ビタミンC
ビタミンCといえば抗酸化作用で有名な栄養素です
なんでもビタミンCを自らの体内で合成できないのは霊長類のわずかな種類とモルモットだけだそうです
だからトラやライオンのようにお肉ばかり食べていては具合が悪いようで
みなさんせっせと野菜や果物から、最近ではサプリメントなどからもビタミンCを摂取しようとなさってます
でも普段食べているものにどれくらいビタミンCが入っているか気になるところですね
実は簡単に調べる方法があるそうなんです
たびたびご紹介させていただいている
アンチエイジングの専門医でいらっしゃる川田浩志先生のブログでその方法が紹介されています
家庭で食品中のビタミンCを調べてみよう!
まずはこの記事をぜひ読んでいただきたいのですが
方法は簡単です
うがいに使う「イソジン」を水で薄めて
その中に調べたい食品を入れてみるとイソジンの入った水溶液は無色透明になるそうです
ところがビタミンCの量が少ないと透明にはならないようです
先生のブログではオレンジ100%のジュース(市販の物)ではほとんど反応がないようでした
市販のジュースは殺菌処理が施されその際にビタミンCのほとんどが消えてしまうようです
もっと驚いたのはレモンで行われた実験です
本物のレモンを絞ってイソジンの水溶液に入れてみるとなかなか色が変わりません
輸送の過程で時間がかかりビタミンCを失ったのか?
それとも土壌・農薬などの関係で元々ビタミンCがなかったのかは不明ですが
いずれにしてもショックな出来事には違いありません
以前にも他所で30年前に比べると野菜や果物に含まれるビタミン含有量がかなり減っているということを聞きました
この実験はビタミンCの実験ですが、どうやらそれだけではなさそうです
ビタミンCをたくさんとって28歳くらいまでごまかそう若返ろうと思っているのに・・・
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コメント
ひろさん、記事のご紹介ありがとうございます。
それにしても、なぜヒトはビタミンCを合成しなくなったのでしょうね。ないと命にかかわるので子孫を残すことができなくなるのに・・。
進化の歴史からみて、祖先は、よほどビタミンCを容易に摂ることのできる環境にいたのではないかという新説?を考えています。
投稿: 川田浩志 | 2008/07/08 10:02
こちらこそ貴重な話題を拝借いたしましてありがとうございます
私も先生の新説には賛同します
自らの体内で合成する必要がなくなるほど環境があってこその変化なんだと思います
それにしても農業に関しては痩せこけた土に問題があるんじゃないかと考えています
国内産の作物からでもビタミンCが減少していると聞いたことがあります
古来農業において土を作るという作業はバクテリアなどの微生物の力を借りて有機的に行うのが伝統的なやり方でした
ところが「科学的」という名の下に人間のわずかな知識で土を作りその結果、何か足りないものが生じたのではないか・・・
こういった推測をしています
もちろん私に立証する力はありませんが・・・
投稿: ひろ | 2008/07/08 10:27
100%ジュースにはCがないなんて、びっくりです。レモンの反応にも。
昔エスキモーの人達は土地では野菜が出来ないから野菜を食
べないけど、とどとか、くじらとかの肉を生で食べて、ビタ
ミン補給するでしょ。人間は元来そういう体だったのかもしれませんね。
投稿: みさりん♪ | 2008/07/08 12:11
元々熱に弱いビタミンCは熱処理の段階で失われているのかもしれません
それで後から人工的なビタミンを添加して商品にしているものもあると聞きました
なければないで身体が自然と変化していくんですよね
もっともすぐにとはいかないでしょうが気の遠くなるくらいの時間をかけてだんだん変わっていくのでしょう
投稿: ひろ | 2008/07/08 12:17
こんにちわ!
ビタミンCって、簡単に摂れるものかと
思っていましたが、そうでもないのかな。
ストレスで、破壊されるとよく言われます。
野菜や果物を一生懸命食べても、それほど
摂取出来ていないのですね。
投稿: うさうさ | 2008/07/08 16:56
ビタミンCは子供のころから有名だった栄養素にもかかわらずだんだん減少しているのが気がかりですね
それを補充するサプリも宣伝ほどはビタミンCの摂取が容易ではないものが多いそうです
できるだけせっせと生野菜を食べるようにしているのですが・・・
投稿: ひろ | 2008/07/08 17:01