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2007/10/03

エディット・ピアフ 愛の賛歌

先日、黒岩静枝さんに帯同されていたドラマーでプロデューサーの佐々木慶一さんとこんなお話しをしました
「今度シャンソンの舞台演出をやるんですよ」
「いいですねぇ エディット・ピアフが好きなんですよ」
「今度映画でやるんでしょ? 観たいですね」
「あの映画は観るつもりです」

以前もエディット・ピアフの記事を書きましたが
シャンソン界の伝説の歌姫です

Photo
「エディット・ピアフ~愛の賛歌~」

1915年パリに生まれたエディットは路上で歌い生計を立てる母親に捨てられ
父親の実家の娼館にあずけられ幼い日を過ごします
その後、大道芸人の父親と旅をして歌うことを始めます
1935年パリの名門クラブのオーナーに見出されて世に出ます
「小さな雀」を意味する「ラ・ムー・ピアフ」という芸名をつけられ
そこから彼女の人生は変わっていきます

という出だしなんですけど
とにかく壮絶な人生です
闇が深いからこそ、まばゆいばかりの閃光を放つ
まさにピアフの人生は「光と影」
これがフィクションでなく実話だから余計に驚きです

ナチスドイツに対するレジスタンスでの活動のシーンはありませんが
わずか2時間半程度の時間で彼女の人生のすべてを表現することは不可能に近いものがあります
それでなくてもめまぐるしく移り変わるシーン展開はピアフの人生の予習をしておかないと理解できないかもしれません

愛する人をなくし、酒におぼれ、モルヒネでボロボロの身体で舞台で倒れる晩年の姿は涙なしでは見ることができません

映画の中では多くの有名人が登場します(名前だけの人もいますが)
ビリー・ホリデーが同じ年の生まれというのも驚きです
ジャン・コクトーが彼女のために詩を書いたというシーンもありました
チャップリンやマーロン・ブランドの名前も出てきます
デートリッヒと会うシーンもあります
もちろんイブ・モンタンの名前も登場します
それぞれが同じ時代を生きて接点があったというのもすごいことですよね

47歳という若さでその生涯を終えたエディト・ピアフ
今も後ろでミニコンポから流れてくる彼女の歌
まるで彼女の魂が乗り移っているようです

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コメント

私もエディット・ピアフ大好きです。。
彼女の生い立ち、生き様、全てが歌にこめられているような気がします。

映画絶対観にいこうときめています(*^^)v

投稿: たこ坊主 | 2007/10/03 10:51

エディット・ピアフを知る人にとってはすばらしい映画だと思います
なのに観客は5人だけ・・・(笑

代表的な歌はすべて彼女の心を表現したものですね
あらためて歌を聴くとさらに感動できます

投稿: ひろ | 2007/10/03 12:21

風邪ひいててもいけばよかった・・・。

投稿: teru | 2007/10/03 15:06

まだ始まったばかりですから・・・
好評?上映中\(^o^)/

投稿: ひろ | 2007/10/03 16:36

こんばんわ!
シャンソン界の伝説の歌姫だなんて、
素敵ですね~。
壮絶な人生、一言では終れないそんな
気がします。

投稿: うさうさ | 2007/10/03 21:15

日本では越路吹雪がエディット・ピアフの歌い方を真似ていました
それだけ魅力的で人の心をつかむ歌です

その背景に多くの悲しい出来事があったことがわかりました

投稿: ひろ | 2007/10/04 07:58

さすが!!早いですね。
私も絶対みるっといいながら、まだ観てません。
先生のを読んでいたら、ううううっ。ますます観たくなってきました!!

投稿: もんち | 2007/10/05 10:09

叫びそうになるくらい心にくる映画でした
いろんな意味で歌うことの勉強になると思いますよ
ぜひ観てくださいね

投稿: ひろ | 2007/10/05 10:21

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