反復練習
技術の習得には稽古量がものをいいます
授業で教わったり本を読んだだけでは技術は身につきません
多くの知識量は必要ですが、それだけで満足していると
実践で役に立たない技術しか持つことができず
期待した結果がでないときそのテクニックのせいにしがちです
私も修行時代は毎日稽古に明け暮れました
自分で言うのもなんですけど、けっこう練習はしたほうだと思います
なにせ生活がかかってるんですから必死でやりましたね
(画像:慢性病が劇的に治る 早瀬 久義 )
これは第5腰椎の矯正法です
腰痛の方には必ずといっていいほど使う技です
坐骨神経痛による痺れもこれで改善されるケースも多く
私にとって必殺技のようなものです
この技の練習もずいぶんとやりました
実際やってみると難しいもので
大腿部を持ってベッドの外側に側屈するのですが
ひとの足というものはかなり重たく
何度も繰り返し練習している間に私自身が腰を痛めたこともありました(笑
腰痛を取るための矯正の練習で腰痛になる
「ミイラ取りがミイラになる」の見本のようなお話です
さらに下肢を持ってそのまま固定したまま
90秒じっとしているというのもかなりの苦痛でした
今ではさほど力を使わずなんなくできるということは
当時、相当不要な力を入れていたということなんでしょう
反復継続の訓練はスポーツや身体を使う定型的な動作の習得には不可欠なことです
「コツをつかむ」ということは
神経回路において「長期増強」と「長期抑制」のコントロールができること
このようなことが「トレーニング・ジャーナル9月号」に掲載されていました
簡単に言うと「コツをつかむ」とは
使うべき筋肉(程度も含む)と使ってはいけない筋肉の分別を覚えるということのようです
「器用」「不器用」も同じ理屈から存在するようです
その科学的メカニズムが理解できても、やっぱり反復継続の練習は必要ですが
メカニズムを理解することによりより合理的な練習方法を見つけ出し
少しでも短期間でコツをつかむことはできるのかもしれません
| 固定リンク
コメント
こんにちわ!
最近、お忙しくてうどん屋さん、
行かれてないかな?
お仕事の真面目なお話多いです。
って、うどんネタ期待して来てる?(笑
投稿: うさうさ | 2007/09/06 13:56
たまに真面目なことも書かないと何のブログかわからなくなりますので・・・(笑
遅い時間まで仕事してるのでうどんを食べに行くことができません
明日ぐらいにはなんとか行くつもりでおりますが・・・
投稿: ひろ | 2007/09/06 14:13