« 担々うどん | トップページ | 関西極楽さぬきうどん »

2007/04/01

違い

人にはそれぞれ個性があります
身体も然りです

高齢者が小さなお子さんに
「冷えたらいけないから厚着をしなさい」
といっても小さなお子さんは体温が高いので厚着をする必要はありません
むしろ無理やりに厚着させ習慣となってしまっては
本来持っている体温調節機能を損なうこともあります
もちろん本当に冷えて風邪に罹ってもいけませんけど・・・

逆もあります
若い人が熱いからといって冷房をきかせすぎてお年寄りが冷えてしまうこともあります
真夏になったら必ずあるパターンで
男性社員がクーラーをガンガンかけて女子社員が冷えて体調を崩すというのもよく見かけます

本来は人間に限らず恒温動物には体温調節機能があり
熱くても寒くても自らの力で適正な体温に保とうとします
ところが衣服を手に入れた人間は手軽に外気の変化の対応できるようになりました
しかしその反面自分自身で体温を調節する機能を少しずつ失う結果がでてきました
ここ数十年でクーラーやヒーターなどの冷暖房も行き届き
夏でも冬でも快適な環境の中で暮らすことができます
その結果現代人は昔の人に比べると体温を自らの力で調節する必要はなくなってきつつあります
これが人の身体を蝕む原因になっているのかもしれません

難しい話になりましたが
原則として体温管理は自らの能力で行うべきです
ところが年齢や環境などの違いもあり
温度に対する感じ方は皆が同じというわけではありません

体温調節が自らの身体でしにくい人は
着衣や冷暖房機やカイロなどで調節の補助をしなければなりません
これはあくまでも例外的なことなのですが
現代では例外のほうが多くなったようです

無理することはありません
足元が冷えるなと思ったら迷わず厚い靴下をはいたり
カイロを貼っていただいたらけっこうです
でもそれだけではいけません
自分自身の体温調節機能を取り戻す練習もしていただきたいのです

それと冷暖房機の調節の際には同じ部屋にいる人のことも気遣ってあげてください
人の身体はそれぞれ違いますから・・・

|

« 担々うどん | トップページ | 関西極楽さぬきうどん »

コメント

何だか物凄く心当たりがあるので書き込まずに入られません(笑)。

昨年、体調を崩してからは専ら「例外」の生活をしてきましたが、本来はエアコンを極力稼動させない人間だったので、最近疲れやすいのも「用心」のためと思って「例外」を作りすぎたのが原因かな…と思って少しずつ元に戻し始めてます♪

投稿: あっけ | 2007/04/01 12:48

私は2年前から就寝時にクーラーをつけるのをやめました
それからなんとなく体調がよくなったように思えます

快適な生活は知らず知らずのうちに身体の機能を蝕んでいるのかもしれません

投稿: ひろ | 2007/04/01 13:52

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 違い:

« 担々うどん | トップページ | 関西極楽さぬきうどん »