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2008/12/04

腓骨

基本的に身体に要らないものはない
そんなふうに思っています
身体の組織はすべて何かの必然性を持って生まれてきた
「必要ない」と思うのはその事実を知らないからという理解で正しいのではないでしょうか?
大昔は「盲腸(虫垂)は必要ないもの」なんていわれてました
だから虫垂炎になったとき普通に手術する人が多かったです
今では抗生物質の存在により手術をする人をほとんど見かけなくなりました
その虫垂も善玉菌と悪玉菌のコントロールをする役割があるという話を聞いたことがあります

「このお腹の脂肪はいらんぞ!」とおっしゃる方も多いことでしょう
確かにビジュアル面では邪魔のものかもしれませんが
運動不足や加齢で腹筋が弱体化したとき
お腹周りの脂肪が外部からの衝撃に対してクッションの役割をするとすれば
邪険にしてやるのも失礼な話かもしれません

その必要性を考えながら解剖生理学の本を読むのもおつなものです(笑
ところがどう考えても何の理由で存在するのかわからないものもたくさんあります
ずっと考えていたのが腓骨

膝から下の足の骨で太い方は脛骨で外側にある細い骨が腓骨です
膝の関節は大腿骨と脛骨からなりますし
足関節に関してもすべてではありませんがメインは脛骨
体重を支えるのも4~5倍の太さがある脛骨が主役になるはずですPhoto_2

それならどうして腓骨が存在するのか?
けっこう長いこと考えてました
少なくとも私の知識の中ではなくても支障をきたさないのでは?
ヒラメ筋、長腓骨筋、大腿二頭筋など腓骨に付着している筋肉の存在はありますが
これらも脛骨に付着していても差支えがないのでは?
こんな疑問すら持っていました

ところが私的にその存在理由がわかりました
以前「究極の身体」という本をご紹介しましたが
その関連のサイトを見ていると納得できる理由が書かれていました
こういうときインターネットってホントありがたいですよね
わからないことを調べて答えが見つかる・・・
このブログもそうありたいですね←絶対ムリpaper

脛(すね)の骨が二本に分かれているという理由は
どうやら腓骨が衝撃を和らげるクッションの働きをするからだそうです
たとえば身体を左右に動かすときに不安定な状態で足首に衝撃がかかります

Photo

その衝撃に対して腓骨や腓骨から付着する筋肉がショックを吸収し和らげる
ちょうど車のサスペンションのような働きをするそうです
さらにこちらのサイトでは脛骨に対して腓骨を自在に動かすことにより
スポーツにおいても足を巧みに動かすことができると書かれてあります

普段その存在すらもあまり知られることもなく
場合によっては骨折したときに初めてその存在を知る人もおられるでしょう
でも我々の意識とは関係なく、身体にとって大きな意義を持っています

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コメント

難しい事はわからないし、そのような骨の事は疑問にも思った事はないですが(笑)、要らないものは、退化していくようですから、あるものは必要なものなのだろうなとくらいしか思いませんcoldsweats01
ひろさんは、さすが専門分野ですし、いろんな事に疑問を持つのでしょうね。
長く疑問を持ってた事に納得した答えを見つけると嬉しいでしょうね。

ところで私は先月中旬だったか、いつも行ってる大学病院に行った時、その週の土曜日にも病院に行く予定だったので、ずっと痛くて気になってる足を土曜日に診てもらいたいと思い、予約に行ったのですが、一番早くて4日の午後だと言われました。
今日なのです。
ところが、この2~3日痛くないのです。
いつごろから痛かったのかは覚えてませんが、前回整形外科に行ったのが7月(別の場所{足首、足の甲}の腫れと痛みで行きました)、その時も痛いと言ってたので、少なくとも5ヶ月以上痛かったと思います。
それでも病院に行くべきか止めるか迷ってます。

投稿: persian | 2008/12/04 08:48

私もわからないことがたくさんあるのですが
何かが存在することに対してその理由があると思っています
やや哲学的な感じになりますがたぶん間違いないはずです
ただその理由がわからないことが多すぎるだけなんです
 
