枝雀
人からよく「学生時代、落研にいたでしょ?」なんていわれます
確かにその雰囲気もあるとは思いますが
落語をやった経験はありません
どういうわけか芸能人に例えられると
決まって「笑福亭○○」とか「桂○○」に似ているといわれてしまいます
イケメンを自称する私にとっては受け入れがたい事実であります
でも落語自体は大好きで
昔はラジオの公開録音などにも出かけました
とりわけ好きだったのが桂枝雀師匠です
笑の源は「緊張と緩和」であるという名言も残されていますが
私は笑いだけではなく
人間の動作、生活において「緊張と緩和」は不可欠なものだと思います
すべての動作は緊張と緩和が絶妙のバランスで行われてこそ成り立ちます
緊張だけでも、緩和だけでもありえないことです
それだけにご自身がバランスを失われて
自ら命を絶たれたことは残念でなりません
さてさて・・・
久しぶりに枝雀師匠の落語を聴いてみたいなと思っていたところ
例によってレンタルCDでこれを見つけました
「寝床」「くやみ」というネタです
「寝床」は昔「枝雀十八番」というレコードを持っていたのですが
今、改めて聴いてみても抱腹絶倒です
滑稽なまでにデフォルメされた表現が
古典落語を生きたものにしています
ウチの前を通りかかって大きな笑い声が聞こえてきたら
枝雀師匠の落語を聴いているものとお察しください。。スビバセンネエ
| 固定リンク
コメント
もう十年以上前の話ですが、枝雀落語にはまっていたとき、通勤中の電車の中で、目を瞑って笑をこらえながら(顔はかなりにやけていたみたい)聞いていたところ、ふと目を開けて見ると変質者でも見るような空気を感じたのは、勘違いでしょうか?・・笑
投稿: げん | 2006/06/05 12:59
わーい CDの話題だー!
って この意味がわかる人。
凄い人ですよね・・・
投稿: 冬薔薇 | 2006/06/05 13:37
げんさん
枝雀師匠の落語を聴きながら通勤とはエエ根性で・・・(笑
客観的に見たら間違いなしに変質者です(キッパリ
家で一人で聴きましょう
冬薔薇さん
汗・・・
明日も多分・・・^_^;
投稿: ひろ | 2006/06/05 14:29
こんばんわ!
笑の源は「緊張と緩和」であるというって、
うなずけますね。
笑う門には・・・ってまんざらでもないと、
私は思うんですよ。
あ~!今日は旦那さんの会社の若い人の家で
飲み会でした。
ほろ酔い加減のうさうさです(笑
投稿: うさうさ | 2006/06/05 22:49
同じものを見るときでも喜怒哀楽のそれぞれのフィルターを通して見ると違って見えると思います
どうせなら楽しみながら見たほうが幸せになるはずです
緊張ばかりでも疲れるし
緩んでばかりではやる気もしません
がんばって、がんばって・・・
そして美味しいお酒でほろ酔い・・・
気持ちよく酔えるというものです(´-`)
投稿: ひろ | 2006/06/06 07:52
枝雀師匠の落語は深夜TVで良く観てました。
CDは聴いた事なかったなぁ~^^)
師匠の顔が楽しくっていつも大笑いしていました。
キリキリとテンションが上がってくる話にこちらの心臓も愉快にトントンリズムをうっていました。
女房役(女形)のシナや声色にノックアウト☆された(笑)
大好きでした。
投稿: teru | 2006/06/07 13:55
枝雀師匠の女形は妙な色気がありました
口をポワンとあけて、視線が宙を浮いていて・・・
セリフの後の長い間・・・
文枝師匠と双璧だったかもしれません
投稿: ひろ | 2006/06/07 15:28