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2006/11/08

あごが上がる

スポーツをしていて疲れてくると
「あごが上がってるぞ!!」なんていわれたりします
ほとんど「疲れている」状態を形容するときにもこの言葉を使います

ランニング中に疲れてきて「あごが上がってるぞ!!」
こうゲキを飛ばされたりします
でも・・・
あごが上がったらどうなるか・・・
当然上を向いてしまいます
走っている最中に天を見上げて走ったらとても危険です
そりゃつまずいてこけてしまうかもしれません

スポーツなどでバテバテになったときを想像していただきたいのですが
決して上を向いているわけではありません
むしろゼーゼー言いながら視線を下にやっていることのほうが多いはずです
でもあごを前に突き出してダラダラ走っている状態です

これはどうしてか?
説明をわかりやすくするためにランニングを例えにします
ランニングしていると身体のどの部分が疲れてくるかというと
疲れる筋肉も数々ある中で膝を上げるのに大活躍してくれる
大腰筋が疲れてしまいます
Photo_165

そうなると疲れて縮んだ大腰筋は背骨を前方に引っ張り込みます
そうすると腰が曲がって猫背のような体勢にならざるを得ません
同時に背筋を伸ばしていた脊柱起立筋(最長筋など)も疲れてしまい
背筋をピンと伸ばす能力がなくなります

これらの状態になると背中が前に曲がってきます
背中が曲がってくると、そのままだと顔が下を向いてしまいます

またこれも危ない姿勢ですね
視線を前に向けておかないと何にぶつかるかも知れません
その危険を回避するためにヒョイとあごだけ前に突き出して
あごが上がった姿勢になってしまいます

「あごが上がった」状態の原因は下半身や背筋の疲労にあったわけです
どんなスポーツや動きにおいても「あごが上がる」というのは歓迎されません

普段から自分の身体に気を使う私は、あごが上がるなんてありえません
先に「音を上げる」からです・・・(笑


(画像:教育用画像素材集より)

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コメント

私も、すぐ音を上げるので、疲労によってあごは上がりませんが、肉が分厚いので、平常からあごが上がってる状態です。(笑)ところで、私は、少し長い時間座っていたりすると、図にある腰方形筋と思われる筋肉が張ってきて痛みだします。これは何故ですか?改善方法はありますか?

投稿: ふんばり店長 | 2006/11/08 07:40

今日の記事は腰痛に悩むふんばり店長さんにとって大事なことかもしれません
前にもお話ししたとおり大腰筋は腰痛関連の重要な筋肉でもあります

それと同時に腰方形筋も腰痛関連では大事な筋肉のひとつです
おそらく座っている状態だと緊張しきった大腰筋はより拘縮してしまいます
大腰筋は上体の安定性にも重要な役割を果たします
ところがその大腰筋が拘縮してしまうと
同じく上体を安定させる働きのある腰方形筋に負担がかかるでしょう

さらには座位ですと殿筋群が引っ張られ緊張状態になります
この殿筋群は腸骨(骨盤)をはさんで腰方形筋と「綱引き」の関係にあります
殿筋群が緊張すると腰方形筋も自動的に緊張状態に陥ります

要するにこれらの筋肉のバランスが損なわれ腰方形筋に痛みや違和感を感じ始めます

改善方法については正直私も悩みのタネでもあります
毎日そういう方を相手に仕事をしているわけですが
一筋縄にはいきません
せめて毎日ストレッチなどの運動で柔軟性を養い
筋力バランスを整える方法を地道にやらないといけないようです
以前お話したストレッチ法も実は殿筋群のストレッチが含まれています
一種類や二種類の筋肉を鍛えたりストレッチしても簡単にバランスを整えることはできません
できる限り全体を使う運動のほうがいいんじゃないかと考えています

投稿: ひろ | 2006/11/08 08:20

ダンスの帰り道・・・長い長い地下鉄の通路を トボトボ歩く私のアゴは完全に上がっています(苦笑)
デュークさんに 引き留められそうです(爆)

気合い入れて 歩くわ!

