医学用語
昨日は骨盤のお話をしましたが
いろいろ調べているうちに面白いことに出くわしました
「仙骨」という名称なんですが
仙人が住んでいるのでしょうか?
「頭蓋仙骨療法」という特殊な療法があるオステオパシーを学ぶ我々にとっては
まか不思議な部位である仙骨・・・
そこに仙人が住んでいてもなんとなく納得できそうな名称です
でも「仙骨」という名称のスタートはあの有名な杉田玄白だったそうです
学生時代に覚えたのは杉田玄白「解体新書」でしたよね
杉田玄白が「膠(にかわ)で固められた骨」ということで
「膠骨(せんこつ)」と名づけたのが始まりだったようです
それから200年以上たった今「仙骨」と字を変えてその名称を残しているようです
その変遷には私の知らないところで
なにか大人の事情があったに違いありません(笑
解体新書は次のような内容になっています
·巻の一
総論、形態・名称、からだの要素、骨格・関節総論、骨格・関節各論
·巻の二
頭、口、脳・神経、眼、耳、鼻、舌
·巻の三
胸・隔膜、肺、心臓、動脈、静脈、門脈、腹、腸・胃、腸間膜・乳糜管、膵臓
·巻の四
脾臓、肝臓・胆嚢、腎臓・膀胱、生殖器、妊娠、筋肉
ほとんど今の解剖生理学の目次と変わりません
1700年代につけられた名称を今も使っていたんですね
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コメント
>ほとんど今の解剖生理学の目次と変わりません
1700年代につけられた名称を今も使っていたんですね
そうだったんですね。それって、杉田玄白がすごいって
事?慣習で、そのまま使ってきた医学界がすごいのかな(笑)
投稿: みさ♪ | 2006/07/04 10:35
一番好きなネーミングが「神経(かみのみち)」です
これだけセンスあふれる表現ができる杉田玄白ってすごい!!
もちろん全部の用語が杉田玄白によるものではありません
投稿: ひろ | 2006/07/04 10:50
ふむ。髪の経もあったら良かった。。。ごめん冗談です。
ひろさんとこ来たら賢くなります。^^)
投稿: teru | 2006/07/04 16:17
賢くなったかい?(ヨチヨチ
投稿: ひろ | 2006/07/04 16:48
こんばんわ!
仙骨という名称、面白いですね。
仙人が住んでいるのかと思っちゃいます(笑
骨盤って、お産すると、ゆがむって言いますね。
出産後、治してもらうといいんだとかって、随分
後で知ったので・・・。
投稿: うさうさ | 2006/07/04 21:26
出産時に恥骨結合(前下部)が離れて産道を広げます
出産後に元に戻るのですが
そのときにバランスが崩れるひともいるようです
何にもなければそれでいいのですが・・・
時にはそのときの影響で後から腰痛などが出るケースもあります
投稿: ひろ | 2006/07/05 07:52