やればやるほど
この夏も大勢の方にお越しいただきました
自分自身で・・・
いい仕事ができたと思う方
いい結果を残せなかった方
もう少し時間をかけたらなんとかなるだろうという方
いろんなことがありました
整体院に訪れるまでに他所で治療や施術を受けられて
あまりいい結果が出ずにいろいろ探した結果ウチにお越しになる方もいます
もちろん他所の先生方も全力を尽くしての結果だと思います
それに対してどうこういうつもりはありません
ただたまにあるケースですけど
全力を尽くすあまり適切でない処置を施し
かえって症状を悪化させられたのではないか?
こう感じられるときもあります
我々整体師はもちろんのこと医師ですら
人に対してできることは限られています
誰もが万能薬を持ち合わせていることはありません
治療や施術する側が手持ちのカードの中で
何が有効かを判断し、カードを切らないといけません
もし残念にも手持ちに有効なカードがない場合にまで
無理やりカードを切るということは時として危険なこともあります
一番の薬が「時間」だったりすることもあります
「治したい」という情熱はプロとして当然持ち合わせているべきです
でも冷静に判断して
できることはできる、できないことはできない
自分の技量と照らし合わせて考えてみないと
「治す」ためにするはずの治療や施術がかえって
毒にもなりうるということです・・・
ま、ちょっと抽象的なお話ですけど・・・
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コメント
よーく判ります!
医療の相談なんかに携わっていますと
やはり 「結果」だけを追い求めて
そこまでの「経過・時間」を略すこと。
患者さんも医療従事者にもありがち。
「いつまでになおりますか?」
「いつ治りますか?」
「原因はナンですか?」
1+1が2と答えることができれば
これほど 楽チンなことはありませんよね。
患者さんの気持ちはとてもよく理解出来ますが
根本的な治癒治療に 「即効的な結果」は
予測不能なことも 考慮していただきたいと思う次第。。。
投稿: 冬薔薇 | 2006/09/11 09:00
その通りですね
患者さんが性急に結果を求められるのは仕方ないにしても
プロが状況判断できずに即効的な結果を追うのは困りものです
投稿: ひろ | 2006/09/11 10:30
こんばんわ!
手持ちのカードの中で何が有効かを判断し、
カードを切らないといけません。
なるほど、と頷きます。
うちの旦那さん、昨日お友達の家で40インチの
TVを男2人でかかえ、腰がちょっとやばく・・。
数日前から少し悪かったのですが、TVを下ろす時、
きたみたいです。
今日、家について車から降りるのがちょうど窓から
見えて、まあ可愛そうに歩いているのにあまり、
進んでないんですよ。
家の寝てかかるマッサージ器が頼りのようです。
ひろさんが、近くにいらっしゃればねぇ。
投稿: うさうさ | 2006/09/11 23:27
あらま・・・
気をつけてくださいね
毎年9月後半から10月いっぱいまではぎっくり腰が多い季節です
問題はマッサージ器では届かないインナーマッスルにあります
油断大敵です!!
投稿: ひろ | 2006/09/12 07:37