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2008/07/21

靭帯

Photo


この図を見てすぐに何かわかる人は少ないでしょうね
捻られた雑巾ではなく股関節とそれを取り巻く靭帯が描かれています

Photo_2

靭帯を取り除くとこのような感じになります

このように股関節は受け皿のような形をした寛骨(寛骨臼)に
ボールのような大腿骨の先の部分(大腿骨頭)がはまり込んだ状態になっています
もちろん骨だけですと不安定な状態で足の骨がスポンと抜けてしまいます
関節が安定するように靭帯がグルグル巻きになって骨と骨を繋いでいます
靭帯の役割は骨と骨を繋ぎ関節を作るほか、関節の動きをある程度のところで制限する役割を担っています
股関節を見ても捻られたような靭帯の動く範囲までは可動性がありますが
それ以上の範囲に関してはあまり伸縮性のない靭帯がブレーキをかけるわけです
股関節がグルグル回っても困りますもんね
ただ運動不足などで股関節が固い人は靭帯の問題ではなく
その上を覆う筋肉の伸縮性がなくなり靭帯のブレーキがかかる以前に筋肉がストップをかけてしまいます

股関節だけではなくほとんどの関節が靭帯によってつながれているわけですが
筋肉と骨がクローズアップされがちですが
靭帯は縁の下の力持ちで関節を形成しています

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コメント

靱帯切れたら痛いのでしょうね。
復活できるのですか?

投稿: みさ♪ | 2008/07/21 12:46

靭帯切れたら痛いと思いますよ
私もやってことありませんけど・・・

一番怖いのは靭帯の損傷はある程度まで治りますが
完全に元の状態に戻ることは難しいのです
スポーツ選手などにとっては致命的なケガにもつながりかねません
そのために入念なウォーミングアップは不可欠です

投稿: ひろ | 2008/07/21 13:23

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