だんだん寒くなると怖いのはぎっくり腰だけではありません
むしろ風邪を引く危険性はぎっくり腰のそれよりみな平等にあるはずです
私が一番イヤなのは、せっかくよくなりかけた人が風邪を引いてしまい
症状が元に戻ることです
「風邪を引かないように気をつけてくださいね」
皆さんにこういうのも、何回も施術して快方に向かっている人でさえ
「元の木阿弥」になってしまうことを何度も経験しているからです
まず風邪を引かないために「手洗い・うがい」は子供のころから
何度も繰り返し言われていることです
私もひとり施術が終わるたびに必ず手洗い・うがいを励行しています
今では習慣になっていますので夏場でもやっています
それと意外に重要なのは部屋の湿度です
室温20℃で湿度50%のときウィルス(インフルエンザウィルス)の生存率が4%程度にまで激減するそうです
20℃ぐらいで湿度が高いとウィルスは死んでしまうわけです
それを知って以来、私もここに湿度計を置いて観察してみると
湿度が50%を切るとのどが痛くなることがわかりました
風邪を引かないために一番大事なのは『免疫力』です
なんといってもこれが弱ければお話になりません
免疫力を維持するためにはなんといっても普段から規則正しい生活をして
十分に睡眠をとることが大切です
疲労をためるとそれだけでも免疫力が落ち風邪を引きやすい身体になります
それでも不幸にして風邪を引いてしまったときは
休むことが一番です
風邪薬を飲んで・・・
これを否定するつもりはありませんが
現在、風邪薬と呼ばれているのは風邪を治す薬ではありません
「風邪の諸症状緩和」と書かれているはずです
要は熱を下げたり、くしゃみ・鼻水を止めるだけのもので
ウィルスを退治する効果はないようです
熱・くしゃみ・鼻水などの風邪の諸症状はウィルスの仕業ではなく
ウィルスを退治したり、身体の外に出そうとする
身体そのものの防衛機能のようなものです
それで結局何が風邪の退治をしてくれるのかというと
これもやはり「免疫力」そのものです
ここから先は私自身の風邪の対処法です
ご注意いただきたいのはある程度体力に自身があり
たぶん免疫力もさほど衰えてはいないだろう私が
風邪に真っ向勝負を挑むときのやりかたです
高齢者や小さいお子様、体力に自身のない方には危険な方法です
まず熱い目のお風呂に入ります
これで身体を温めて食事はできるだけ消化がよくて温まるものを食べます
ああ。。やっぱりこれか・・・┐(~―~;)┌
と思われるでしょうが・・・
あんかけの卵とじうどんに生姜をすりおろしていただきます
えてして風邪を引いているときは胃腸の具合も優れず
負担がかからないものを食べたいですね
より体が温まるようにあんかけと生姜をいれるのがポイントです
それとビタミンCなどの抗酸化物質をサプリメントで飲んだりもします
もちろん寝る前にお酒は欠かしません( ̄^ ̄) エッヘン
それも普通のお酒じゃなく
生姜でつけたホワイトリカーをグイッと飲み干して寝ます
(これははっきり言って不味いです)
もちろんお茶や水などの水分補給も忘れません
これで十分身体が温まったところで十分な睡眠をとるわけですが
これでもか!というほど厚着をしてウンウン唸るほど汗をかいて熱を上げます
夜中に汗びっしょりで目が覚めてしまうのですが
そのまま寝てしまってはかえって身体が冷えてしまいます
きれいに汗を拭いてから下着を着替えてもう一度寝ます
かなりハードな方法ですが
体力に自身のある私だからこそできるのかもしれません
一般的には総合感冒薬などで熱を下げて休まれるのが普通ですが
私の場合無理やり熱を上げて早期決着を目指します
もちろん40℃以上の高熱は脳に影響を与えますので
その辺の加減はしているつもりです
危険ですのでよいこの皆さんはあまり真似しないようにしてくださいね(笑
数日たって風邪が治りかけたときに必要なのはウィルスによって壊された細胞の修復です
もちろんこれも自然に身体の機能がやってくれるわけですが
このとき必要なのが材料です
タンパク質(アミノ酸)を材料として修復を図るのですが
だからといって病み上がりの胃腸に分厚いステーキは受け付けてもらえません
豆腐などの植物性タンパク質でおなかに優しくタンパク質の補給をします
皆さんそれぞれいろんな方法で風邪に対処されていますが
私はこんな方法で長年やっています
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