基本
目的を明確にすること
段階を経て学ぶこと
基本に熟達すること
技法構成の理を知ること
数をかけること
体力に応じて行うこと
永続して行うこと
修行時代にある先生から教わった「技術習得の原理」です
私なりに何年もかけてこの原則を守ってきたつもりです
一足飛びに難易度の高い技を得ようとしたこともありましたが
「型」は覚えられても自分のものにはなりませんでした
型しか覚えていない付け焼刃の技を繰り出した結果というものは惨憺たるものでした
結局最後に頼りになるのは基本的な技です
場合によっては素人でもやれそうな技術を好んで用います
何年もそんな施術をしていたら
今まで難しいと思っていた技もなんとなく容易にできるようになっていました
どうやら難しい技法ですら結局は基本的な技の延長線上にあったようです
よく私の師匠が言ってました・・・
「体表上の大きな筋肉の状態がわからないで、頭蓋骨のかすかな動きがわかるはずがない」
まさにその通りだと思います
逆に大きい筋肉の状態がつぶさにわかるようになれば
頭蓋骨のかすかな動きでさえ感じ取れるということなんでしょう
今、「一番得意な技はなんですか?」と訪ねられたら
「基本手技です」迷わず言える・・・かもしれません?(笑
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コメント
そうそう。。基本がおろそかで難しい技ができましょうか?
やっぱり「かけうどん」が旨くなくちゃ
投稿: ひろ | 2007/05/07 12:35
ダンスにも同じ事が言えますよ。
基本がとても大事です。
型しか覚えていない付け焼刃の技はすぐに消滅します。
ひろさんはそのところがわかってらっしゃる
達人とみました♪
投稿: みさ♪ | 2007/05/07 13:48
自分ではまだわかっていませんが
基本が大切なことだけはわかっています(笑
投稿: ひろ | 2007/05/07 15:28
初心忘れるべからず、肝に銘じます(;,;´_ゝ`;□ヾ(・ω・`。) フキフキ
投稿: 390X | 2007/05/07 20:14
面接で言われたことが実行できていれば大丈夫だと思いますよ
投稿: ひろ | 2007/05/07 20:49
うんうん、とうなずくばかりです。
いつも思うんです。
基本が出来るようになったと思った時点で、
きっと、基本への到達は3割程度だろうと。
現在の自分の短いモノサシで本当の基本到達点は、
到底量れるものではありませんものね。(^^)
そして、満足してしまったらそこまでですし。。。w
投稿: ふんばり店長 | 2007/05/09 14:37
年数経ったら基本なんてつまらなくてやってられない
こんな感じになりがちです
新しいことや難しいことに目が行くのは当然のこととしても
基本を忘れては耐震強度の低い塔を建ててしまいます
その高さはいざというときにもろく、倒れやすい物になってしまいます
新しいことにチャレンジするときも基本だけは忘れてはいけませんね
投稿: ひろ | 2007/05/09 15:33