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2008/03/30

EBMとNBM

腰痛研究のオーソリティー菊池臣一先生が
「EBM」と「NBM」について書かれたサイトを見つけました
EBMとNBM
EBM(Evidence Based Medicine)とはデータに基づいた客観的医療をいいます
NBM(Narrative Based Medicine)とは近年出てきた考え方で
患者さんとの対話を通じて患者さんの語る「物語」(Narrative:ナラティブ)から病気に至る背景を理解し
対話から生まれる信頼関係を重視して、そこから新たな「物語」を創造するという臨床手法だそうです

さらに菊池先生はEBMとNBMの統合の必要性を説かれます
エビデンス(科学的合理性)の必要性についてはいうまでもありませんが
ただ現場においては生の人間が患う病気やケガを対象としている以上
科学的合理性だけでは対応できない場面もあり
そのギャップを埋めるためにNBMが補うという性格のものであり
あくまでもEBMとNBMは対立概念ではないということです

病院だけに限らず我々のような民間療法においても信頼関係は不可欠なことはいうまでもありません
いや、むしろ我々の方がひとりにかけられる時間も長く
より「物語」を聞くこともできます
「物語」を聞き相手を理解することから始まり
エビデンスを前提とした、これから先の「物語」(方針)をふたりで語り合い
高いレベルでの自然治癒力を引き出すことができたら
最もスムーズに「物語」の終わりにたどり着けそうな気がします

それと・・・
身体は嘘をつきません
本人の意識にかかわらず身体の変化は正直に現れます
もしすべての物語を聞く途中で意外なところにヒントが隠されてることもあります
簡単に症状を聞いているだけでは出てこない話もあります

このサイトを見てもなるほどと思うことはいくつもあります
意外とこういう考え方が整体院の運営には不可欠な要素だと思うのですが・・・

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コメント

なるほど、データに基づいた客観的医療は必要だけど、それだけでは対応できない場面もありNBMで補う事が必要なんですね。
本当にその通りだと思います。
私は、考えてると難しくて、頭が痛くなりますが、ひろさんはそうして、いろんな物を読んだり、考えたりしてより良い整体院運営をしていくんだなと思います。

投稿: persian | 2008/03/30 18:18

客観的データだけの医療に「情」がプラスされたら鬼に金棒です
こういう考え方が広まっていけば理想的ですね

投稿: ひろ | 2008/03/30 18:47

ホリスティック(全体的に、総体的に)、生命体の営みをありのままに観ていこうという考えが最近では主流となりつつありますね。
人の痛みを観るのでは無く、痛みを持つ人を観なければ…と思っていますが、これがなかなかムズカシイ…。

投稿: 164 | 2008/04/01 13:39

「人の痛みを観るのでは無く、痛みを持つ人を観る」
エエ言葉ですな
よそで使おうっと・・・(笑

投稿: ひろ | 2008/04/01 14:32

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