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2008/05/08

悪い姿勢

「姿勢が悪いから腰痛になったんですかねぇ?」
時としてこんなご質問を受けます
「腰痛になるような身体だから姿勢が悪くなるのです」
とりあえずはこう答えます
実際、施術が終わりベッドから立ち上がると背筋が伸びていい姿勢になることがあります
これこそが腰痛がマシになった証しです
いつもそんなに上手く行くとも限らないのですが
施術後の姿勢を見てだいたいの結果を判断します

身体の深層にある筋肉は姿勢維持にかかわる筋肉も多いのですが
これらの筋肉が疲労もしくは老化現象などで弱体化した場合
身体を支えることが困難になります
それゆえ姿勢が悪くなってしまい勝ちなのです
体調のいいときならば自分の身体の重量を感じることはあまりありません
なぜならば「いい姿勢」のときは体幹のバランスが保たれ
姿勢保持に要する筋力は必要最小限にとどまります
ようするに「悪い姿勢」はじっとしていても必要以上の筋力を要し
それが更なる疲労につながり、悪循環をたどります
「疲れる→悪い姿勢→更なる疲労→もっと悪い姿勢→痛み」
こんな感じでしょうか

多少の疲れ程度であれば、休息をとることによって疲労も回復していくのですが
深層筋に慢性的な疲労が蓄積すると先ほど述べた悪循環に陥りがちなんです
我々の施術でも表層の疲労回復よりも深層筋に対するアプローチに重要性があるのはそのためです
同じような施術でも深層筋に働きかけることができるか否かで結果に大きな差が出るのはこのためです
もちろん表層を通り越して深層にきかすというのはそれなりに技量が必要です

コアスタビリティ(core stability)とは「中心部分の安定性」を意味しますが
身体のどこかに痛みが出る前に身体の中心部分(深層筋)の柔軟性を確保することにより
コアラインに安定性をもたらすことができれば一番理想的なわけです
もちろんある程度の筋力は必要なんですが
筋力があるのに深層筋の柔軟性を損ない悪循環にはまってしまうケースがほとんどのようです

先日からいろいろ本を読んで自分なりに研究していますが
ヨガなどは単なるストレッチのエクササイズとは異なり
深層筋の柔軟性確保には効果的だと思います
太極拳やピラティスなどでもいいと思います

我々の施術もそうであるように
自らの努力でコアスタビリティを得ることが大切なようです

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コメント

ヨガってやっぱいいんですねぇ

寝るときにちゃんと仰向けで寝れるか寝れないかで
ある程度肩こりやら腰の調子を考えたりはします

うつ伏せで寝て片足あげてる体勢にしないと寝付けないときは

肩こりや足のハリやら厳しいって感じで
自分的に見てます・・・が!
ストレッチするしかないんだけど(;´Д`)

投稿: めと | 2008/05/09 02:53

寝る姿勢については小さい子供のようにどんな体勢でも寝られることが一番いいことです
寝る姿勢を考えること自体すでにどこか悪いということなんです

身体の柔軟性があればそんなことにならなくてすむのですが
そういうことからヨガなんかは一番いいんじゃないかと考えています
私自身ヨガをやったことはないので詳しいことはわかりませんが
私の周りでヨガをなさってる方は徐々にではありますが
効果が出ているようです
ご自身でストレッチされるのもいいと思いますが
何年かかけるつもりでやってくださいね
即効性はありませんから・・・

投稿: ひろ | 2008/05/09 07:49

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