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2007/10/17

一般的に生命維持にかかわる活動は自律神経の命令で動きます
心臓の動きを早くしたり緩やかにするのも自律神経から命令が下ります
「自律」という名の通り自分で勝手に決めるわけですから
本人の意思にかかわらず生命維持という目的のためにひたすら活動を続けてくれます
そのおかげで「テレビに夢中で心臓を動かすのを忘れてた」
なんてこともありえないわけです

自律神経の代表的な仕事として内臓の機能を司ることがあげられますが
内蔵機能ももちろん生命維持にとっては不可欠な機能です
心臓はもちろんのこと肝臓や腎臓、胃腸なども自律神経の支配を受けています
当たり前のことですがこれらは本人の意思で活動をコントロールすることはできません

ところが唯一「呼吸」だけは本人の意思でコントロールすることができる機能です
もちろん「呼吸」も生命維持にかかわる重要な活動です
例外的に自らの意思で大きく息を吸ったり、呼吸を止めたりもできます
肺そのものの活動をコントロールできるのではありませんが
胸郭を動かせたり、横隔膜を動かせたりすることによって呼吸をします

生命維持にかかわる活動において何らかのバランスが崩れたとき
自律神経にも影響を及ぼすことがあります
ストレスの多い世の中では自律神経にまつわる障害が多いようです
とりわけ精神的にも不安定な状態に陥ってしまう方もおられます

精神的に不安定な状況に陥ったとき
むかしから「一息入れる」「青息吐息」「息をつく」「息が合う」などの言葉の通り
「息」という言葉には精神的な意味合いが含まれています
「自ら」の「心」とする文字の通り
「呼吸」にまつわる精神的な側面は大昔から理解されていたようです
いえ、理解などしていなくても緊張したときは深呼吸するのは誰でも当たり前にしています

武道やヨガなどで腹式呼吸が必須であるように
精神面をコントロールするためには「いい呼吸」が要求されます

ここから先のことは私にはわかりませんが
生命維持の活動である「呼吸」と自律神経には深いかかわりがあるのかもしれません
「いい呼吸」を日ごろから心がけることが精神面にもいい影響を与えそうです

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コメント

息をのむという言葉もありますね。

粋だね、心意気、というような言葉も息が転じたものでしょうか(・・?

投稿: 390X | 2007/10/17 18:31

「息」が「心」を表す言葉はたくさんありますね

投稿: ひろ | 2007/10/17 18:52

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