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2008/05/14

腸は考える

以前、内臓感覚という書籍を紹介しました
過敏性腸症候群の研究を通じて腸と脳の相関関係を説明した興味深い内容でした
脳があって腸があるのではなく、まず腸が存在し後から脳ができたという生物学的な進化の歴史から腸の元々の役割を説かれていました
その後私の興味はさらに深まるばかりです

Photo
腸は考える 藤田恒夫

「リトル・ブレイン(小さな脳)」としての腸をホルモンとの関係で書かれています
「内臓感覚」とは違った切り口から腸を研究されていますが
結論は同じようなところに至るみたいです

面白おかしいという点では「内臓感覚」の方が興味を引くようですが
学術的な側面では非常に興味深い一冊です
著者の研究エピソードも多く若干話が飛んでしまい、読みづらいところもあります
私の頭では理解するのはこれくらいがギリギリいっぱいというところでしょうか?^_^;
多少堅い話が多くなりますが、「酒が胃を強くする」とか
「枝豆を食べると膵臓の機能がアップするので糖尿病の予防になる」
というくだりでは目を輝かせて読みました
これからの季節は枝豆でビールだなと決意を新たにした次第です(笑

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コメント

ビールを飲む明確な理由が出来てよかったですね!(爆)

投稿: 冬薔薇 | 2008/05/14 17:04

そうですか。
夫は、枝豆好きですが、年中食べるものでもないからか、糖尿病です。
お酒は、浴びるほど飲むので、胃もだいぶやられてるようです。
こちらは、過ぎたるはおよばざるがごとし、ですね。
*職場のパソコン、顔文字が出ません。

投稿: persian | 2008/05/14 20:14

冬薔薇さん

ま。。これも夏の風物詩ですね
といいながら年がら年中飲んでいますけど・・・(笑
 
 
persianさん

そうですよね。問題は量です
身体にいいものでも過ぎると身体に対して刃を向けます
この本でも量を飲みすぎるのはよくないと書かれていました

投稿: ひろ | 2008/05/15 08:06

腸を「セカンドブレイン」と呼ぶこともあるようです。そういう題の本を読んだことがあります。
お腹の調子が悪くなったとき、気体が出そうなのか、あるいは「実」が出そうなのか、脳は感知していないそうです。でも人間は間違うことなくトイレへ行くべきか、そうでないかを判断できます。人間の感覚には謎がたくさんありそうですね。

投稿: 164 | 2008/05/20 16:17

「リトル・ブレイン」も「セカンド・ブレイン」も同義のようです
でも実際読んでみると「ファースト・ブレイン」と呼んだほうが正確かもしれません

これらの本は施術でも役に立つことがたくさん書いてありました

投稿: ひろ | 2008/05/20 16:26

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