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2007/10/12

なんでやねん

漫才のツッコミとは違います
整体という仕事をするにあたって大事なこと
・・・というお話です

誰もが最初はズブの素人からこの道に入ってきます
それぞれの学校や教科書で新しい知識や技術を習得します
学生のころと同様、最初は丸暗記しなければなりませんが
技術的なことは形だけを暗記してても無意味
やっぱり練習を重ねて初めてさまになってきます

これだけのことでも努力しないといけないし時間もかかります
「ちょっとはできるようになったかなぁ」
かすかな自信がついてきたところで実践に入ります
ところが現場というものはそんなに甘いものではありません
この技をかければたちどころに痛みが取れる
・・・はずだったのに思ったような結果が出ません
「なんでやねん」
芽生えだしてきた自信がもろくも崩れていきます

ここで二通りのパターンに分かれるようです
「ここで習ったあの技術は効かない」
今まで習ってきた技術そのものに不信感をいだき
新たに別に技術を習いに行く

あるいは・・・
「自分のやり方に問題があるのかなぁ」
もう一度同じ技術を勉強しなおして工夫する
その際考えることは、その技術の理論や効果に対して
「なんでやねん」
疑問に思うことです

その技術を編み出した人も、本を書いた人も
その人の経験のすべてを授業や本の中ですべてを伝えるのは不可能なことです
それなりに歴史があり、評判になっている技術にはそれなりのプロセスがあります
一冊の本に書けるのは必要最小限のエッセンスだけなんでしょう
そこにはすべてのプロセスを記載する余地はないのでしょう
偉大なる先人たちが「なんでやねん」と思い
苦労を重ねて考え、改良を重ねた経験のすべてを一冊の本で感じ取るのは不可能な話です
いわば「おいしいところ」だけを抽出した技術や知識では
あらゆる局面において臨機応変に対応することは難しいのかもしれません

私が独立して今の整体院を始めるとき
「これからが本当の勉強が始まる」
このような言葉を先生からいただきました
「これだけやって、これからが勉強?」
そのときは漠然とはわかっているつもりでしたが
言葉の意味を思い知らされるのにさほど時間はかかりませんでした
「なんでやねん」
何度も何度も実践の中でこの言葉を繰り返し
その疑問が解明されて結果を出さないとこの世界で淘汰される
そんな恐怖心に後押しされながらいろんなことを考えながら工夫してきました
いや、今も毎日「なんでやねん」と考えながら過ごしています
きっとこの先もずっと・・・

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コメント

なんでやねんと思うことが多すぎます(;,;´_ゝ`;□ヾ(・ω・`。) フキフキ

投稿: 390X | 2007/10/12 18:36

周りに対して思う「なんでやねん」もあれば
自分自身に対して思う「なんでやねん」もあります

バランスも大切ですよね(´-`)

投稿: ひろ | 2007/10/12 18:48

どんな職種であれ
最後まで「勉強」の積み重ねですね。

技術は こなしてこなして
噛み砕いて 噛み砕いて習得できるものかと。。。

難しい折り紙の図面を
何度も失敗して やっと出来た時
そう思いました。。。
身につけば 今は 指が勝手に動きます(笑)

あっ。ちゃんと仕事の技術も痛感してます!

投稿: 冬薔薇 | 2007/10/12 19:29

折り紙ですか・・・
根を詰めて肩が凝らないようにしてくださいね(´-`)

投稿: ひろ | 2007/10/12 20:32

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