テンセグリティー
最近興味を持ち始めたのが「テンセグリティー」
ゴムと木で作られた多面体のおもちゃです
「テンセグリティー(tensegrity)」とはテンション(張力)とインテグリティ(統合)という言葉を掛け合わせた造語だそうです
それぞれの木の棒はゴムの張力によりひとつの形を織り成します
棒だけではバラバラになりますが
ゴムの張力によって安定性を得て
押さえつけてもまた元の形に戻ろうとします
私が興味を持ったのもこれを作って遊ぼうというわけではありません
テンセグリティーはちょうど骨と筋肉の関係と酷似しているのです
骨格模型では自ら立つことも動くことも出来ません
筋肉の伸長により安定性を得て動くことも静止することもできます
もしゴムの張力バランスが損なわれたとしたら・・・
当然テンセグリティーの形はゆがみその「身体」のバランスをも失います
なんとなく人間と似ていませんか?
ということはひとつの骨のズレやひとつの筋肉の拘縮だけを問題として捕らえてはいけないような気がするのですが・・・
それぞれの張力のボディマップが理解できたら面白いことになりそうです
まあ、しばらく悩んでみることにします
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コメント
何でもバランスが大切というのはわかりますが・・・。
人間の身体は奥深く、難しいですね。
投稿: persian | 2008/02/13 09:31
バランスの重要性は漠然とはわかっているつもりなんですが
いざバランスの構造となれば知らないことだらけです
深みにはまると面白そうです
投稿: ひろ | 2008/02/13 09:42
初めてきいた言葉です。
ロットが多くなると円状になっておもしろいですね。
インテリアにはいいかも。
たしかに人間の骨と筋肉の関係に似ていますね。
説明するのには、わかりやすいと思います。
投稿: みさ♪ | 2008/02/13 10:37
私自身も最近知ったばかりですが
いろいろな形ができるようです
ひとつの「物」を形成する際に種類の異なるいくつかの「物」が集まってできているということなんでしょう
・・・ってなんか私もわかりませんが(笑
投稿: ひろ | 2008/02/13 11:11
なかなか いい素材を見つけられましたね!
骨を折っても 筋肉が断裂しても
うまくバランスが取れない説明も出来るし・・・
筋肉のメンテナンスの重要性も
患者さんが 容易に理解できそうです!
投稿: 冬薔薇 | 2008/02/13 11:12
そうですね・・・
一度自分で作って説明に使おうかな
ただ不器用なのが唯一の心配です(笑
投稿: ひろ | 2008/02/13 11:17
www.manhattantoy.comの「Skwish」という幼児用おもちゃhttp://store.manhattantoy.com/dr/v2/ec_MAIN.Masterが同じ構造のものだと思います。
身体構造の授業で使ってます!
でも元々は娘に買ってやったものです・・・
よくイタノ君と娘で遊んでいました!(笑)
投稿: dream | 2008/02/13 20:24
なるほど同じ原理のようですね
大人の方が喜んで遊びそう(笑
分子構造もテンセグリティーらしいです
面白いです
投稿: ひろ | 2008/02/14 08:11