気象病
日本気象協会北海道支社は20日、21日午前から午後にかけての短時間に気温が急上昇し、体調不良や気分が落ち着かないなどの「気象病」が起こる可能性があるとして、「車の運転や、夫婦げんかに注意を」と呼びかける異例の気象情報を出した。
同支社によると、21日は低気圧が北海道の北を通り、前線が北海道上空を通過するため、午前中は全道的に雨が降る。しかし、午後は渡島・桧山地方を除いて晴れ渡り、フェーン現象が起こる見通しという。各地の予想最高気温は▽札幌、岩見沢18度▽帯広19度▽旭川、北見17度――などで、平年より4、5度高い。
気象病は、気象の変化によって発病する現象を差し、「雨の日には神経痛がひどくなる」といった症状などが含まれる。同支社気象情報課は「急に環境が変化すると、人は体がついていけなくなる。フェーン現象の時、敏感な人はいらいらしがちになる」と説明している。21日夜には気温が下がるという。
気象病とは急激な気象の変化により症状が悪化する病気のことだそうです
このニュースのように「夫婦げんかにご注意を」といってしまえば笑い話のように聞こえますが
実際、ウチが春先の気候の変化が激しいときにピークを迎えるというのは
気候の変化によるところが大きいと考えています
気候の変化に体が敏感に反応するということは
それだけ変化に対する適応力が低いということになります
みんながみんな体調不良を訴えるわけでもなく
何も感じない人もいるはずです
それは何も感じない人が鈍感というわけでもなく
むしろ気候の変化に対応する能力を有しているということではないでしょうか?
以前ここでも気圧と身体の関係についてお話したことがありましたが(過去ログ)
とりわけ普段から身体機能が低下している人にとっては
気候の変化すら由々しき問題となり
潜在的な疾病が顕在化してくるようです
身体の変化は精神的な変化にもつながります
体調が悪いときには当然気分も優れません
落ち込みがちになったり、イライラしてしまうこともあるでしょう
それで「夫婦げんかに・・・」という表現になったのでしょうね
こういうことですからイライラしたときは気候のせいだと思って
深呼吸をひとつしてから話をしたほうが落ち着くかもしれません
「怒り」は内に向ける「毒」ですから・・・
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コメント
「怒り」は内に向ける「毒」ですから・・・ですか!
確かに!まぁロクな事はないですわ、読んでてドキっとする
一文でしたので、成る程なぁと
投稿: シャッチー | 2007/04/22 18:43
術者の心理状態は施術の成否にもかかわりますよ
気をつけましょうね
投稿: ひろ | 2007/04/22 19:34
こんばんわ!
気象病ってあるのですね。
初めて聞きました。
深呼吸をひとつしてから話を・・、
頷けますね。
投稿: うさうさ | 2007/04/22 22:55
夫婦喧嘩はしていませんが
多分 気象が原因のひとつかと思われる
身内の病気の看病で
週末バタバタしておりました。
コメント返し・・・
今しばらくお待ちを。。。
投稿: 冬薔薇 | 2007/04/22 23:30
上野さん
「怒り」は内に向ける「毒」であると同時に
「笑い」は内に向ける「薬」だと思います
用法・用量を正しく理解してご使用くださいませ(´-`)
うさうささん
天気の悪い日や気温の変化が激しいときは
酸素を身体の中にいっぱい入れて脳が正常に動くようになってから話をしてくださいね
冬薔薇さん
ご高齢者や普段から調子の優れない方はこの時期たいへんですね
コメント。。ゆっくり待ちます(´-`)
投稿: ひろ | 2007/04/23 07:56