投稿: teru | 2006/11/08 09:58

常にダンスの時はあごがあがった状態で、動いています。

胸骨を天に向ける感じです。

で、背中の肩胛骨をよせて手は前方向にホールドと言って、同じ

姿勢で3分間キープして踊ります。

最初は音をあげますよ(笑)

投稿: みさ♪ | 2006/11/08 09:58

teruさん

> デュークさんに 引き留められそうです(爆)
デューク東郷さん(ゴルゴ13)は危険な方なので握手を求めてはいけません
またデューク東郷さんの背後に回ったら怒られますよ
 
 
みさ♪さん

聞いているだけでも背中が吊りそうな姿勢ですこと・・・(´・ω・`)
背中がダンスの基本かもしれませんね

投稿: ひろ | 2006/11/08 12:21

こんにちわ!
あごが上がるって、マラソンなどでも、
よく言われますね。
背中が前に曲がってくるのも危険ですね。

投稿: うさうさ | 2006/11/08 14:20

あごが上がるのもある意味バランスをとるためです
逆にダラダラ走っているとケガの元にもなりかねません

投稿: ひろ | 2006/11/08 14:24

今まで、数え切れないくらいお医者さんや整体師さんにお世話になりましたが、今思えば、その場の痛みを消してほしくて行っていました。そして、今現在思うことは、身体の根本的な改善が腰痛回復もしくは防止になるのだと思っております。あくまで治すのは自分自身なのだと。その手助けをしてくれるのが、ひろさんのような方達なのだと。ひろさんに、地道なストレッチと言って頂いて、なお更その気持ちが強くなりました。逆に地道に続けていけば治るのではないかという希望も持てました。腰痛が治ることを夢見て頑張っていきます。有難うございます。

投稿: ふんばり店長 | 2006/11/08 14:32

気楽に言わせていただければ・・・
たぶん治ると思いますよ
ヘルニア等の器質的変化(外傷など)があれば話は別ですが
機能障害の場合バランスさえ整えばいずれ治るはずです

ただ問題なのが「時間」です
努力をしても治るのに必要な時間は絶対に必要です
そのときまでの時間が待てず短絡的に治そうと思っても根本治療はできません

あくまでも根本的なことは自分で行うべきです

投稿: ひろ | 2006/11/08 14:46

私はあごを上げても値を上げないように、あ、誤変換、音をあげないように頑張っていきますヽ(●´ω`●)ノ

投稿: 390X | 2006/11/08 19:09

あごが上がるくらいこき使われてみてください
一杯のうどんが、一杯のビールが今までより数倍美味く感じること請け合いです(笑

投稿: ひろ | 2006/11/08 19:19

働いた後のビールはもちろん格別でしょう(*≧▽≦)σ
・・・体重がなかなか減らなそうですね(^^ゞ

投稿: 390X | 2006/11/08 19:58

気を使うと痩せますよ
私は例外ですけど・・・(笑

投稿: ひろ | 2006/11/08 20:09

『プシュッ・・・』(サイレンサーなので音はしない)
500メートル離れたビルの屋上から・・・
ひろさんが 今 まさに食べようとした 海老天の尻尾を撃ちぬく・・・。

「今日の仕事はちょろいぜ・・・
   フフフ  何処見てんのよ。 アタシはここよ!!」
薬莢をそつなく拾って帰る teru東郷であった・・・。
(お嫁入りしました)

投稿: teru | 2006/11/10 00:14

これはこれは。。東郷婦人・・・

尻尾で助かりました(ホッ
エビの身だったら。。私は私は・・・泣き崩れてしまいます(;´Д`A ```
お箸でも泣いてしまうかも・・・

投稿: ひろ | 2006/11/10 07:55

ぢゃ☆次は 遠慮なく 狙います。

投稿: teru | 2006/11/10 08:16

ヤダ(;´Д`A ```

投稿: ひろ | 2006/11/10 08:20

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