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2007/01/10

人生双六

久しぶりにDVDを観ました
映画ではなくお芝居です

Photo_189

人生双六
昔懐かしい藤山寛美さんの名作です
松竹新喜劇といえば私が子供のころ
吉本新喜劇とならんで大阪の喜劇の二大看板でした
ナンセンスギャグが中心の吉本に対して
涙あり笑ありの人情喜劇が売り物でした
その松竹の大スターといえば藤山寛美
この方が亡くなってからは毎週のように松竹新喜劇もテレビで放映されることもなくなっていきました
吉本が次々とスターを売り出して行ったのに松竹は藤山寛美におんぶに抱っこの状態でしたからね

何十年ぶりに観た藤山寛美のお芝居はやはりすごい
体全体を使って観客を引きずりこむテンポや間合いはやはり喜劇王の名にふさわしいですね

落ちぶれた二人が5年後に出世することを誓い合って別れたけれど
5年後の二人のコントラストが厚い人情を交え感動的なストーリーになっています
準主役の高田次郎とのコンビも好対照で寛美の面白さを上手く引き立てます
余談ではありますが・・・
高田次郎といえばTVドラマ「どてらい男」では悪役を演じていたのでPhoto_190
「悪い人」のイメージがこびりついていたのですが
「人生双六」を観て「ああ。。ええ人やなぁ~」と考えを改めました
     ↑
単純なやつ┐(~―~;)┌

最近の喜劇といえば吉本のようなドタバタが多いですが
しっくり落ち着いた喜劇もいいものです
寒い冬に人情話も心温かくなりますよ

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コメント

年末年始とお笑い番組しか見てません。(笑)
「客を引きずり込むテンポと間合い」
客を笑わせようと一生懸命に努力しているに違いありません。
それこそが「芸」と呼ぶにふさわしいですよね。(^^)
最近の若手の見た目と勢いだけの物とは訳が違いますね。
だから、昔のお笑いや喜劇は面白いんだと思います。

投稿: ふんばり店長 | 2007/01/10 08:17

お笑いでも「笑わせる」のと「笑われる」のは大きな違いです
計算づくで笑わせる芸人さんはきっと長く生き残れるんでしょうね

投稿: ひろ | 2007/01/10 08:25

大好き スキスキ 一番好き~~~~~。
松竹新喜劇(涙)ちっこいころから観てました。
寛美さんの丁稚役がお気に入りだったのです。
真似してました~~。
アホの坂田師匠もすきやけど・・・。

投稿: teru | 2007/01/10 11:33

きっとteruさんなら再放送でご覧になったのでしょうね(笑

コメ1師匠。。当時は爆発的な人気でしたもんね(^◇^)

投稿: ひろ | 2007/01/10 11:46

こんにちわ!
藤山寛美さんの名作、見られたのですか。
やっぱり、直美さんのお父様、凄い方ですね。
私は、3年前に博多座に行った時、藤山直美さんのを
見ましたが、流石、寛美さんの娘だなと思いました。

投稿: うさうさ | 2007/01/10 12:08

今では娘さんの方が有名になられたようですね
だんだん顔がお父さんに似てきましたね(笑

投稿: ひろ | 2007/01/10 12:12

あはぁはぁ~(笑
ページが開いた瞬間 笑えますね!
よろしおますなぁー 寛美さん

投稿: kamiokas | 2007/01/10 15:08

何十年ぶりでしょうか?
久しぶりにみると笑えますよね

投稿: ひろ | 2007/01/10 16:27

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