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2008/11/27

へっぴり腰

今となってはスポーツらしきものはしなくなりましたが
学生時代は夏はウインドサーフィン、冬はスキーなんてしゃれた遊びをしていました
コレも裏話があって友人がヨット部とスキー部にそれぞれいたもんですから
単純に連れて行ってもらっただけの話
「あいつを連れて行ったらアフタースキーがにぎやかになるから」
これが一番の理由だったとか・・・crying

初めてスキーに行ったのが栂池
そのスキー部の友人というのがスパルタで
初めてスキーの板をはいて、ちょこちょこっとボーゲンの練習をしたかと思えば
いきなり連れて行かれたのが上級者コースで通称「馬の背」
上から見下ろせば「これって垂直?」と思うほどの急勾配sweat02
いわく「こけるのを怖がったら上達しない」とまずはこける練習から
こちらは当然びびりながらへっぴり腰ですべります
何度も何度も雪を食いながら転がるうちに開き直ります
そうするとよくしたもので怖さがなくなればきちんとした前傾姿勢になり
そんなにこけることもなくなりました

「へっぴり腰」はスキーに限らず運動能力を阻害します
「へっぴり腰」を辞書で調べると

へっぴり・ごし【屁っ放り腰】
1 上体をかがめて、尻を後ろにつき出した不安定な姿勢。「―ではボールを打てない」
2 いかにも自信のなさそうな言動。びくびくした態度。及び腰。「そんな―では、交渉相手になめられる」

身体の姿勢だけでなくその精神状態までに言葉の用法は広がります
漢字で書くと「屁っ放り腰」
要はおならをするときの体勢からきているようです
「上体をかがめて、尻を後ろにつき出した不安定な姿勢」とありますが
これは股関節と膝関節を屈曲した状態です
実際にこの姿勢をやってみるとよくわかりますが
必ずしも「不安定な姿勢」とはいえません
相撲の立会い時もそうですし、野球で野手が守っているときも同じような姿勢をとります
多くのスポーツで動く前の準備段階では似たような姿勢をしているはずです

それではどうして「不安定な姿勢」と言い切れるかというと
その秘密は重心の位置にあります
身体の中心線よりも前に重心があれば前にすばやい動きが可能な姿勢です
臀筋群をすばやく収縮させ股関節を伸展させると同時に
大腿四頭筋を収縮させ膝関節を伸ばせばスゴイ勢いで身体は前方の移動します
この爆発力はスポーツの世界ではよく用いられます

ところが重心の位置が身体の中心線よりも後方にあればどうなるでしょう?
その条件で同じことをしたらすごい勢いで後ろに飛んでいってしまいます
もし後ろにマットレスでもあればそれはそれでいいでしょうけど
何もなかったら後頭部をぶつけてしまう恐れもあります
だから心理的にもそれはできず後ろに行くこともままなりません
もちろん前に進むこともできず身動きが取りにくくなります
その状態でできる動きとしたらソロリソロリと後ずさりすることくらいになるでしょうね

「へっぴり腰」が身体の動静のみならず、ビクビクおびえた状態を表す言葉として用いられるのは
その状態から可能な動きを見て上手く心理分析しているからでしょうね

教訓「怖かったら前に出ろ」
怖さを認めたうえで、意識して重心を前に持ってくる勇気が必要です

Photo_2
     ↑
由緒正しき「へっぴり腰」(笑
う~ん。。理想的なフォームですことhappy01

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コメント

こんばんわ!
スキーは、私もよく行ってました。
と言っても、こちらに来てからは、
さっぱり、ご無沙汰。
へっぴり腰になってましたね、最初。
上級者コースは、怖かったでしょ。

投稿: うさうさ | 2008/11/27 22:01

へっぴり腰に、ちゃんと漢字があったんや!
しかも、ハハハハハ!!
「屁」を「放つ」時の姿勢ってことなんですね。
もうめちゃくちゃウケました。
これから息子におならをするときは、へっぴり腰になるように
言うておきます!

投稿: うどん好きのあゆ | 2008/11/27 22:08

うさうささん

馬の背に行ったとき垂直落下しないといけないのかと思いました
きっと清水の舞台から飛び降りたらあんな心境に慣れると思います(笑

 
うどん好きのあゆさん

私も調べていてなるほどなぁと思いました
正しいフォームで放屁されるよう推奨します(爆

投稿: ひろ | 2008/11/28 08:19

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