痛みもその存在理由があります
何らかの原因があってこそ痛みが発生するわけですが
痛みが治まったからといって、その原因がなくなったとも限りません
病院で診てもらってそれがわかるかどうかは別として
とりあえず専門家の目で診てもらったほうがいいと思います

投稿: ひろ | 2008/12/04 08:54

なるほど、腹筋を鍛えたらお腹回りがスッキリするのは、必要無いから脂肪が退散するんや(^O^)

盲腸を今は切らないのが多いとは、全く知りませんでした!
扁桃腺も今は切らない方がいいと言いますもんね。
だんだん、色んな事が解明されて常識が覆されてきたんですね〜

投稿: うどん好きのあゆ | 2008/12/04 11:31

このお腹の肉も役にはたっている事もあるんですね。

だいじに育てます(笑)

投稿: みさ♪ | 2008/12/04 12:29

うどん好きのあゆさん

腹筋の量が適切でなおかつそれらが燃焼してくれたら脂肪の量は減ると思います

むかしは虫垂炎で手術した人ってすごく多い割合でいましたよね
今は周りで手術した人ってそんなに聞かないとおもいます

10年たったら常識も非常識、非常識も常識に変わるかもしれません
10年後うどん屋やってたらどうしましょう(笑
 
 
みさ♪さん

育てるなら筋肉を育てた方が有益だと思いますよ(笑

投稿: ひろ | 2008/12/04 13:12

始めましてポヨンと申します。
最近、ジョギングをしていると、膝の外側が張るような痛みが出てしまい、それ以降は走れなくなる症状に悩まされています。
整形外科でレントゲンを撮ってもらったところ、骨には異常ないとのことでした。その後、いくつか接骨院や整体を回り、膝周りに炎症のような症状出ている、または外側の半月損傷、腓骨が外側にずれている等、様々な診断が出ているので混乱しています。
自分としては、膝お皿ではなく、明らかに外側が痛いので腓骨が外側にずれている診断が正しいのではないかと思っています。
もし、腓骨が外側にずれやすいのはO脚だったり歩き方に問題があるのでしょうか?
アドバイス頂けると幸いです。

投稿: ポヨン | 2012/04/01 23:41

レントゲンやMRIなどの画像をもとにして判断できない私たちは
手で触った反応や感触で判断します

まことに申し訳ありませんが文面の情報だけではなんとも判断の仕様がありません
とりわけこういうケースは私の経験上でも臨床例が少ないのでなおさらです
ご容赦くださいませ

投稿: ひろ | 2012/04/02 07:31

初めまして。

腓骨について調べていましたところ、こちらへたどり着きました。
ネットで腓骨の情報って少なかったのですが、こちらで、

『腓骨はサスペンションのような働きをする』

・・・と書かれているのを読んで、なるほど!!・・と思いました。

リンク先の「関連サイト」も非常にためになりました。


私は運動で腓骨がずれやすいようで、今近所の整体に通っております。
自分でもいろいろ勉強することで、対策なども考えられるのでは・・・と思っていましたので、大変助かりました。


お礼かたがたコメントさせていただきました。
ありがとうございました。

投稿: まりべる | 2012/12/05 09:21

はじめまして
コメントありがとうございます

私も長い間その必要性を知らなかったのですが
前後の荷重だけではなしに左右の荷重に対するサスペンションの役割も重要なんですね

「どうして存在するのか?」
こんなことを考えてみると面白いことがわかってきます

投稿: ひろ | 2012/12/05 14:42

身体の深い意味って面白いですよね。
なぜ神経が反対にシナプスを変えるのか…など
自分も疑問をひとつひとつ解決するたび
喜びをかんじてしまいます。

投稿: めかる | 2013/06/19 21:21

この記事を書いたのも4年半前のこと
その間たくさんのことに興味を持ち
新たにわかったことわからなかったこと認識を新たにしたことがたくさんあります
こんなことを考えていると飽きませんね

投稿: ひろ | 2013/06/19 21:39

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