水

「六甲のおいしい水」に不当表示＝ハウス食品に排除命令－公取委

　ハウス食品（大阪府東大阪市）が製造販売する「六甲のおいしい水」2リットルボトルに事実と異なる表示があったとして、公正取引委員会は17日、景品表示法違反（優良誤認）で同社に排除命令を出した。
　公取委によると、同社は2005年1月ごろから08年1月ごろにかけ販売した同商品の表示で、花こう岩のミネラル分が溶け込んだ水などとうたっていたが、実際には花こう岩のミネラル分は含まれていなかった。　

食品偽装問題が世間をにぎわしていますが
とうとう水まで不当表示する世の中になりましたか・・・
いつのころからでしょう？ペットボトルに水を詰め込んで売るようになったのは・・・
「ミネラルウォーター」と名づけられて健康食品のような扱いまで受けて売られています
確かに夏場の水道水はカルキの臭いがしたりして旨くないときもありますが
それ以外はあまりミネラルウォーターを買うことはありません
ミネラルウォーターといいますがミネラルの品質規定はないそうです
一般的にカルシウムやマグネシウムが含まれているといわれますが
マグネシウムは下剤の原材料として使用されます
マグネシウムを多量に摂取すると下痢になることが予想されます
「外国に行って生水を飲むな」というのは水が汚いからではなく
硬水といってカルシウムイオンやマグネシウムイオンが多く溶け込んだ水がヨーロッパあたりでは多いそうで
軟水になれた日本人は下痢をしやすいからだといわれています

ちなみに数年前ダイエットのために「エビアン」というフランスの水を飲むというのが話題になりましたが
当時の調べでは「エビアン」が突出してマグネシウムイオンの含有量が多かったからといわれています
まあ。。結局お通じをよくしてダイエットしようということだったらしいのですが・・・

結局、ミネラルウォーターを飲めば健康になるというものでもなさそうで
どちらかといえばイメージ的に「身体によさそう」という商品価値で買っているようです
「サクセスフルエイジングのための３つの自己改革」では
著者の川田浩志先生は自宅では水道水を浄水器に通して発がん性物質のトリハメタロンなどを除去して飲んでおられるそうです
なんでも日本の水道水のレベルは相当高いそうですから
外国の水道水とは違い、わざわざミネラルウォーターを買わなければいけないというレベルではないみたいです