内臓へのアプローチ
腰痛といってもこの時期になると
寒さのせいで筋肉が拘縮することはあまりありません
むしろ間接的にクーラーの影響で足が冷えて腰痛の原因となることもあります
この場合単純に腰周辺の筋肉が拘縮するというよりは
足元が冷えることにより自律神経が乱れ内臓の動きが鈍くなり
その影響で腰痛になるというケースが多いようです
ということは施術の組み立ても一般的な腰痛関連のテクニックだけではなく
内臓の動きを促進するためのテクニックも必要となります
昨日もご説明しましたがオステオパシーには筋骨格系のテクニックだけではなく
多くの技法が存在します
その中で内臓マニュピレーションといって本来の内臓の動きを取り戻すためのテクニックもあります
そのほか私が独自に考えた手法もいくつかあるのですが
複数の方法で内臓に対するアプローチを試みます
内臓に対するアプローチといっても
私たちが対象とするのはそれらの「機能障害」です
たとえばガン細胞があるとか潰瘍があるとかの質的な変化に対してはその対象とはしません
簡単にいうと内臓が弱っていたり、疲れているような状態を言います
しかもアプローチを試みたからといってすぐにいい結果がもたらされるわけではありません
正直申し上げると一筋縄ではいかないというのが現状です
しかし内臓の機能が正常に動かないことが原因でいくつかの症状が出ているのであれば
放置しておくわけにもいきません
それだけもとの症状が長引くからです
弱っている内臓自体には自覚症状がない場合も多いのですが
むしろ自覚症状が出てしまっては、それだけ状態も悪くなっているともいえます
気長に回数をかけて施術しないといけない場合も多いのですが
この時期の「痛み」の背後には内臓がかかわっているケースがあるということも覚えておいていただきたいですね
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コメント
こんばんわ!
足元が冷えることで、自律神経が乱れて腰痛に、
なるほど、ほんと色んな症状って原因がありますね。
投稿: うさうさ | 2007/06/27 22:44
多分、単独で症状が出ることは少ないと思うのですが
元々腰が悪い方が足の冷えをきっかけに症状が悪化するケースが多いようです
これからの季節クーラーにはご注意ください
投稿: ひろ | 2007/06/28 07:21
おはようございます。
足の冷え、内臓ですか!
そういうの考えたこと無かったなぁ。
気をつけてみます。
投稿: ふんばり店長 | 2007/06/28 07:56
必ずしも。。というわけではないのですが
そういうケースもありますのでお気をつけください
投稿: ひろ | 2007/06/28 07:59