なるほどね。時代は変わっても同じ事をしているのですね。
ところで、先ほどちょっとしたミスタイプをしてそのまま変換したら、「うどん頭巾のあゆ」って・・・(--;)
どんな頭巾やねんっ!
投稿: うどん好きのあゆ | 2009/01/16 00:12
ひろんさん
周辺から「そら君やがな」(・_;☆\(-_-)ナンデヤネンッ!
ツッコミの声があがってますけど・・・
うどん頭巾のあゆさん
弱いものいじめのバラエティー番組の後にニュース番組でいじめの報道やってたりするんでしょうな
切り替えの素早さは見習わなければなりません
熟成時間が短いと頭の上で頭巾がヘタりやすくなりますよ
投稿: ひろ | 2009/01/16 07:57