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2008/12/12

左右

「腰が痛いんです」といわれると
「どっちが痛いですか?」と一応聞きます
「右が痛いんです」といわれると
「左は大丈夫ですか?」と一応聞きます
「左はなんともありません」といわれると
・・・こんなやりとりを毎日のようにしているわけで
主訴を聞くのは我々の仕事の前提にもなります

ところが人の身体とは不思議なもので
痛いと言っていた右側に対してあれやこれやとアプローチをしていると
筋緊張もとれて楽になっていくのが伝わってきます
そうすると「今度は左が痛くなってきました」
こんなこともよくあります
全然痛くなかったはずの左が痛くなる。。なぜか?
触って痛みを和らげるのも難しいですが
触らずして痛みを生じさせるのもこれまた至難の業

実はこの痛みの正体は元々あったもののようです
今度は左を触ってみると右ほどではないにしてもそれなりの筋緊張があります
つまり本人さんは気づいていなかっただけで元々悪かったわけです
よく考えてみれば身体を使うにあたって腰の右側の筋肉だけ使って
左は全然使わないなんてありえません
多少の左右差はあってもほぼ均等に使い、均等に疲れてくるはずです
利き手や軸足などの条件などがあって多少の左右差が生じ
それが体感的には右だけが痛くて、左は何も感じないという状態に感じられるようです

私が思うに・・・
神様か仏様か?はたまた造物主なるお方の配慮でか?
身体の悪いところのすべてが忠実に痛みとして反映されたとしたら
あっちこっちが痛くてやってられない・・・
こんな事態を避けるべく、その身体の一番悪いところだけを痛みとして感じるようになってるんじゃないか
・・・こんな風に考えています
(もしちゃんとした説明があるなら教えてくださいね)

話を戻すと、痛いはずの右側ばかりをやっているうちに
いい状態に変わってきて、そのとき相対的に左のほうが悪い状態になったとき
左側に痛みが生じるのではないか・・・と思うわけです

これは「左右」だけの話ではありません
「上下」でもたまにあります
腰が痛いからずっと腰ばかり触っていたら、翌日に触っていない首が回らなくなったとか
肩から首にかけて激しい痛みがあるからといって、上ばかり触っていたら
翌日腰が痛くて歩けないなんてこともありましたね

聞いてみて「左は大丈夫ですよ」と言われても
素直に信用しないようになるまでそう年月はかかりませんでした(笑

当てにしているはずの人間の感覚が
実は当てにならないこともあるというお話でした

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コメント

整体や整骨院で、首だけと言っても、腕や腰あたりまでマッサージしてくれます。
それもそういう事からなのでしょうか?

投稿: persian | 2008/12/12 09:18

きっと同じような理由だと思います
首周辺が疲れるということは
それに関連するいくつかの種類の筋肉が疲れてバランスを損なった結果だと思います
慰安目的であれば首だけ触ればいいかもしれませんが
後日のいい結果を求めると自然とそういうやり方になります

私なんて首が凝っていても足からスタートしますから・・・(笑

投稿: ひろ | 2008/12/12 09:24

半年まえ位から読ませていただいてる,ヒヨッコの同業者です。施術後に「次はここが痛くなった…」と言われてしまう気持ちは,なかなか辛いものです。私も,先生のような人格者でありたいですね☆

投稿: あさの | 2008/12/12 10:55

一番いいのはその事態を予測して先回りすればいいわけです
なかなか上手くいきませんがね(笑
ある程度年数がたてばそれができることもありますよ

私は人格者ではありません
イケメンとはよくいわれますが・・・scissors

がんばってくださいね(´-`)

投稿: ひろ | 2008/12/12 11:12

そうですね。
整体に通ってた頃は、足先から全身でした。
ちょっと遠く、予約もなかなかとれないので、8月以来行ってません。
最近は近くて年中無休、遅い時間までやっている整骨院に通ってます。
行き始めの頃、毎日のように通ったせいか、最近辛さが軽減されてます。

昨日は、家の前に出しているゴミをカラスが散らかし、早めに気づいてよかった!と思ったのですが、こちらにコメントし始めた頃チャイムが鳴り、隣の人が「カラスがゴミを散らかして大変」と教えてくれました。
朝の忙しい時間に二度も片付けに時間を取られました。
こちらは、ゴミは有料で個別収集、家の前にそれぞれ出しますから、時間がなくても放っておく訳にはいかないんですよね。
ぎりぎりに出すと収集に間に合わないかもしれないし、困ったものです。
しばらくはカラス見なかったのですが、急にどうしたのでしょう。
長々と書きましたが、そういうわけで、昨日は簡単なコメントでした。
もっと書きたい事はあったんですよ。

>「神様か仏様か?~~~その身体の一番悪いところだけを痛みとして感じるようになってるんじゃないか」
これは私も似たような事を感じます。
痛みではないですが、私は2歳の頃から呼吸器系の持病がある事は何度も書いてますが、その他、風邪で寝込むとか熱が出るとかないんです。
学校も休んだ事ないんですよ。(子供の頃は、持病で夜中苦しみ、両親も寝ずに看病してくれてたのですが、翌日には治まり学校行ってました)
産まれて数えるくらいしか発熱の経験はないんです。
自分の覚えている限りでも最初の発熱は、第一子の出産時です。
帝王切開の後、発熱、その後も普通の人と同じように何度かありました。
後で気づいたのですが、第一子出産後、持病が良くなってたんです。(女性は出産で体が変わると言いますから)
その時、持病で呼吸困難とかあると大変なので、熱が出たりとかはないのかなと思いました。
第二子出産までの間は、そんな感じで、持病は治ったんじゃないかと思うくらいで、その代わりに普通に熱が出て具合が悪いというのが何度かありました。
ところが、第二子出産でまた、持病が元に戻り、どんなに頭が痛くても熱はないという状態になりました。
そこで同じような事を思っているのですよ。

投稿: persian | 2008/12/13 13:08

劇的な変化がなくても後からよくなったことに気づくことも多いようです
カラスの相手も大変そうですね(゚ー゚;

身体にはまだまだ不思議なことがあってもっと勉強しないといけません
痛みがなくなって治ったのかと思ってたら
単に違う場所が痛くて気づけなかったって場合もありますから油断できません

投稿: ひろ | 2008/12/13 14:17

なるほど・・・
では、私の右腰ちゃんも そうなのですね。
ふむふむ。

投稿: teru | 2008/12/13 19:03

ダンスで疲れたのか?
それともイスに座って絵を描きすぎたのか?
はたまた仕事で疲れたのか?

21世紀のスーパーウーマンは大変ですなぁ(^^)v

投稿: ひろ | 2008/12/14 07:35

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