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2008/01/29

誰のせい?

ウチにこられる方のほとんどが「何もしていないのに痛くなった」といわれます
スポーツなどの激しい運動で痛めた方を除いては運動不足や老化現象が原因となります
激しい運動で痛めたのなら休めば治ってきますが
運動不足の方がずっと安静にし続けていたら余計に弱ってきます
ある程度痛みが和らいだ時点で、軽い運動をお勧めします
せっかくよくなってきたのに「ああ、これでひと安心」とばかりに元の生活に戻ってしまうと
またそのうちに同じ痛みが発生する可能性は大です
数ヵ月後か数年後に同じようなことで痛い思いをしていては
何のために整体に通ったのかわかりません
整体院のお得意様になってもバカバカしいことです

そのためにその人にあった運動方法をお教えしているのですが
真面目に運動を続けていると多くの方は1ヶ月を過ぎたあたりで
同じような痛みが出ることが多いのです
そんなにハードな運動をしてもらってるわけではないのに痛みが出ます

せっかくよくなったのにまた痛みが出だして、慌てて来院されます
たいていの方はちゃんと運動をしていたにもかかわらず痛みが再発したのだから
少なからずショックを受けられます
「どうしてこんなことになったんですか?」
悲壮な顔で尋ねられます
そんなとき私は「やっぱり痛み出しましたか・・・」
少し笑みを浮かべて答えます
けげんそうな顔をしてこちらを見ておられると
「私の言うとおりにしたから痛み出したんですよ」
胸を張ってこう答えます
話を聞いていると謎は深まるばかり・・・
そりゃそうです 治すために運動し始めたのに痛みが出るのだったら話が違う
誰でもそう思ってしまいますよね

ここからが大切なことなんですけど
運動不足や老化現象で弱ってきた筋肉を使うと当然疲労しやすいわけです
ほんのわずかな運動とはいえ1ヶ月以上もやり続けることによって疲労はピークに達します
その段階では筋肉も拘縮してしまい、多少の痛みが出ることも多いのです
しかし筋肉の細胞が入れ替わる90日くらいが経過すれば
その運動をするに適した筋肉の細胞に入れ替わります
だいたい運動をし続けて3ヶ月を経過したあたりからは痛みもなくなり
動きも軽快になってきます
もちろん痛みにある間は無理をせずさらに軽めのメニューで運動を続けていただきます
必要に応じてまた通院していただく場合もありますが
そのときは運動できる程度に疲労回復することを目的とします

ある程度の痛みが発生することはこちらも織り込み済みで
たいてい事前にご説明しているのですが
ひと月もたてば忘れてしまうことだってあります

プロ野球は自主トレのシーズンです
あれだけ鍛えたスポーツ選手でさえ自主トレ・キャンプ・オープン戦と
3ヶ月かけて身体作りをします
その調整に失敗してケガをすることもあれば
うまく調整できずシーズン中いい成績を収めることができない選手もいます

あくまでも無理せず、ゆっくり時間をかけていい身体を作るということこそが
本当の意味で治るということです

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コメント

こんにちわ!
運動不足や老化現象が原因・・、
(*゜Q゜*)ドキィー
ある程度の痛みが出るってことは
織り込み済みな訳ですね。
よく、好転反応だなんて言葉が、
ありますが、あれに似てますか?

投稿: うさうさ | 2008/01/29 10:52

運動不足の方がやりなれない運動をすると疲れがたまってしまうんですよね
厳密に言えば好転反応とは違うのですが
おおざっぱに言えば好転反応といってもいいかもしれませんね
どっちやねん・・・(´-`)

投稿: ひろ | 2008/01/29 11:11

3ヶ月くらいで、筋肉の細胞っていれかわるのですね。
急激な運動をして、筋肉を壊して、また新しい筋肉をつける運動選手もいると聞きます。それは若い人だけでしょうね(笑)無理せず体にあった運動をこころがけなければいけませんね

投稿: みさ♪ | 2008/01/29 11:17

基本的には今ある細胞を壊して再構築していくことが鍛えるということになります
ただ量を間違えると怪我につながりかねないので
一般の方はある程度の期間を見てやったほうが安全ですね

投稿: ひろ | 2008/01/29 11:26

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