« シエスタ | トップページ | 釜たけうどん »

2007/09/26

川福 本店

「喜久三亭 川福」さんには二度伺って独特のうどんをいただきました
いま流行の強いコシでもなく伸びのある麺でもなく
独自の味わい深さとソフトなコシが印象深い老舗らしいお味でした

その「喜久三亭 川福」さんの本家にあたるのが
心斎橋にある「川福 本店
歴代の総理大臣にうどんを振舞ったという老舗です
お店の中には総理大臣や著名人の色紙がずらっと並んでいます

しかし「でもそんなの関係ねぇ~~」です
しっかり味を確かめないと・・・

「鴨汁ざるうどん」を注文すると
「茹でるのに10分ほどお時間かかりますけどよろしいでしょうか?」
茹で置きの麺でないのが嬉しいですね
「望むところです」という感じでしばらく待ちます

Photo

先に鴨汁が出されました
その後続いてうどんが運ばれてきました

Photo_2

Photo_3

麺もツルツルのピカピカ
やはりここの麺も派手な感じではありませんが
ややソフトさが残る優しいのど越し
それでも中のほうにはグミのようなコシがあります
麺そのものの味も噛むごとに口に広がります

面白いのが鴨汁
普通の鴨汁だったら鴨とネギが一般的
ここの鴨汁は焼ナスや薄揚げが入ります
ダシそのものの味は薄めですが麺との絡みは良好
技ありのつけダシです

全体的に派手にアピールするところはありませんが
落ち着いた感じのうどんは老舗の「ワビサビ」を感じさせてくれます
飽きのこないうどん・・・
これがお店が長く愛される秘密かもしれません

|

« シエスタ | トップページ | 釜たけうどん »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 川福 本店:

« シエスタ | トップページ | 釜たけうどん »